ジャパンカップ2010予想
外国馬は寄せ集めか

サニーのすけ
08期 予想歴14年

◎エイシンフラッシュ
  8着/5人気

○オウケンブルースリ7着/6人
▲ブエナビスタ2着/1人
×ナカヤマフェスタ
×ヴィクトワールピサ


外国馬が8頭も出走する。ジャパンカップも今年で記念すべき30回目。記念大会となるわけですから外国馬の出走が不可欠だったわけでJRAとしても頑張って呼び込みしたんでしょうね。予備登録馬が47頭もいました。
そこからどのような招待をしたのかはわかりませんが10頭が受諾。スノーフェアリーとデンジャラスミッジは回避。

断然の実績を引っ提げて、という馬がいないから寄せ集めのメンバーだろ?と単純に考えてしまいますが、回避したデンジャラスミッジはそれまでの成績が特に良かったわけでもなくBCターフを勝ったのだから、そういう考えは一旦やめます。


・シリュスデゼーグル
まぁ名前が言いづらいよね。早口言葉になるよね。
この馬の前走コンセイユ・ド・パリ賞の映像が見当たらないので前々走のドラール賞を・・・

※音量注意※

http://www.youtube.com/watch?v=-kWJFm5liz4

追い出されてからの反応はよさそうではある。広いコースがいいとはあまり思わせません。6着以下になったことがない安定感。内枠を引いて先行力を生かせばもしかしたらというところでしょうか。
ただ同じ前走のコンセイユ・ド・パリ賞は凱旋門賞と同じコースで行われて5秒も遅いんだよなぁ。凱旋門賞のあの馬場よりも遅いレースの勝ち馬って・・・ちょっとキツイかなぁ。


・ダンディーノ
英セントレジャーから日本に参戦するのはあのスノーフェアリーと同じですが、それより6馬身も離れた8着では厳しいのでしょう。


・ジョシュアツリー
・モアズウェルズ
・フィフティープルーフ
この3頭は前走が同じレースの1着、2着、5着なのでまとめます。前走のカナディアンインターナショナルは・・・

http://www.youtube.com/watch?v=e51besz3Rng

去年はこのレースの4着馬、5着馬がJCに参戦しましたがいいとこなし。去年のこのレースは3コーナーあたりから激しい展開になって、今年よりも4秒ぐらいタイムが速かった。そんな激しい競馬をしてきた馬たちでもJCで通用しないのだからさすがにこの3頭が賑わせるようなことはないのでは・・・


・マリヌス
ドーヴィル大賞の勝ち馬で凱旋門賞で6着。凱旋門賞に出走している組はナカヤマフェスタで比較ができるので楽。ということで簡単にバッサリ行かれるんでしょうけど、違う観点から見てみる。
マリヌスが勝ったドーヴィル大賞の2着馬レッドウッドが上記3頭が出走したカナディアンインターナショナルで3着。単純比較で3頭と同じぐらいのレベルと見ていいと思われます。ドーヴィル大賞はちょっと重たい馬場だったようで、極悪馬場の凱旋門賞の6着好走も頷ける。日本の馬場に対応できるとは思えない。


・ティモス
ナカヤマフェスタが2着したフォワ賞が3着で、凱旋門賞は着外。その後シリュスデゼーグルが2着したコンセイユ・ド・パリ賞で4着。
ローテーションも厳しいし重い馬場の方がいいでしょう。


・ヴォワライシ
勝ったフェデリコテシオ賞の映像を・・・

※音量注意※

http://www.youtube.com/watch?v=V_55VSskpi4

広いコースがいいとは思わないなぁ。イタリアの馬は府中では足りないよね。ファルブラヴはイタリア馬で唯一JCを勝っていますが、その時は中山でのJCだったからなぁ・・・


※外国馬についての結論
どうやら外国馬はいらないみたいです。
ただシリュスデゼーグルが内枠に入ったら押さえるかもしれません。


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さて、以降日本馬。
ブエナビスタに白旗を揚げるか逆らうか好みの問題ですね。牝馬が強くなった日本競馬ですが、凱旋門賞を2着に大健闘したナカヤマフェスタの参戦と3歳馬ヴィクトワールピサ、エイシンフラッシュ、ローズキングダム、ペルーサが出走してきて力勝負になりそうですごく楽しみな1戦となりました。

◎エイシンフラッシュ
回避明けになりますが、回避直後からJC→有馬と表明したのですぐにめどの立つ軽傷だったということでいいのでしょう。
若干ダービーをフロック視されている面もないわけではありませんから人気的にはかえってそのぐらいの方がいいのです。
神戸新聞杯、菊花賞回避前にも書いているんですが、この馬は相手が強いと燃えるタイプと思っているんですよね。この強いメンバーを相手に持ち前の燃える闘魂を見せてくれればチャンスは十分だと思います。
ま、混戦になってくれればのお話です。ブエナビスタ女王が前回のようにあっさり抜け出してしまうようならレースになったらお手上げです。


○オウケンブルースリ
これも故障明けになりますね。ただこれも天皇賞を回避した割にここを使えるのでそんなに心配しなくていいと思う。そういうことは気にしない、というのはダービーのローズキングダム、スプリンターズSのキンシャサノキセキで反省できているのでここでも生かします。
去年の2着馬ですし舞台としては一番向くと思いますし、まともなら十分勝負になるはずなので。


▲ブエナビスタ
女王。馬券からは外せないでしょう。猛烈な接戦になったらどう競馬ができるのか証明ができているレースがあまりない印象なので、混戦期待でエイシンフラッシュを推すだけに絶対しはしたくはない。
レッドディザイア、クィーンスプマンテ、ドリームジャーニー、ナカヤマフェスタに負けるなど、完全にVSブエナビスタの構図が生まれたときには足元をすくわれている点は一応マイナスということに。


△ローズキングダム
できれば有馬1本で行ってほしかったが。どちらかと言えば小柄だから使いつつのタイプではないと思うので間隔が詰まるのはなぁ・・・斤量が軽いうちに何とかしたいのでしょうかね。
今後は善戦マンとして働いて行くと思うのでここも押さえます。


△ペルーサ
ブエナビスタが強さを示して前走のように圧倒するようならば再度浮上のチャンスが。出遅れたほうが末に賭けられる。エイシンフラッシュと一緒に来るイメージはわかないけど・・・


△シリュスデゼーグル
内枠を引いたら押さえる。



×ナカヤマフェスタ
強さを認めていないわけではありませんが、消耗戦の凱旋門賞で激走したダメージが心配。エルコンドルパサーに続く2着でそれ級の評価はしていいと思いますが、チームエルコンドルも国内凱旋は初めてですからね。
宝塚記念は土がめくれるような重たそうな馬場。フォワ賞、凱旋門賞も重い馬場。4着したダービーも極悪馬場。結局そういう馬場が向いたという考えを捨てきれないのは事実です。こういう好メンバーが集まると超絶高速タイムが出るのが近年の馬場傾向。そういう馬場を想定してしまうと嫌って妙味なのかと思ってしまいます。


×ヴィクトワールピサ
ナカヤマフェスタ同様ダメージが心配というところもありますが、そもそも距離が長いとみています。府中ではごまかしが効きませんからね。立ち回りが上手な賢い馬ですから、100m伸びてでも中山コースの2500mの方が合うと思います。



単勝 ◎
3連単 ◎○▲
3連複 ◎-○▲-△
馬連 ◎-○▲△

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シリュスデゼーグルは8枠18番に。消します。
結局、「寄せ集めだろ?→外国馬全切り」になっちゃいました。


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ジャパンカップ2010回顧
あ!っと思ったけど

サニーのすけ
08期 予想歴14年

次走狙い:ローズキングダム
次走狙い:メイショウベルーガ
次走危険:ナカヤマフェスタ


エイシンフラッシュを買っていた身としては、溜めが効かなかった展開面でガッカリでした。もう直線半ばからは完全に(誰が勝つのかな?)と思って傍観者になっていたので、あの瞬間、「あ!ブエナやっちゃったかな!?」って友人2人と話していました。
馬券を持っていた方としてはスミヨンがローズキングダムに競馬をさせなかった上手い騎乗とみたいところなんでしょうし、パトロールを見るとヴィクトワールピサのギュイヨン騎手にも制裁が加えられてしかるべきと思うのかもしれませんね。
スミヨンとしてはもうローズは競り落としたから、あとは馬体を寄せてきたギュイヨンのヴィクトワールピサだってなったのかな?
でも左ムチなんだよな。馬がささってるんだよな。スミヨン云々じゃないよな。それだけ激しい追い比べだったってことですかね。

さて、

2着 ブエナビスタ
もう強さはわかった。馬券を外すようなことがあればそのときはめちゃくちゃに不利を受けるとか、もう燃え尽きたという判断をするときということなんだろうと思います。


3歳馬
1着 ローズキングダム
3着 ヴィクトワールピサ
5着 ペルーサ
8着 エイシンフラッシュ

1コーナー入り口前の実況(ラジオNIKKEI)にもありました通り、
「誰も行こうとしませんっ!」
でしたのでシンゲンが行く形でピサとフラッシュが2番手。コーナー進入前は同じところにいたローズは無理やり押さえこみました。ここが豊のさすが判断力かと。

ローズキングダムはその豊の判断で届かずに負けると溜め殺しということになってしまうんですがね。ケチはつきましたが勝ちは勝ち。内から外から迫られながら最後にヴィクトワールピサを交わしているのが強さの証明でしょうかね。小さい馬なのに頭が下がります。秘めたる闘志ですね。

エイシンフラッシュとしては外からフィフティープルーフに来られて溜めが全く効かない競馬になってしまいました。それでも上位を占めた日本馬の中で最下位ですから言いわけにしかならないのですけどね。ちょっと太めに映ったんだけどあんなもんなのかな。ちょっと期待をかけすぎましたかね。

ヴィクトワールピサとしては前にシンゲンがいてくれたのでまだよかったですがね。内に入って距離的にごまかしが効いたと思いますし、春先に育った器用さが完全に生きた形だと思います。

ペルーサはまぁ出遅れですよ。想定内ですけどね。秘密兵器尻尾持ちスタートも無念の出遅れです。マルカシェンクですね。うん。
いい機会ですので「バリヤーブランケット」を使ってみるとかどうなんでしょうか?日本では認められてないのかな?凱旋門賞のVTRとか見るとゲート入りの時にブランケットかけてるやつ。ダメなのかな?


4着 ジャガーメイル
よく頑張っていますがどうせ香港に行くのでね。騎手もころころ変わるし、愛着わかないよね。まぁもともとスピード不足ですから仕方ないですよね。


6着 メイショウベルーガ
去年の頭からずっと使い続けているのにこの6着。京都外回り巧者というイメージでいましたがここも走ってきました。ごまかしのきかないここでも健闘できるのならどこへ行ってもやれるんだろう。
イクノディクタスの「鉄の女」を継承していいんじゃない?と思ったけど意外とまだ32戦目でしたか。あと20回走らないと継承できないのか。すごいな。


7着 オウケンブルースリ
ブエナビスタとまともに勝負。大外一気しかできないから仕方ないんですがね。馬体重はあんなもんだと思いますが、それ以上に小さく見えた感じでした。もっと馬場と展開の恩恵がほしいですね。


14着 ナカヤマフェスタ
うん、やっぱパンパンの良馬場じゃこんなもんかな。ブエナビスタと拮抗する人気になると思っていたのにこのオッズは本当にシビアですわ。
フォワ賞や凱旋門賞の時に馬場入場でテンションが上がっていましたが、今回もそういう感じでしたね。
この敗戦で凱旋門賞という壁の高さを改めて実感します。
今後この馬を買う時は雨乞いをしましょう。


外国馬についてはとくに何もなしということでいいですよね。

しかしこんなにいい馬(外国馬を除く)ばかり集まってしまうと、展開面でどうにか一矢報いてやろうというような馬がいなくなってしまいますね。ドラマにも映画にも、そして競馬にも脇役というのは大事ですね。

・メンバーレベルが低くてどの馬にもチャンスがある
・メンバーレベルが高くてどの馬にもチャンスがある

意外と前者の方が面白いかもしれません。後者ももちろん力が入りますが。


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