９歳のワンダーアキュートがかしわ記念を制しているように、ダート路線というのは短距離路線と同様に意外に鮮度が問われないのが特徴。

そこで、有力馬３頭それぞれの前走を見てみたい。
ホッコータルマエは休み明けの競馬を人気に答える事が出来なかったように、不完全燃焼の競馬で終えている。
接戦ではなくコンマ６秒差だった事を考えると、勝利を得にいく為に無理をした様子もなく、『ひと叩き』感の強いレースでありストレスや疲労を残した印象は薄い。
コパノリッキーは自分の競馬をしての楽勝で、こちらもステップとしては最高の形。
順当で決まるのであれば、この２頭の競馬と見ている。

古馬のチャンピオン戦初対戦のノンコノユメは、本来鮮度が高く一番狙いにいきたい馬だが、先に述べた通り鮮度が問われ難いのがダート路線。
更に前走はハイレベルな競馬を大外から次元の違う末脚で披露しながらも、『やっとの思いで差し切った』感が強く、心身負荷の高いレースに見えた。
レース間隔は中２週、このレースで残したストレスや疲労の影響が懸念される。
理想はとにかく心身負荷を避ける競馬が理想。出遅れ気味のスタートからの馬群から離しての殿追走だろうが、体力がある実力馬相手に大外からなだれ込む競馬が通用するとは到底思えない。
まかり間違えて馬ゴミに入れようものなら、揉まれた時点でストレスの影響が出る。苦痛を感じて競馬を投げ出すはずだ。
馬券で切るならこの馬だろう。

注目は外国馬のガンピット。
中１週のレース間隔も、格下馬相手の楽勝なレースで心身負荷の低いレース内容。
リズムが良い上に、海外参戦馬としての新鮮味を持っている。
あっと言わせる場面を期待したい。

ダノンリバティは前走の凡走でストレスが抜け、今回は激走が可能な状態。
こちらは初のチャンピオン戦で鮮度も高い。
馬体が絞れているようなら要警戒だ。
競馬ナンデのルール上、『△』扱いになっているが、勝ち負けが十分あり得る馬と捉えて欲しい。

『８－13』の馬券ををしっかり押さえつつ、ガンピットやダノンリバティから攻めてみると面白そうだ。
12/06 03:32

夏影 予想歴32年 回収率％	予想のベースになっているのは、今井雅宏氏考案の『Ｍの法則』。　総拍手獲得数：1260 過去のベスト予想 　NHKマイルＣ2020 ◎ギルデッドミラー○ラウダシオン 38拍手 19,620円