08期 予想歴11年
◎カノヤザクラ
7着/5人気
○スズカフェニックス4着/4人
▲スリープレスナイト1着/1人
×キンシャサノキセキ
×シンボリグラン
07:12-10.3-10.8-11.1-12-13.2
06:12-10.1-10.7-11.6-11.5-12.2
05:12.1-10.1-10.7-11.1-11.5-11.8
04:12-10.6-11-11.5-11.8-13
03:11.9-10.3-11.1-11.3-11.5-11.9
＊０４年と０７年は不良馬場
不良馬場の時を除けば大体１分７秒前半から１分８秒ジャストぐらいまでの決着になることが多いこのレース。ここ数年は２ハロン目と３ハロン目が共に１０秒台というハイペースになっており、スプリント戦らしく前傾ラップになる。なので前半に付いて行けないともちろん苦しいし、そのような厳しい流れ（前半速い流れで且つ時計勝負になるレース）を経験していない馬、すなわち持ち時計が１分８秒台の馬は基本的に厳しいと見る（対象馬：アポロドルチェ、ビービーガルダン）。
では、主要前哨戦を見ていこう。
・セントウルＳ
12.2-10.6-10.7-10.7-11.3-11.8
逃げたスプリングソングが厳しい流れを作り出し、２ハロン目と３ハロン目は共に１０秒台。近年のスプリンターズＳの傾向と合致している。新装の阪神コースは得てしてこのような流れになりやすいのだが、それを差し引いても、近年のスプリンターズＳと同じような流れを経験できたのは強み。ここに来て本格化、しかも先行して切れる脚を使えるセントウルＳ勝ち馬、カノヤザクラは近年の傾向や一瞬の切れを活かせる中山コースへの適性から、ここでも十分主役を張れる存在だと思っている。８着に敗れたスズカフェニックスだが、道中は後方、３～４コーナーでは自分から動いて
、それでもメンバー中最速の上がりを出しているのだから、やはり力はある。もう少し前で競馬できていたら違ったかもしれないし、何より今回は横山典弘騎手が騎乗ということで、新たな一面が見られるかもしれない。わざわざ栗東まで調教に乗りに行ったという意気込みも評価したいところだ。
４着のジョリーダンスは最後いい脚を見せたのだが、１２００Ｍだとちょっと距離が短い感じがする。速い流れに対応できるかも疑問。狙うならマイルＣＳ？９着に敗れたファイングレインはまだ復調途上な感じ。
・キーンランドＣ
12.1-10.6-11.2-11.3-11-11.7
比較的前が楽に行けた流れ。なのでラスト２ハロン目から１ハロン目にかけて逃げ馬（ビービーガルダン）が再加速できている。近年のスプリンターズＳの流れ、前半飛ばして後半はどんどんラップが落ちていく流れには合致せず、厳しい流れになるであろう今回には繋がらないのではないか。３着のキンシャサは…よく分からない馬なので、どうしようかなぁ…ってところですねｗ
・北九州記念
11.8-10.3-10.9-11.4-11.4-11.7
流れ的にはＯＫ。しかもラスト３ハロン～２ハロンにかけては同じラップを刻んでおり、前傾ラップ＋後半も厳しい流れだったことを表している。その流れをスンナリ先行して快勝したスリープレスナイトは強い。相手関係が楽だったこともあるが、それでもこれだけ強い競馬ができるのならば特に問題はないだろう。しかも今回はこのレース時よりも１キロ軽い斤量で出走できる。スムーズなら間違いなく勝ち負け。
う～ん…。エムオーウイナーやビービーガルダン、ウエスタンビーナスがある程度速い流れを作ってくれるだろうし、今回も近年通りの流れになることでしょう。癖のある中山コースだけに、ある程度コース実績も欲しいところ。でも、狙いたい穴馬も結構いっぱいいるし…。今年は予想が難しい･ﾟ･(つД`)･ﾟ･｡でも、個人的にはセントウルＳ組を評価したいところなので、セントウルＳ組中心でいきますよ！！
本命はカノヤザクラ。前述の通りセントウルＳでは非常に優秀なラップで、且つ強い勝ち方だった。中山コース実績もあり、ここでも十分勝ち負けになるだろう。ここに来て充実一途、昨年の２着馬サンアディユと同じローテで来ているのも心強い。
対抗にはスズカフェニックス。前走スワンＳは出遅れも響いた印象。何かしてくれそうな横山典弘騎手なだけに、警戒しておきたいところだ。基本的に休み明け（１，１，１，１）よりも２走目（１，１，２，０）方が良いタイプで、巻き返しも十分にある。
３番手にはスリープレスナイト。ここまで４連勝。全く隙のないレースを続けているだけに、ここでも十分主役なのだが、初めて一線級と当たるだけに、どこまでやれるのか未知数。
押さえはスワンＳ２着のシンボリグランと、とりあえずスプリント戦なら押さえておきたいキンシャサノキセキまで。
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