08期 予想歴13年
◎シュヴァルドール
4着/5人気
×ストロングラリー
休み明けの五頭連峰特別と前走の月岡温泉特別では、ともにコンマ６秒差で７着だったシュヴァルドール。一見パッとしない成績とはいえ、両レースの勝ち馬はそれぞれオペラブラーボとアブソリュート。強敵相手に加え、自身も２戦とも上がり３Ｆ33秒台の末脚を繰り出していることから、着順の内容以上には善戦していることが分かる。このクラスでは連対はおろか掲示板すらないが、通用する能力は十分に秘めているということ。
今回のカギは距離延長と初距離だが、近走を見る限りでは芝1600、芝1800のスピード競馬では若干忙しい印象を受けるので、少しでも追走が楽になりそうな芝2000はまさに歓迎材料。また、末脚勝負型だけに引き続き外回りコースでの競馬になるのもプラス。先週のハンデ重賞・新潟記念では、同じステイゴールド産駒のアルコセニョーラが同じコースで見事に優勝を決めた。別馬のの話とはいえ、共通する条件もあるだけに、力の入る注目馬である。
人気で嫌ってみたいのはストロングラリー。前走は上がり32秒台の末脚で勝利し再昇級を決めたが、この馬のベストの距離は１着２回２着の芝1800ではないだろうか（ここではあえて競馬場は不問）。対照的に芝2000では１着１回に２着なしの３着２回。単純な距離比較とはいえ、同馬に芝1800ほどの信頼性が芝2000にあるとはちょっと思えない。新潟ゆえにアッサリもあるかもしれないが、個人的には良くて連下までが精一杯。
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