京成杯AH2011予想

シーバス
09期 予想歴13年

◎フィフスペトル
  1着/2人気

○タマモナイスプレイ13着/6人
▲マイネルファルケ14着/9人
×エアラフォン


レース特性:
近5年で1番人気馬が馬券に絡んだのは1度(07年3着マイネルシーガル)で連対が無い荒れるレース。
開幕週の馬場、またスタート直後にコーナーのある
中山芝1600mで行われるということで内枠が有利。
馬番3番の馬が近4年連続して馬券に絡んでいる。

馬場:
今年は夏場に中山で開催が行われており、例年の芝状態にあるか疑問視していたが、
土曜にレコードが飛び出す馬場なら、例年通りのイン有利高速馬場と判断したい。

血統:
近5年ノーザンテーストの血を持つ馬の好走例が多数。
06年2着カンファーベスト(父アンバーシャダイ)
07年1着キングストレイル(母父ノーザンテースト)
07年2着カンファーベスト(父アンバーシャダイ)
08年1着キストゥヘヴン(母父ノーザンテースト)
08年2着レッツゴーキリシマ(父メジロライアン)
10年3着キョウエイアシュラ(母父アンバーシャダイ)
また、ダンチヒの血を持つ馬も好相性。
06年1着ステキシンスケクン(父ダンチヒ)
06年3着マイネルスケルツィ(父母父ダンチヒ)
08年3着ステキシンスケクン(父ダンチヒ)
09年3着マイネルスケルツィ(父母父ダンチヒ)
昨年はスウェプトオーヴァーボード産駒が2、3着しており、
ダンチヒ系を含めて洋芝向きの血統馬に注目。


◎ フィフスペトル
前走は意表を突く逃げの競馬で後続を寄せ付けず完勝。
今年に入ってから中山コースでの積極的な競馬で好走が続いており、
春には同条件で行われた東風Sで4角3番手からの競馬で勝利している。
開幕週の馬場は現状の脚質的にも向きそう。
血統、枠順、斤量ともに可もなく不可も無く、特筆すべきところは無いが、
昨年の2着馬(キョウエイストーム)を考えて、コース相性に重きを置いた。

○ タマモナイスプレイ
前走はスプリント戦の早い流れについて行って、息の入るところが無かった。
本質的にスプリンターで無い同馬にとっては辛いレースだったが、
0.6秒差の9着なら負けすぎているとは思わない。
今回は適距離に戻る点はプラス材料。
中山のマイル戦は0-0-0-2と相性が悪いが、
09年に同レースで3着馬とタイム差無しの6着の実績があり、
額面ほど悲観する材料では無い。
母父は同レースと相性の良いノーザンテースト。
欲を言えればもう少し内枠が欲しかったが、距離延長ですんなり先行できれば。

▲ マイネルファルケ
前走は休み明けで思わぬオーバーペース気味に逃げて2.3秒差の大敗。
近走5走も精彩を欠く内容ばかりだが、本来直線の長いコースは不向きな馬。
4-2-0-0と連を外していない中山のマイル戦に変わるここは、
近走成績をバッサリ無視してみたい。
ハナ争いは最内を引いたコスモセンサー、鞍上中舘のメイビリーヴとの兼ね合いだが、
コスモセンサーとは同馬主でやり合うことは考え辛く、
メイビリーヴはテンは速いがハナよりも番手で折り合いたいタイプ。
すんなり先手を奪える公算も高い。
コース相性と開幕週の馬場の恩恵を活かして粘り込めないか。

△ レインボーペガサス
前走は道中3番手から、長い直線を抜け出しての勝利。
中山コースは0-0-0-2だが、皐月賞では2着馬とタイム差無しの4着がある。
今回は斤量57.5kgと前走から1.5kg背負うのがどうかだが、
母父は同レースと相性の良いダンチヒ系のデインヒルで、血統的に狙いは立つ。

△ コスモセンサー
今年の冬に中山マイル戦のオープン特別を勝利。
開幕週で有利な先行脚質と最内枠はプラス材料。
父キングカメハメハ、母父ネヴァーベンド系という血統構成は本命馬と同じ。

△ オセアニアボス
前走は1頭だけ違う脚で差してきての勝利で、一時期の不振から脱した様子。
中山コースは今回が初だが、阪神の内回りコースでの実績もあり、
消すほどの材料では無い。
距離は延長はプラスとは言い難いが、コースロスの少ない内枠から上手く立ち回れば。

× エアラフォン
近3年関屋記念で2着し1番人気になった馬が連続して着外に敗れており、
今年はその条件に同馬がピタリと該当。
鞍上は特に考えずに外を回ってクリーンな競馬をする騎手で、
中段から後方にかけての競馬から4角で外を回して差し届かずというイメージが湧いてしょうが無い。


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