いぶき賞2011予想
お山の大将はいずこ

編集長おくりばんと
08期 予想歴21年

◎ナムラダイキチ
  16着/11人気

○シゲルソウサイ6着/7人
▲トウショウクラウン13着/13人


スマートルシファーがここまで人気になるとは・・・
そこで人気薄の代用品に期待→

ナムラダイキチ
行けばしぶとい馬で、ダートでは底を見せていない。
5走前の内容からしてスマートルシファーとはそれほど差はない。
ここ2戦はどうにも通用しない芝への挑戦で大敗したせいかかなりの人気薄で面白い存在。内枠もちょうど良い感じで、楽に行かせてもらえれば今日は粘れる馬場。

トウショウクラウン
1番人気の馬を唯一負かしたことがある馬がこれほどの人気薄というのも・・・
右回りで、小回りのダートなら・・・

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伏竜Sが中止になったせいなのか、
豪華メンバーが揃って楽しみ。
だが、ひとつ気掛かりなのは、
この時期のダートオープンというと、
ここまでは力にものを言わせて有無を言わせず逃げてぶっちぎってきましたという感じの、
砂の上で俺の前は走らせないぜ的な、
いい意味でお山の大将タイプの荒削りな馬が揃ってしまって、
みんなハナを競って潰れて、
後方で死んだふりの馬に差されてしまうというようなことになることが多い印象で。
昨年の京都のオープンあたりもそんな感じだったような記憶があるのだが。

ここはなんだか大人しく上手に控えてレースすること既に知ってますという感じの
すましたクレバーな感じの馬が既に揃ってしまっている。
というのが気掛かり。
ディープインパクトをはじめ、ダート界もみなSS系に埋め尽くされてしまったゆえだろうか・・・

考えてみると、
最近のダートの強い馬は、
スマートファルコン、エスポワールシチー、トランセンド、サマーウィンドあたり、
パワーにまかせて行ってそのままちぎれるタイプの馬がチャンピオンになっている。
というのはそういうお利口さんばかりが揃ってしまってダート界にもスローペース症候群的なものがあるからなのか。
それとももともとがダート競馬というのはアメリカの競馬のように、パワーでがんがんに押しまくれるかどうかが大事なのだから、
当たり前のことなのか、わからないが。
いずれにしてもこのいぶき賞は、豪華な中にもそういう疑問点を浮き上がらせてしまうようなメンバーだと感じた。

予想としても、
これくらいの構成なら、
お利口さんを尻目に、行ってぐいぐい押し切れる、
スマートルシファー、シゲルソウサイあたりに期待したいところ。


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