アエロリット（１着）
速いっちゃあ速いペースなんだけど、馬なりではあるしこの先バックストレッチの長いコースでは最序盤はこれくらいのラップにはなるのでこの戦略も悪くはないかな。秋の路線ははっきり見ていないけど、秋華賞を見据えた中では他のライバルに競り合うリスクを見せたのは収穫だと思う。

トーセンビクトリー（２着）
アエロリットを除くと実質的にはスローロンスパにはなるし、その中で本命推した身としては理想的な競馬。折り合いもすんなりついたしヤマカツグレースの後ろで完璧に立ち回ったかな。この競馬なら他の馬には劣らないと思っていたので言うこと無し。福永に求めていた競馬はしっかりしてくれた。

クインズミラーグロ（３着）
まあこの馬をイマイチ推しきれない理由が出たかな。今回もやっぱりという出負け。ただ、そこからリカバーしてハツガツオの前・トーセンビクトリーの背後についたのは藤岡康太の好判断。外から勝ちに行ける脚の長さはないし、４コーナーでも動かずインでしっかり我慢できた。ただ出負けがなければ確実に２着はという競馬だしこの辺がもどかしい。

クロコスミア（４着）
これ以降は特にという内容かな。ロンスパ気味で苦しいはずのこの馬が踏ん張れているし、高速馬場に助けられた感じ。

アドマイヤリード（６着）
これは隊列の妙かな。仮にアエロリットが引き付けて馬群が凝縮すれば違ったんだけど、あそこまで人気馬が離し逃げしている以上馬群全体でのロンスパにはなる。ルメールは我慢してはいるけどそれでも追走で脚は小出しに使っているし、その上でコーナーの再加速地点で大外ではこうなる。脚は切れるけど、本質的に長く脚は使えないしこういう展開ではまだ一流の馬ではないという事。

マキシマムドパリ（７着）
まあ前走が嵌りすぎたという事。本質的に高速馬場でスローバランスになると強くない馬だし、その上で今日は促しても行けないのがすべて。阪神２０００ｍの坂地点スタートとは違って平坦区間でのスタートだし、行きたいところで外の２頭が速かったので馬が怯んだ感じ。クリンチャーの時もそうだけど、まず行ける前提をしている時点で予想負けしていると思う。騎乗ミスではないわな。

他、穴のハツガツオ（８着）は理想通りのインベタだったしこれで差し込めないのでこのクラスだと距離不足という結論かな。ヤマカツグレース（９着）もやはりもう少しペース上げて使う脚を限定的にしないとというとこ。これはパールコード（１０着）も同様。シャルール（１３着）はもう出来の問題かな。不利を受ける前に動ける脚はなかったので。

07/30 17:20　回顧アクセス：2805