週末は雨の予報だが、土曜日、日曜日共に５㍉程度の少雨となりそうで、どうやら馬場悪化は免れそうで何より。
　過去の傾向を見てみると、アメリカ的な前向きさやスピードが問われがちなレース。末のスピードよりも、道中のスピードを重視したい。スプリント差し馬のリズムが嵌りやすく、過去にはグランアレグリアやストレイトガールといった名スプリンターがしっかりと優勝。エイジアンウインズやコイウタのように下級条件で1400㍍以下の経験を積んでいる上がり馬の活躍もある。
　そんなレースゆえ、物理的にしんどいのは距離短縮組。前が止まらない惰性競馬になりがちで、差し馬ともなると、道中追走に苦しみ「追って届かず」の競馬になりやすい。

　無難な線ならソダシだが、初ボスキャラ対決となるララクリスティーヌが、精神的アドバンテージが高く非常に面白い。
　ナムラクレアも久しぶりのマイル戦で、フレッシュさが味わえるステップ。

　メンバー構成を見てみると、場違いなメンバーも数多く存在し、意外と激走馬を絞りやすい印象。

◎ナムラクレア

(血統)
父ミッキーアイル
母父ストームキャット

(オプション)
「1200→1600㍍」距離延長、スプリントからの路線変更、「差し→先行」位置取りショック

(解説)
　このレースで求められるスプリント向けの追走力がある上に、矯めも利く。高速レースは体力の消耗少ないので、追走力があり末脚が残せる馬がベスト。
　同馬はまさにそんなタイプで、ここで外すわけにはいかない。前走からのペース緩化で好位に位置取れるようなら、前向きさが刺激され更に激走期待値が上がる、

○ララクリスティーヌ

(血統)
父ミッキーアイル
母父タニノギムレット

(オプション)
「1600→1400→1600㍍」バウンド距離延長、生涯初のＧ１挑戦、「差し→先行」位置取りショック

▲ナミュール

父ハービンジャー
母父ダイワメジャー

(オプション)
「先行→差し」位置取りショック

△ソダシ

(血統)
父クロフネ
母父キングカメハメハ

(オプション)
なし

▽スターズオンアース

(血統)
父ドゥラメンテ
母父スマートストライク

(オプション)
「2000→1600㍍」距離短縮

(解説)
　マイル実績あるが、近走中距離どっぷりの戦歴。前走先行策を取っていればそれなりには面白いが、前向きさに欠ける内容で、今回は追走に苦労しそう。スピードあるも、追って届かずの競馬か？

✕スタニングローズ
母父クロフネも、母母の影響を強く継いでおり、牝馬限定戦の中長距離向き。

✕アンドヴァラナウト
✕ステラリア
　中距離での力比べ向き。スピード不足で。
05/13 07:03

夏影 予想歴40年 回収率％	予想のベースになっているのは、今井雅宏氏考案の『Ｍの法則』。　総拍手獲得数：1263 過去のベスト予想 　NHKマイルＣ2020 ◎ギルデッドミラー○ラウダシオン 38拍手 19,620円