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★傾向分析★
2014年 タイム 2’01”4 (良) 1FAve=12.14 3FAve=36.42
テン35.6-中盤49.4(3F換算37.05)-上がり36.4 『前傾・中弛み』
1着トゥザワールド・・・キングカメハメハ×サンデーサイレンス=キングマンボ×サンデーサイレンス 〔9-f〕 6-4
2着ワンアンドオンリー・・・ハーツクライ×タイキシャトル=サンデーサイレンス×ヘイロー 〔A4〕 8-8
3着アデイインザライフ・・・ディープインパクト×サクラバクシンオー=ディープインパクト×プリンスリーギフト 〔9-e〕 6-4
2015年 タイム 2’01”8 (稍重) 1FAve=12.18 3FAve=36.54
テン36.2-中盤49.2(3F換算36.90)-上がり36.4 『一貫』
1着サトノクラウン・・・Marju×Rossini=ノーザンダンサー×ミスプロ 〔20-c〕 5-4
2着ブライトエンブレム・・・ネオユニヴァース×ウォーエンブレム=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔3-c〕 10-10
3着タガノエスプレッソ・・・ブラックタイド×キングカメハメハ=サンデーサイレンス×キングマンボ 〔9-f〕 7-8
2016年 タイム 1’59”9 (良) 1FAve=11.99 3FAve=35.97
テン34.3-中盤50.5(3F換算37.88)-上がり35.1 『前傾・中弛み』
1着マカヒキ・・・ディープインパクト×フレンチデピュティ=ディープインパクト×ヴァイスリージェント 〔1-m〕 9-8
2着リオンディーズ・・・キングカメハメハ×スペシャルウィーク=キングマンボ×サンデーサイレンス 〔16-a〕 4-2
3着エアスピネル・・・キングカメハメハ×サンデーサイレンス=キングマンボ×サンデーサイレンス 〔4-r〕 5-4
2017年 タイム 2’03”2 (良) 1FAve=12.32 3FAve=36.96
テン36.6-中盤51.6(3F換算38.70)-上がり35.0 『加速・中弛み』
1着カデナ・・・ディープインパクト×フレンチデピュティ=ディープインパクト×ヴァイスリージェント 〔16-h〕 7-5
2着マイスタイル・・・ハーツクライ×フォーティナイナー=サンデーサイレンス×フォーティナイナー 〔22-d〕 1-1
3着タンビュライト・・・ルーラーシップ×サンデーサイレンス=キングマンボ×サンデーサイレンス 〔16-a〕 5-5
2018年 タイム 2’01”0 (良) 1FAve=12.10 3FAve=36.30
テン36.0-中盤50.7(3F換算38.03)-上がり34.3 『加速・中弛み』
1着ダノンプレミアム・・・ディープインパクト×Intikhab=ディープインパクト×ロベルト 〔1-s〕 2-2
2着ワグネリアン・・・ディープインパクト×キングカメハメハ=ディープインパクト×キングマンボ 〔4-r〕 5-4
3着ジャンダルム・・・Kitten's Joy×Sunday Silence=サドラーズウェルズ×サンデーサイレンス 〔22-d〕 3-3
流れは、過去5年のうち4年で共通している中盤が弛む『中弛み』が流れの基本。
『中弛み』・・・逃げ◎ 先行△ 差し× 追込○
しかし好走馬の位置取りを考えると先行・差しが多いことがわかる。逃げ・追込は厳しい傾向。
テン→上がりで速くなる『加速』の流れの時には、(ラップ差が大きければ大きいほど)先行した馬が好走。
テン→上がりと遅くなる『前傾』の流れの時には、差しが決まる。
オプションとしての流れ(『加速』か『前傾』)で、好走できる位置取りがあると考える。
血統の傾向は、サンデーサイレンス系のための重賞という感じです。特に大系統ターントゥ系×大系統ノーザンダンサー系が好走馬が多い。近年は、ディープインパクト産駒が好走が多いです。
ロベルト系やグレイソヴリン系など、欧州スタミナ型血統もポイントになっているようで、この時期の中山芝コースがスタミナも問われるということだと思います。
牝系の傾向は、No.〔1〕〔4〕〔9〕の牝系が複数好走馬を輩出しています。
No.〔1〕や〔9〕の牝系は、仕上がりの早い完成度の高さが活きるものと思います。
No.〔4〕の牝系は、スタミナの要素が問われる中山芝コースの馬場に合い、この時期成長がほかの牝系に追いつくことが好走要因なのでは?と考えます。
また好走している馬はすでにオープンや重賞実績のある馬がほとんど。特に1着馬になる馬は前走で1着の馬が多い(=00年以降例外は02年のバランスオブゲーム、11年サダムパテック、12年コスモオオゾラ:ただし朝日杯4着や重賞勝ちの実績はあり、重賞でもある程度好走していた馬でないと厳しいということか?)。勢いと実績のレースということと考えます。
ステップの傾向は、前走朝日杯FS好走馬はここでもよく好走する(=03年1着エイシンチャンプ、04年2着メイショウボーラー、05年3着マイネルレコルト、07年3着ドリームジャーニー、10年2着エイシンアポロン、13年3着コディーノ、16年2着リオンディーズ、16年3着エアスピネル、18年1着ダノンプレミアムなど)。これは皐月賞は厳しい流れになりやすいが、弥生賞は中盤弛むためマイラーでも好走できるということ。特にマイラーの先行馬が好走多いように感じます。
また同コース・同距離の重賞の京成杯好走馬も好走しやすいように思います(=01年ボーンキング、02年ローマンエンパイア、05年2着アドマイヤジャパン、08年1着マイネルチャールズ、11年3着デボネア、14年3着アデイインザライフなど)。14年より、ホープフルSが中山芝2000m重賞として格上げされているので、ホープフルS好走馬も期待できるのでは?と考える。18年3着ジャンダルムが好走。
また内枠の馬の好走が多い傾向。外枠は先行できる馬の方が良いですが、やや割引は必要かも。
★予想★
弥生賞のポイントは、
①『中弛み』が基本の流れ。4コーナー5番手以内に好走馬が多い。
②内枠の先行馬の好走が多い。
③サンデーサイレンス系が中心。欧州型スタミナ血統の要素があると好走しやすい。
④ダート型の持続適性に優れた血統にも注意が必要。
⑤オープンや重賞好走実績のある馬か、近走好調な馬。重賞好走実績は要注目。
⑥京成杯上位好走馬は好走が多い。
⑦札幌2歳S好走馬にも注目。
⑧No.〔4〕〔9〕の牝系の好走が多い。
◎ニシノデイジー・・・ハービンジャー×アグネスタキオン=ダンチヒ×サンデーサイレンス 〔2-s〕
前走ホープフルS3着(=中山芝2000m:0.2秒差)。中山芝コースは(0-0-1-0)、芝2000m戦は(0-0-1-0)。
ハービンジャー産駒はダンチヒ系で、得意コースに特徴が出ていて、洋芝の札幌芝1800m、内回り急坂の中山芝2000mや阪神芝2000mと、欧州血統らしく切れ味勝負になりにくい舞台が並ぶ。上がり33〜34秒台の鋭い脚を使う馬も珍しくないため、凡庸な欧州ジリ脚血統とは違う様子。スローの新馬をあっさり勝ち上がった後、格上げ戦のペースアップや距離短縮に適応出来ず、不発に終わる馬も多数。1番人気では、芝1800m以上なら抜群に安定するが、1600m以下なら危ない。前半ゆっくりなら大丈夫、前半速いと危ないという言い方も可能。距離延長は歓迎で、多分ベストはスローの長距離。母父アグネスタキオンは、スピード型サンデーサイレンス系で、前走0.5秒差以内で5着以内だと好走しやすい特性を持ち、サンデーサイレンスの瞬発力を最も活かしやすい。基本的に人気馬や好調馬を素直に評価すべき順張り血統。高速馬場や瞬発力が得意で、スタミナ豊富とは言えないが芝2200mや2500mの重賞成績も悪くなく、華やかで完成の高いクラシック型。
No.〔2〕の牝系は、2歳戦から走れる仕上がりの早さとクラシックでも好走する成長能力を有した牝系。古馬での成長力も豊富。直線の長いコースでの末脚勝負に強い。分枝記号sは、立ち回りが上手く、スローの上がり勝負で強い。上級クラスでは展開利が必要。
○ラストドラフト・・・ノヴェリスト×ディープインパクト=スターリング×ディープインパクト 〔9-f〕
前走京成杯1着(=中山芝2000m)。中山芝コースは(1-0-0-0)、芝2000m戦は(1-0-0-0)。
ノヴェリスト産駒はスターリング系で、質実剛健、頑固一徹、重厚長大といったドイツ血統。仕上がりは意外に早く、2歳時からも短距離、マイルで好走しているが、3歳になって中距離で好走する馬が増えてきていて、中距離や2400mに強い産駒や成長力に富むドイツ血統の特性が出てきている。底力とスタミナを持って消耗戦に強い一方、キレキレの脚も使えるのがドイツ血統の凄さ。現状ではマイルが最多勝ち距離で、特に中山芝1600mとの相性が良い。大敗からの大駆けや人気薄での勝利が少ない反面、芝1番人気時の信頼性は高い。生真面目さも特徴。母父ディープインパクトはディープインパクト系で、広いコースで加速をつけながら全開になる末脚が武器で、スローで脚を溜めてキレキレの瞬発力を繰り出す。一瞬でトップスピードに乗れるタイプと点火に時間がかかるタイプがいて、前者は馬体重が軽い馬、後者は馬体重の重い馬が多い。それから母系がスピード型だと一瞬の反応が速く、母系がスタミナ型だとトップスピードに乗るまで時間を要する。また道中が速いペースだと脚をなし崩しに使わされて末脚が鈍るので、距離短縮の速い流れの時には過信禁物。逆に距離延長で緩い流れとなるときには狙い目。スローでしか好走歴のない馬の距離短縮時は、疑って掛かる方が良い。ゆったりローテーションに強く、間隔が詰まるのも良くない。
No.〔9〕の牝系は、早い時期から好走できるが本格化前までは詰め甘なところがある牝系。小回りコースは鬼門で、広いコース変わりはプラス要因。3歳秋以降は本格化が始まり、堅実に走るタイプとなるが、人気よりもやや人気が落ちて伏兵の立場のときの方が好走しやすい特性もある。分枝記号fは、休養明けは苦にしない反面、叩いて一変が少ないタイプ。前走好走だと調子は維持と考えて好走が期待できる。また不器用だが、決め手鋭く瞬発力勝負に強い特性がある。
▲カントル・・・ディープインパクト×キングカメハメハ=ディープインパクト×キングマンボ 〔4-r〕
前走500万条件戦セントポーリア賞1着(=東京芝1800m)。中山芝コースは初で、芝2000m戦は(1-1-0-0)。
ディープインパクト産駒はサンデーサイレンス系で、広いコースで加速をつけながら全開になる末脚が武器で、スローで脚を溜めてキレキレの瞬発力を繰り出す。一瞬でトップスピードに乗れるタイプと点火に時間がかかるタイプがいて、前者は馬体重が軽い馬、後者は馬体重の重い馬が多い。それから母系がスピード型だと一瞬の反応が速く、母系がスタミナ型だとトップスピードに乗るまで時間を要する。また道中が速いペースだと脚をなし崩しに使わされて末脚が鈍るので、距離短縮の速い流れの時には過信禁物。逆に距離延長で緩い流れとなるときには狙い目。スローでしか好走歴のない馬の距離短縮時は、疑って掛かる方が良い。ゆったりローテーションに強く、間隔が詰まるのも良くない。母父キングカメハメハはキングマンボ系で、格の高いレースで究極のスピード競馬(=レコード決着)になるほど凄味をきかす血統。厳しい展開ほど持ち前の底力が活き、2歳から走れる完成度の高さと成長力がある。軽い先行力、瞬発力勝負の切れ味、指示通りに動く反応の速さが武器で、芝1600m・2000m・2400mと根幹距離の重賞で特に強く、人気馬なら堅実。本格化前は詰め甘な点があることには注意が必要だが、ダービーの時期からは実が入り、成長力も豊富。距離延長を不安視されることも多いが、折り合いさえつけば距離はこなし、むしろ1400mや1600mなどの忙しい流れで末脚を溜められなかった時に不発が目立つ。中長距離型が安定しているのは、スローの良馬場で、ハイペースや力のいる馬場は凡走もある。マイラー型は高速馬場の内枠を活かしての先行粘り込みが得意。また馬場悪化時にも好走が多く、これはキングマンボ系特有の道悪の上手さに起因するものと考える。
No.〔4〕の牝系は、2歳時にも好走可能だが、3歳春から力をつけてクラシックでも好走することの多い牝系。成長能力に優れ、スタミナも豊富。2歳時はもともとの素質で走る感じだが、3歳春シーズンになると実が入り始める。分枝記号rは、あらゆる条件を平均的にこなすタイプ。様々な経験が活きやすいタイプでもある。
△サトノラディウス・・・ディープインパクト×Danehill Dancer=ディープインパクト×ダンチヒ 〔7-f〕
前走500万条件戦梅花賞1着(=京都芝2400m)。中山芝コースは(0-0-1-0)、芝2000m戦は(1-0-1-0)。
ディープインパクト産駒はサンデーサイレンス系で、広いコースで加速をつけながら全開になる末脚が武器で、スローで脚を溜めてキレキレの瞬発力を繰り出す。一瞬でトップスピードに乗れるタイプと点火に時間がかかるタイプがいて、前者は馬体重が軽い馬、後者は馬体重の重い馬が多い。それから母系がスピード型だと一瞬の反応が速く、母系がスタミナ型だとトップスピードに乗るまで時間を要する。また道中が速いペースだと脚をなし崩しに使わされて末脚が鈍るので、距離短縮の速い流れの時には過信禁物。逆に距離延長で緩い流れとなるときには狙い目。スローでしか好走歴のない馬の距離短縮時は、疑って掛かる方が良い。ゆったりローテーションに強く、間隔が詰まるのも良くない。母父Danehill Dancerはダンチヒ系で、マイルを中心に幅広い距離をこなし、底力も十分に備えている。勢いに乗ると、ポン、ポンと勝つところはディンヒル産駒と似る。仕上がり早く2歳から走り、その勢いのままクラシックへ突入する。他馬はほっといて自分の競馬に徹してこそ結果が出る。
No.〔7〕の牝系は、牡馬と互角に戦う牝馬が多く、京都コースや阪神コースでの好走が多い牝系。また距離変更ショックや位置取りショックなどのショックが良く効く特性があり、間隔を詰めた時にも良く好走する。分枝記号fは、休養明けは苦にしない反面、叩いて一変が少ないタイプ。前走好走だと調子は維持と考えて好走が期待できる。また不器用だが、決め手鋭く瞬発力勝負に強い特性がある。 03/03 13:35
軍神マルス
予想歴21年 回収率137% | 過去のレースからラップ・血統・ステップなどの傾向を考えて、好走しそうな馬を狙い撃つ!! 総拍手獲得数:3788 | |
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