マイネルミラノ・メイショウカドマツが出走することにより、前週のセントライト記念のような中だるみのスローとはならない可能性が高く、スローになっても後半はタイトな流れになりそうです。
◎マリアライト
このレースの好走ステップ（前走が宝塚記念・札幌記念・その他のＧ１）からはかなり外れて格下になりますが目下の充実ぶりと確実な末脚のこの馬から。
印象深いのが３走前の１０００万の条件特別戦。中山２５００ｍでラスト５Ｆ目からなんと２.０秒もペースアップし、そのままロンスパ戦。中団から捲るように上がっていき４角過ぎてすぐ先頭、そのままパワーで押し切って３馬身差の圧勝。得意パターンに嵌ったのもあるが、この時点でもう力はＯＰ級のものを見せていました。
前々走の１６００万、緑風ステークスではやはり中団から直線追い出したのは良いが一瞬前が塞がれ外からもブロックと不利はありましたがバラけて外に持ち出すとゴール前グンと伸びて１馬身４分の１差勝ち。
前走のマーメイドステークスは前後半差２.５秒のスローではありますが残り４ハロン、11.9-11.5-11.3-11.9を中団から勝ちにいったところを追い込み勢に強襲された格好。１，３，５着が追い込み、４着に番手から粘り切ったウインプリメーラ(次走小倉記念の超ハイペースでも先行馬総崩れの中、番手から3着に残り今が充実期)ということからもタフなレースで奮闘したと評価できます。
また、馬場が湿るのもこれまでの実績から好都合で、先行馬が多いのと相まって好走する条件がそろっています。
ディープ産駒ながら好走傾向は上記の通りで中山に良積があることからも、母父エルコン(マンボ←ミスプロ←ノーザン)の血にターントゥ系のディープの持続力が備わったとみるべきかなと思います。半兄にクリソライトがいるようにダートも走りそうですね。

○ヌーブォレコルト
血統、距離、コース、ペース等不安要素が一番少ないのがいいですね。ただ、先行して良さが出る馬が多数の為、思惑通りのポジションがとれなかった場合、岩田が時々やってしまうチグハグなレースにならないかだけが不安です。でも枠も内目だし極端なパワー勝負、スピード勝負にならない限りは大丈夫かと思います。

▲マイネルフロスト
遠征休み明けで狙いは先のような気もしますが展開的に面白いのとAJC杯の超スローでの好走や福島小回りでのハイへの耐性をみても幅広く対応してくるというのがこの馬のよいところで、ここでも充分通用すると思います。


ロゴタイプは中山得意といえど、どうしてもローエングリンのイメージがあり1800あたりがベストかなというのと、メンバーの半数以上が前の競馬で良積を残しているので、ここでは序盤から脚を使ってしまいそうで、なかなか好走イメージが湧かない為、見送りとします。
09/25 12:22

下彦 予想歴29年 回収率％	総拍手獲得数：1600 過去のベスト予想 　マイラーズＣ2017 ◎イスラボニータ○ヤングマンパワー 36拍手 12,430円