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★傾向分析★
2014年 タイム 1’59”6 (良) 1FAve=11.96 3FAve=35.88
テン36.6-中盤48.7(3F換算36.53)-上がり35.3 『加速・中弛み』
1着イスラボニータ・・・フジキセキ×Cozzene=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔4-n〕 7-4
2着トゥザワールド・・・キングカメハメハ×サンデーサイレンス=キングマンボ×サンデーサイレンス 〔9-f〕 3-3
3着ウインフルブルーム・・・スペシャルウィーク×サクラユタカオー=サンデーサイレンス×プリンスリーギフト 〔12-f〕 1-1
2015年 タイム 1’58”2 (良) 1FAve=11.82 3FAve=35.46
テン35.2-中盤48.3(3F換算36.23)-上がり34.7 『加速・中弛み』
1着ドゥラメンテ・・・キングカメハメハ×サンデーサイレンス=キングマンボ×サンデーサイレンス 〔8-f〕 11-7
2着リアルステイール・・・ディープインパクト×Storm Cat=ディープインパクト×ストームバード 〔20〕 5-3
3着キタサンブラック・・・ブラックタイド×サクラバクシンオー=サンデーサイレンス×プリンスリーギフト 〔9-g〕 2-2
2016年 タイム 1’57”9 (良) 1FAve=11.79 3FAve=35.37
テン34.2-中盤48.1(3F換算36.08)-上がり35.6 『前傾・中弛み』
1着ディーマジェスティ・・・ディープインパクト×ブライアンズタイム=ディープインパクト×ロベルト 〔4-n〕 12-10
2着マカヒキ・・・ディープインパクト×フレンチデピュティ=ディープインパクト×ヴァイスリージェント 〔1-m〕 15-13
3着サトノダイヤモンド・・・ディープインパクト×Orpen=ディープインパクト×ダンチヒ 〔不明〕 9-5
2017年 タイム 1’57”8 (良) 1FAve=11.78 3FAve=35.34
テン35.1-中盤48.2(3F換算36.15)-上がり34.5 『加速・中弛み』
1着アルアイン・・・ディープインパクト×Essence of Dubai=ディープインパクト×エーピーインディ 〔2-s〕 5-5
2着ペルシアンナイト・・・ハービンジャー×サンデーサイレンス=ダンチヒ×サンデーサイレンス 〔9-h〕5-5
3着ダンビュライト・・・ルーラーシップ×サンデーサイレンス=キングマンボ×サンデーサイレンス 〔16-a〕 5-3
タイム 2’00”8 (稍重) 1FAve=12.08 3FAve=36.24
テン35.5-中盤48.0(3F換算36.00)-上がり37.3 『前傾』
1着エポカドーロ・・・オルフェーヴル×フォーティナイナー=サンデーサイレンス×フォーティナイナー 〔1-l〕 4-4
2着サンリヴァル・・・ルーラーシップ×アグネスタキオン=キングマンボ×サンデーサイレンス 〔1-b〕 5-5
3着ジェネラーレウーノ・・・スクリーンヒーロー×ロックオブジブラルタル=ロベルト×ダンチヒ 〔2-f〕 2-2
流れは、14年・15年・17年は『加速・中弛み』、16年は『前傾・中弛み』、18年は『前傾』。『中弛み』の複合ラップにはなりやすいが、基本は『一貫』や『前傾』といった厳しい流れが中山芝2000mの基本と考えます。
好走馬の位置取りは、4コーナー10番手前後の差し馬の好走が多いが、厳しいペースでも前で展開する逃げ馬の好走もありうる点にも要注意。
また2分を切るかどうかで好走馬がガラッと変わる皐月賞。1’58秒台だとマイラーが好走し、1’59秒台前半ならサンデーサイレンス系が好走。2’00秒以降になると欧州型スタミナ血統(=ノーザンダンサー系・ロベルト系)向きの傾向。
1’58秒台でマイラーが好走するのは、スピード勝負でそのまま押し切れてしまう流れになりやすいため。この流れの時には、ダートで好走歴のあった馬やミスプロ系が活きる流れとなる。この場合は逃げ・先行がよく好走する。
1’59秒台なら、中盤が弛み上がりの速さを競うレースになりやすく、サンデーサイレンス系が得意のレース質になる。先行・差しが活きる流れとなる。
2’00秒以降ならばスタミナの持続性能が問われ、距離適性が延びると好走しそうなスタミナ型のノーザンダンサー系(特にオペラハウス)やロベルト系向きとなる。
ただ基本はサンデーサイレンス系のためのGⅠという様相が強く、やや欧州型の要素(=特に凱旋門賞血統)を含んでいる馬が一番適性に嵌るように思います。
サンデーサイレンス系は、ディープインパクト、ステイゴールド、ネオユニヴァース、マンハッタンカフェ、スペシャルウィーク、アグネスタキオンなどスタミナ型サンデーサイレンス系の好走が多く、やはりスタミナ型寄りの適性は必要と思います。
その上で、欧州スタミナ型血統との配合馬ならなお良く、メジロマックイーン、ラムタラ、Sadler’s Wells、トニービン、ダンシングブレーヴなど凱旋門賞で好走している血統がポイントになっていると思われます。
牝系の傾向は、No.〔1〕〔3〕〔4〕〔8〕〔16〕の牝系の好走が多い。
成長力の充実度とスタミナの要る流れになりやすいコースということが好走に結びつくのでは?と考える。
また分枝記号は、l記号が特注。l記号は、クラシックで好走が多くトップクラスの能力を秘めている馬が多い。
ステップの傾向は、トライアル好走馬(=弥生賞、スプリングS、若葉S)が好走しやすい傾向で、特に1着馬に関しては近5年で全て前走重賞1着馬。勢いは重要と考える。
また好走馬の多くが、これまでに2歳重賞や3歳重賞でも好走していた馬がほとんど。その上でトライアル好走馬を中心に考えるべし。
★予想★
①基本的には『前傾』や『一貫』の厳しい流れになりやすく、差し馬の好走も多い。
②1’58秒台より前ならマイラーが好走、1’59秒台ならサンデーサイレンス系、2”00以降なら欧州スタミナ型血統向き。ただし基本はサンデーサイレンス系。
③No.〔1〕〔3〕〔4〕〔8〕〔16〕の牝系の好走が多い。
④前走4コーナー3番手前後の馬の好走も多い。
⑤基本的には、前走ステップレース(=共同通信杯or弥生賞orスプリングSor若葉賞)好走馬。これまでの2歳・3歳重賞好走歴があるとなおよい。
⑥前2走続けて4着以下の馬は好走しにくく、勢いと実績がポイント。
⑦中山芝コース実績が良い馬に注目。
⑧阪神芝2000m好走実績もポイント。
⑨1着馬は、前走重賞1着馬(=弥生賞、スプリングS、共同通信杯など)が多い。軸にすべき馬を熟考すること。
⑩共同通信杯好走からのステップ馬は、上がり2位以内での好走馬が好走しやすい。
⑪外枠の馬の好走が多い。
◎アドマイヤマーズ・・・ダイワメジャー×Medicean=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔4-l〕
前走共同通信杯2着(=東京芝1800m:0.2秒差)。中山芝コースは初で、芝2000m戦も初。
ダイワメジャー産駒はサンデーサイレンス系で、力強いスピードを持ち、芝1600~2000mを得意とするマイラーや中距離型。フジキセキに近いイメージで、自身がダートを圧勝した実績もあるのでダートの得意な馬力型のタイプと、芝で鋭く斬れる脚を使うタイプと存在するはず。ダイワメジャー自身が中山芝コースで好走が多かったように、また古馬で本格化するまでは直線の長い東京芝コースや京都芝コースなどで最後につかまるレースが多かったことからも、キレよりもスピードの持続性能を活かしたレースに向くと考えますが、完成度は高い。本格化すると鋭く斬れる脚も使えるようになり(=父母父ノーザンテーストの成長能力で引き出される感じと思います)、現在本馬はその本格化モードで、鋭い差し脚も使える。また直線の短い中山・阪神芝コースでは1着も多いが、東京・京都芝コースになると勝ちきれずに2・3着になることが多い。母父Mediceanはミスプロ系で、芝・ダート兼用のマイル〜中距離血統。内で我慢して、直線ちょい差し、そんな競馬が合う。
No.〔4〕の牝系は、2歳時にも好走可能だが、3歳春から力をつけてクラシックでも好走することの多い牝系。成長能力に優れ、スタミナも豊富。2歳時はもともとの素質で走る感じだが、3歳春シーズンになると実が入り始め、秋シーズン以降は成長力も豊富で本格化する。分枝記号lは、クラシックで特注の記号で、能力が高くトップクラスのポテンシャルを秘めていて、成長力も豊富。
○ダノンキングリー・・・ディープインパクト×Storm Cat=ディープインパクト×ストームバード 〔9〕
前走共同通信杯1着(=東京芝1800m)。中山芝コースは(1-0-0-0)、芝2000m戦は初。
ディープインパクト産駒はサンデーサイレンス系で、広いコースで加速をつけながら全開になる末脚が武器で、スローで脚を溜めてキレキレの瞬発力を繰り出す。一瞬でトップスピードに乗れるタイプと点火に時間がかかるタイプがいて、前者は馬体重が軽い馬、後者は馬体重の重い馬が多い。それから母系がスピード型だと一瞬の反応が速く、母系がスタミナ型だとトップスピードに乗るまで時間を要する。また道中が速いペースだと脚をなし崩しに使わされて末脚が鈍るので、距離短縮の速い流れの時には過信禁物。逆に距離延長で緩い流れとなるときには狙い目。スローでしか好走歴のない馬の距離短縮時は、疑って掛かる方が良い。ゆったりローテーションに強く、間隔が詰まるのも良くない。母父Storm Catはストームバード系で、斬れよりも全体のスピードに優れ、ハイペースに強いが、揉まれる競馬は苦手。大一番よりも前哨戦が向くタイプ。またストームバード系の特性として、勝負強さや底力には欠ける点と勢いがなくなるとスランプに陥る点には注意が必要。
No.〔9〕の牝系は、早い時期から好走できるが本格化前までは詰め甘なところがある牝系。小回りコースは鬼門だが、広いコースは好走が多い。人気よりもやや人気が落ちて伏兵の立場のときの方が好走しやすい特性もある。分枝記号なしは、産駒ごとに得手不得手ははっきりしているものの、平均的に能力を発揮し、やや晩成傾向。
▲サートゥルナーリア・・・ロードカナロア×スペシャルウィーク=キングマンボ×サンデーサイレンス 〔16-a〕
前走ホープフルS1着(=中山芝2000m)。中山芝コースは(1-0-0-0)、芝2000m戦は(1-0-0-0)。
ロードカナロア産駒はキングマンボ系で、スピードと仕上がりの早さを有している。意外と短距離では勝ち馬は出ず、芝1600mで好調。ストームキャット系も内包しているため、高速タイムやハイペースも苦にしない。ダイワメジャー産駒のように、スピード持続型とスロー瞬発型の見分けが馬券のカギを握りそうで、得意とするペース、得意とする上がりを個々の馬で見つけたい。ダートも走り、脚抜きのいい馬場はプラス。母父スペシャルウィークはスタミナ型サンデーサイレンス系で、長い末脚を使い、嵌った時の強さは破壊力十分で、カミソリというよりはナタの切れ味。その分、小回りコースでの取りこぼしやスピード競馬での不安定さがある。一方で2歳戦に強い早熟性も有するが、古馬での成長力は豊富。
No.〔16〕の牝系は、早い時期から走るのだが3歳春以降に成長を始め、距離が延びて本領発揮が多いステイヤー特性を持つ牝系。叩き良化型も多い。分枝記号aは、気性的に素直なタイプが多く、また父親よりもスケールが小さくなる傾向。
△サトノルークス・・・ディープインパクト×Sadler's Wells=ディープインパクト×サドラーズウェルズ 〔9-b〕
前走すみれS1着(=阪神芝2200m)。中山芝コースは初で、芝2000m戦も初。
ディープインパクト産駒はサンデーサイレンス系で、広いコースで加速をつけながら全開になる末脚が武器で、スローで脚を溜めてキレキレの瞬発力を繰り出す。一瞬でトップスピードに乗れるタイプと点火に時間がかかるタイプがいて、前者は馬体重が軽い馬、後者は馬体重の重い馬が多い。それから母系がスピード型だと一瞬の反応が速く、母系がスタミナ型だとトップスピードに乗るまで時間を要する。また道中が速いペースだと脚をなし崩しに使わされて末脚が鈍るので、距離短縮の速い流れの時には過信禁物。逆に距離延長で緩い流れとなるときには狙い目。スローでしか好走歴のない馬の距離短縮時は、疑って掛かる方が良い。ゆったりローテーションに強く、間隔が詰まるのも良くない。母父Sadler's Wellsは、成長力豊かで底力がある。力の要る馬場や厳しい展開でこその血統で、大レースでの強さ、底力に優れ、消耗戦は望むところ。
No.〔9〕の牝系は、早い時期から好走できるが本格化前までは詰め甘なところがある牝系。小回りコースは鬼門だが、広いコースは好走が多い。人気よりもやや人気が落ちて伏兵の立場のときの方が好走しやすい特性もある。分枝記号bは、鮮度と勢いが好走に重要なポイント。重賞初挑戦など鮮度の高い時は好走率高し。決め手には欠けるが自在性があり、格上げ戦に強い。 04/14 09:23
軍神マルス
予想歴21年 回収率137% | 過去のレースからラップ・血統・ステップなどの傾向を考えて、好走しそうな馬を狙い撃つ!! 総拍手獲得数:3788 | |
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