今開催の中京競馬の時計を見てびっくりなのは、とにかく末脚がキレないという事。
古馬の2000㍍以上のレースで上がり３ハロン中に１ハロン11.5を切るラップが出たのは、何と１レースのみ。それもペースが甘くなりやすい最下級クラスでのもの。
明らかに芝の摩擦がキツくキレ味が削がれているかが解る。

ここ２年の傾向は、時計が妙に掛かっている事と、連対馬全てが前走先行していた事。
体力やスピードの持続力とレースに対する気持ちの前向きさが問われているといった感じだ。

人気はエリザベス女王杯組とデニムアンドルビーあたり。
悪くはないがちょっと違う。
どちらかというとスタミナ色が問われていそうな気がするので、持続力重視で攻めてみたい。

◎⑧マイネオーラム
キレ味が殺される馬場になっていた春の中山とでの激走経験や、末脚の持続力が問われたフローラＳで好走している事からも、このレースに物理特性がマッチしているものと思われる。
秋シーズンは紫苑Ｓから使われ、ようやく気持ちが臨戦モードに切り替わった様子。
集中力主導のしぶといタイプで格上げ戦での期待値アップが望めるし、混戦向きなのでハンデ戦も向くはず。裸同然の斤量50㎏も魅力。
ワイド、3連複の軸としてねらってみたい。

○③レーヴデトワール
不良馬場の紫苑Ｓで後の秋華賞勝馬ショウナンパンドラを"力で"ねじ伏せているように、タフな馬場での競馬に強く力量も相当にある。
ハンデ54㎏は『実績からは妥当』だが、実際の力量からしたらかなり見縊られたようか感じで私的にはかなりお得感が強い(笑)。
ちょっと時計掛かるような芝で、ホームストレッチの長いコースでの持続力勝負に強いグレイソヴリン系の血の影響が強く感じられるだけに、ここでの巻き返しに期待してみたい。

▲⑦リメインサイレント
リメインサイレントは持続力のあるホワイトマズル産駒。
エリザベス女王杯の前日に同じコースで行われたレースを先行して凡走。洋芝コースの実績もあり適性は高いと思われる。

△⑥コスモバルバラ
力の要る馬場を非常に特異にしているのが、ロージズインメイ産駒。
ここ３走はさっぱりも、追い切りは首をしっかり使いしなやかで伸びのあるフットワークを披露。変わり身に期待してみる。

△②キャトルフィーユ
同じパワー型を狙うなら、前走で前向きな競馬をしていた馬を上位に取りたい。
基本的に距離短縮はプラスなはず。
フーラブライドは昨年の勝馬であるが、昨年は前走時にしっかりと『先行』していた。

ディアデラマドレは再三言っているように、『軽さ』と『キレ味』と『気の良さ』が取り柄の馬。
かなり今回問われているポイントにズレがあるように思われる。
そろそろ、ここ２戦の疲労の影響が出てもいい頃。軽視という事で。

複勝
⑧
ワイド
⑧流し→③⑦⑥②
３連単
⑧１着流し→③⑦⑥②
12/20 11:03

夏影 予想歴31年 回収率％	予想のベースになっているのは、今井雅宏氏考案の『Ｍの法則』。　総拍手獲得数：1260 過去のベスト予想 　NHKマイルＣ2020 ◎ギルデッドミラー○ラウダシオン 38拍手 19,620円