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アルゼンチン共和国杯はコース形状などから前半スローからのミドルスパートになりやすく、中団から前に付けた欧州指向の末脚上位馬の期待値がやや高い重賞。(土曜現在の予想)
◎ ユーキャンスマイル
○ ゴールドギア
▲↑ トーセンカンビーナ
△ サンアップルトン
馬連:◎○▲△
▲↑ 3-6 トーセンカンビーナ(55.0kg・前走比-2.0kg/やや小柄)
短評:(アルゼンチン共和国杯2020 予想)
末脚のバランスに優れる中長距離馬?(ディープ×欧州型ミスプロ系)
ここで狙いたい理由は、久しぶりの距離延長+やや軽斤量への斤量減。
条件戦での2連勝目も、阪神大賞典(55.0kg)での好走も前走からの距離延長でのもの。母:Cambina [愛]が距離延長でG1を優勝したように、トーセンカンビーナも距離延長でパフォーマンスを上げています。一方、天皇賞(春)以降の近2走はいずれも距離短縮かつ57.0kg以上の斤量+道悪馬場での苦戦。その三重苦から開放される今回(=距離延長+2.0kgの斤量減+良馬場替わり))はパフォーマンスを一変させる可能性があるのでは。
適性チェック:(やや晩成? プラス修正に注意。 最終更新:20'オクトーバーS 57.0kg)
(誤差注)ツナギはやや長い、やや細い?角度普通。標準飛節? 軽めの芝の中長距離向き、血統はマイル~中距離向き(?)で、軽めの芝の中長距離◎? 荒れ馬場・道悪▲-? 先行力:G+? 底力(=ハイペース耐性):E-? キレ:E-(甘め)? 持続力:E(甘め)? 総合力:E(甘め)?相当 斤量少注(やや小柄)
母:Cambina [愛]
東京競馬場 : 開催5/8週目(=A6+B6+C5日)、Bコース使用2/3週目。火小雨
少し前・内有利~内外フラットで、時計レベルは土曜:標準↑? 好走している血統は(土曜12Rまで、計6レース)、SS系(パワー・スタミナタイプ多い)×8、Mr. Prospector系×6、Hail to Reason系(非SS系。Roberto系など)×3、Northern Dancer系×1で、推測される芝質は「標準~重めの芝(前週比:変わらず)」
5週目・土曜現在の東京芝をまとめると、「少し前・内有利~内外フラットの標準~重めの芝で、時計レベルは土曜:標準↑?」
明日にかけての天気は、土曜夜に小雨も日曜の昼は晴れる予報。土曜に近い馬場状態が続きそうで、先週までより早くなった時計レベル≒トップスピードの重要度アップに注意したいです。
ルーラーシップ産駒が不在も、近い血統構成を持つ馬が2頭出走。
土曜はトップスピードも重要な馬場。Sadler's WellsやRobertoなど長距離やダート向きの重厚な血はマイナス?
---------- 以下、金曜現在の予想 ----------
アルゼンチン共和国杯はコース形状などから前半スローからのミドルスパートになりやすく、中団から前に付けた欧州指向の末脚上位馬の期待値がやや高い重賞。(金曜現在の予想)
◎ ユーキャンスマイル
○ ゴールドギア
▲ サンアップルトン
ワイド・馬連:◎○▲
▲ サンアップルトン(55.0kg)
短評:(オールカマー2020 予想)
やや持続力優位の末脚に優れる中距離~中長距離馬(SS系パワー型×欧州型)?
ここで評価したい理由は、中距離に向きそうな末脚。
芝2500m前後では緩急の大きい展開でパフォーマンスが高く、中距離向きのギアチェンジとやや持続力優位の末脚を両立する競馬が合う可能性があります。ただ、走りが軽いことは起伏の激しい中山ではマイナス要素で、さらに、中野 栄治厩舎は短距離指向が強い(代表馬:トロットスター、カイザーメランジェ、ノットフォーマルなど)ことも不安要素。夏を越しての成長が想定以上なら...という条件付きでマークしたいです。
適性チェック:(成長に注意。 最終更新:20'オールカマー 55.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(前脚やや長い、後脚長い)、太さ普通、角度普通(蹄は寝る)。直飛節。 標準的な芝の中長距離向き、血統はマイル~中距離向き(?)で、標準的な芝の2200m前後◎?(2400m○? 2000m・2500m▲??) 荒れ馬場▲?道悪△? 先行力:G+? 底力(=ハイペース耐性):E-? キレ:F? 持続力:E-? 総合力:E-?相当 斤量少注(やや小柄↑~小柄。軽斤量で複数回優勝) 急坂:▲+?(やや頭高い) 馬体重の増減が激しい
オールカマー2020(38.2-26.1(39.2)-24.1(36.2)-23.4(35.1)-23.7(35.6) =2'15"5稍重・少掛?) 極端な「スロー→中締まりラップ」×少し前・内有利~内外フラットの標準~重めの芝で、前・内に付けたキレ(=トップスピードと急加速力)上位馬がかなり有利。 レースレベルは例年を大きく下回る印象。
レース後のコメント(ラジオNIKKEI)http://keiba.radionikkei.jp/keiba/post_21768.html
6着 サンアップルトン(柴田善臣騎手)
「明らかに重かったです。ただ、心配していたバランスはよく取れていたと思います。良い休みになったと思います」
---------- 以下、プレ予想 ----------
アルゼンチン共和国杯はコース形状などから前半スローからのミドルスパートになりやすく、中団から前に付けた欧州指向の末脚上位馬の期待値がやや高い重賞。
アルゼンチン共和国杯2020の傾向と対策、出走予定登録馬を見ていきたいと思います。
○~▲+ユーキャンスマイル、▽オーソリティ、サンレイポケット、サトノルークス、メイショウテンゲン、▲+ゴールドギアまで追加(11/1 20:40)
ゴールドギア、サンアップルトンはルーラーシップ(=父:キングカメハメハ×母父:トニービン×母母父:ノーザンテースト)に近い血統構成。
結果から考える狙い方「アルゼンチン共和国杯2020」
[期待値:F-+α?]=展開の幅広さに注意。
▲:中団から前に付けた欧州指向の末脚上位馬
→ 先行力:F-↑? 底力(=ハイペース耐性):E-? キレ:F? 持続力:E-?
(期待値は「持続力≧先行力 > キレ」?
→ 出走数の少ない馬、前走:条件戦で上がり上位の馬は【複勝】の期待値が優秀。
注目血統:欧州仏国指向の末脚に優れる血統。+αにGrey Sovereign系、ディクタス)
注:枠順の影響=内枠やや有利・外枠やや不利?
(当日・当週の馬場傾向の方が影響強い?)
注:斤量差の影響=普通?
(-)
コース形状(=正面・上り坂からスタート、小刻みなアップダウン、仕掛けどころが上り、直線に上り坂がある競馬場では最長の直線。2ブロック3Fは1角後半~向正面の下り→残り1200mを前に丘へ上る。 3ブロック2Fは下りながら3角へ、4ブロック2Fは3・4角中間付近の緩い上りから直線の上りまで。 上がり2Fは直線上り坂→残り300mほどはほぼ平坦)などから前半スローからのミドルスパートになりやすく、中団から前に付けた欧州指向の末脚上位馬の期待値がやや高い重賞。
○ ユーキャンスマイル
短評:(アルゼンチン共和国杯2020 予想)
パワー・欧州指向の末脚に優れる中長距離馬?(母系引出し型×SS系スタミナ欧州スピード型)
ここでの不安は、特にありません。
芝3000m以上の長距離で安定した成績を挙げていますが、パフォーマンスは見た目の成績ほど高くなく、もう少し短い距離に向きそうな印象があります。(新潟記念2019優勝=中弛みのミドルスパートかつ高速決着)
展開の振れ幅があるだけに着順固定では狙いにくいですが、順当に上位を争えるのでは。
適性チェック:(最終更新:20'天皇賞(春) 58.0kg)
(誤差注)ツナギはやや長い?やや太い?やや寝る?直飛節?? 重めの芝の中長距離◎?(中距離○-↑? 長距離▲+↓?) 荒れ馬場○?道悪△? 先行力:F(甘め)~F-? 底力(=ハイペース耐性):D-↑? キレ:E-? 持続力:D-(甘め↑)? 総合力:D-↑?相当
母:ムードインディゴ。 おば:チャペルコンサート
▽ オーソリティ
短評:(アルゼンチン共和国杯2020 予想)
欧州指向の総合力に優れる中長距離馬?(SS欧州型×欧州型)
ここでの不安は、成長が順調かどうか。
前半ゆったり進めて後半に持続力優位の末脚を発揮する競馬向きで、アルゼンチン共和国杯は能力を発揮しやすい好条件。(同じような能力を持つ青葉賞2020の2・3着馬が、世代限定戦や緩急のある展開でキレ・急加速力負けするのは仕方ありません)
ただ、青葉賞 現在で2勝クラスに少し足りないレベルと推測され、大きな上積みがないと実力不足の心配があります。スローからのロングスパート戦では斤量差の影響が小さくなるため、実力不足を心配するなら慎重な評価から考えても。
適性チェック:(誤差&プラス修正に注意。 最終更新:20'青葉賞 56.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通~やや長い(胴・後脚はやや長い)、太さ普通、やや寝る(蹄もやや寝る)。標準飛節? 標準的な芝の中距離~中長距離向き、血統は中距離向き(?)で、標準的な芝の中長距離◎?(※ 古馬基準) 荒れ馬場・道悪▲+? 先行力:F-(甘め)? 底力(=ハイペース耐性):F(甘め)? キレ:F-? 持続力:F(甘め)? 総合力:F(甘め)?相当
祖母:シーザリオ(おじ・母の全兄:エピファネイア、おじ:サートゥルナーリア、リオンディーズほか)
サンレイポケット
短評:(アルゼンチン共和国杯2020 予想)
欧米混合の末脚に優れる中距離~中長距離馬?
ここでの不安は、距離延長。
母父:Wild Rush(米)かつ近2走の重賞での好走はいずれも距離短縮。パフォーマンスを上げているのは確かですが、米国型の追走スピード性能が武器になっている可能性=芝2500mへの距離延長ではパフォーマンスを落とす心配があります。福島芝2000mあたりなら欧米混合の末脚を全開にできそうですが、ここでは控えめな評価から考えたいです。
適性チェック:(誤差&プラス修正に注意。 最終更新:20'毎日王冠 56.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(脚はやや長い)、太さ普通(蹄はやや大きい)、角度普通~やや立ち(蹄はやや寝る)。曲飛節気味? 標準~重めの芝の中距離~中長距離向き、血統は中距離向き(?)で、重めの芝の2000m~2200m◎? 荒れ馬場・道悪▲+?(レース内容から少しプラス修正) 先行力:F-? 底力:D-(甘め)? キレ:E-(甘め)? 持続力:E? 総合力:D-(甘め)?相当
3代母:アドマイヤラピス、おじ:アドマイヤデウス
サトノルークス
短評:(アルゼンチン共和国杯2020 予想)
欧州型のスタミナに優れる中距離~中長距離馬?
ここでの不安は、距離の長さ+トップスピード不足。
芝2500m目線では脚がやや短く、世代限定戦の菊花賞と異なり距離の不安がありそう。また、Sadler's Wellsの主張が強すぎてキレ(=トップスピードと急加速力)の裏付けが弱く、緩いペースから長く良い脚を発揮させる(=キレ・持続力を両立させる)ことも難しいのでは。菊花賞2019は好レベルでしたが、その実力を発揮できる条件は全姉:タッチングスピーチと同じく非常に狭そう。厳しい評価から考えたいです。
適性チェック:(誤差&プラス修正に注意。 最終更新:20'小倉記念 56.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(後脚やや長い)、やや太い、角度普通(蹄は寝る)。直飛節。 重めの芝の中距離向き、血統は中距離向き(?)で、重めの芝の2200m~2400m◎?(2000m▲+?) 荒れ馬場▲+?道悪△+? 先行力:F-(甘め)? 底力(=ハイペース耐性):E-(甘め)? キレ:F-? 持続力:E-(甘め)? 総合力:E-(甘め)?相当
母:Listen(愛)、全姉:タッチングスピーチ、全兄:ムーヴザワールド
メイショウテンゲン
短評:(アルゼンチン共和国杯2020 予想)
底力・持続力に偏った中長距離馬?
ここでの不安は、大幅なキレ(=トップスピードと急加速力)不足。
3着内時の上がり3Fの最速は34.7秒、しかも新馬戦。母系(母父:French Deputy(米)×母母父:Sadler's Wells)の影響が強く、芝3000m以上の長距離重賞ですらトップスピード不足が感じられます。東京芝2500mの良馬場ではトップスピード不足を補うのが困難だと思われ、厳しい評価から考えたいです。
適性チェック:(やや晩成?プラス修正に注意。 最終更新:20'宝塚記念 58.0kg)
(誤差注)長さ普通(後脚長い)、やや太い、やや立ち。直飛節気味? 重い芝の中長距離向き、血統は中距離向き(??)で、重い芝の中長距離~長距離◎? 荒れ馬場・道悪○?(レース内容からプラス修正) 先行力:G+(甘め)? 底力(=ハイペース耐性):E? キレ:F? 持続力:E(甘め)? 総合力:E↑?相当
母:メイショウベルーガ
▲+ ゴールドギア
短評:(アルゼンチン共和国杯2020 予想)
パワー・欧州指向の末脚に優れる中距離~中長距離馬?
近走は前半:ゆっくり→後半:ロングスパートで上位の上がりを使うレースが多く、ルーラーシップにゼンノロブロイを挟んだかのような血統(父:ロードカナロア×母父:ゼンノロブロイ×母母父:Tony Bin(愛)×3代母父:ノーザンテースト)通り、欧州指向・中長距離向きの末脚に良さを見せています。目黒記念2020のような中距離指向の高速決着は不向きに変化していて、時計レベルが落ち着くこと+外伸び傾向が少し強まることは条件好転と言えます。
後方から進めるようだと苦しくなりますが、芝2000m重賞からの距離延長で中団くらいに付けられれば。
適性チェック:(やや晩成? 誤差&プラス修正に注意。 最終更新:20'新潟記念 53.0kg)
(ツナギチェックなし) 血統は1800m前後向き(?)で、標準的な芝の中長距離◎?(中距離○↓?) 荒れ馬場・道悪? 先行力:F-(甘め)↓? 底力(=ハイペース耐性):E(甘め)? キレ:E-(甘め)? 持続力:E(甘め)? 総合力:E(甘め)?相当
母:ギンザボナンザ 11/07 17:36
あみー
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