10期 予想歴8年
◎サプレザ
3着/4人気
○リディル14着/2人
▲マルセリーナ6着/9人
◎サプレザ
◯リディル
▲マルセリーナ
△リアルインパクト
△ブリッツェン
大混戦。というか、いろんな世代の馬がいろんな路線から出走してきて比較が難しいですね。
ということで、データでサクッと絞りましょう。
ステップレースごとに見ていきます。
天皇賞(秋)
好成績のステップですが、0.6以上負けて巻き返した馬はマイルGⅠ勝ちの実績があった馬だけです。
今年はみんな負け過ぎです。
スプリンターズS
好走率は秋天を上回っています。ここから好走した馬は全てOP以上のクラスで1600のレースを勝った実績がありました。
フィフスペトルがクリアしていますが、この馬は中山巧者のイメージが強くスズカフェニックスやデュランダルとはタイプが違いますね。
富士S
好走率が非常に低いですが、去年は勝ち馬ダノンヨーヨーが本番で2着。ここから好走した馬はこのレースで0.5以内に好走していました。
エイシンアポロン、ブリッツェン、レインボーペガサスがクリア。
ただし、エイシンアポロンは本番で斤量が1㎏増えます。斤量増の馬はマイルCSでは0-2-1-38と不振です。レース内容も辛勝でしたし、強くは推せません。重馬場になって一考。
そんなエイシンアポロンに完敗した2頭ですが、富士Sで負けての巻き返しは穴のパターンでもあるので注意が必要かと思います。
ブリッツェンは重賞で好走するには展開の助けが必要な馬ですが、シルポートの逃げはマイルでは圧倒的に速いわけではないので、意外と展開は向くのではないかと思っています。
レインボーペガサスは京都で3着を外していないのが不気味です。
スワンS
富士Sよりはマシですが、ステップレースとしては好走率がかなり低いです。基本的には連対した馬を狙いたいです。二桁着順、0.7以上負けた馬の巻き返しは期待できません。逃げ、先行だった馬は本番で3着までで、差しだった馬が好成績。上り2位以内の馬は好走率50%。
クリアしたのは勝ったリディルだけ。先行して上り3位なのでデータ的には3着が濃厚ですが、スワンSの勝ちっぷりはなかなかのものでしたし、安田記念でも前が詰まりながら健闘しており能力は高いです。
毎日王冠
好走率は高いのですが、不思議と勝ち馬は出ていません。ここから本番で好走した馬はGⅠ勝ちかGⅠ連対の実績がありました。
リアルインパクトは安田記念勝ち馬ですからもちろんクリア。
ただ、輸送は大きな不安材料です。
その他のローテでは秋華賞組が2頭出走。
3歳牝馬はダンスインザムードとラインクラフトが好走していますが、ダンスは無敗の桜花賞馬で秋天2着、ラインは桜花賞とNHKマイルCの二冠と「特別な強さ」を見せた馬が好走している印象です。
キョウワジャンヌは無冠ですし、秋華賞は内枠を活かした競馬だったので、大外枠は大きなマイナスになりそう。
マルセリーナは大外ぶん回しの秋華賞は度外視してもダンスやラインほどの強さは感じません。それでも桜花賞馬なので一応の注意は必要かと思います。
というわけで、データに個人的な評価を加味して買いたい馬の候補は……
ブリッツェン
レインボーペガサス
リディル
リアルインパクト
マルセリーナ
外国馬
という感じです。
軸にするにはどれも不安がありますし、ちょっと頭数が多いのでここからさらに絞らなくてはいけません。
あとは馬場状態がどうなるか……
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11/20追記
土曜日は不良馬場でしたが、日曜は晴れの予報である程度馬場は回復しそう。となると、内はかなり荒らされて外差し馬場になることが予想されます。外目の枠から差す競馬をする馬が有利になりそうです。
データ的にも適性的にも日本馬には軸として信頼できる馬がいません。
人気のリアルインパクトは輸送と先行脚質、同じく人気のリディルも3着の多いスワンS組で先行して結果を出してきた馬で、共に軸としては信頼度に欠けます。
本命はサプレザ。
3年連続の挑戦で、過去2年は3着→タイム差無しの4着と能力、日本の馬場への適性は十分。
先週のエリザベス女王杯と同じく、このレースもリピーターが多く、データ的にも買いです。
ワイドの軸として安定感のある走りに期待します。
対抗はリディル。
スワンSは直結するレースでは無いのですが、それでもかなり強い内容。近走は先行して結果を出していますが、二歳時にはデイリー杯を差して勝っており、控えればキレる馬。道中でうまく脚を溜められれば好勝負は必至だと思います。
単穴はマルセリーナ。
前走は大外枠から大外ぶん回しで勝負に加われなかったですが、最期の直線ではなかなか良い脚を見せていました。このコースにも勝ち鞍がありますし、桜花賞では馬群を割って伸びてくる根性も見せており、マイルなら復活があるのではないでしょうか。
リアルインパクトは輸送の不安が拭いきれないのと、先行して粘るタイプには不向きの馬場になりそうなので押さえまで。
ブリッツェンは大穴ですが、今年マイル重賞を勝っていて、前走も大敗したわけではないのにこの人気はどうなんでしょう。
データ的には買えますし、血統的にもスタミナ型サンデー×ノーザンダンサー系というこのレースで好走実績のある配合ですので、3着ならあるんじゃないかと期待しています。
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