08期 予想歴11年
◎エイシンドーバー
4着/1人気
○リザーブカード2着/5人
▲フサイチアソート14着/8人
08'安田記念:12.1-11.1-11.4-11.6-11.7-11.4-11.4-12
08'関屋記念:12.6-11.3-12.1-12.3-11.6-11-10-11.9
GⅠとGⅢの違い、コースの違いがあるので単純比較はできないのだが、相対的に見ていこうと思う。まずは安田記念。逃げたコンゴウリキシオーが淀みのない流れを作り、道中は常に11秒台を刻む厳しい流れ。勝ったウオッカ、2着のアルマダ、そして3着のエイシンドーバー。どの馬も前に付けてそのまま残った形だが、この厳しい流れを先行して押し切るんだから、たとえ比較的前が残りやすい馬場だったとしても相当力はあるし、スタミナの裏づけにもなる。「府中1600Mを先行して押し切れれば2000Mまでなら十分対応可能」個人的な格言だが、結構自信がある。
一方関屋記念。メンバーも手薄だったことから、マルカシェンクが豪快に差しきってみせた。ラップを見てみると道中はペースが落ち着き、ラスト2ハロンでは上がり10.0と物凄い上がりの競馬になっていることが分かる。GⅢだからGⅠのような厳しい流れにならないのは仕方ない面はあるが、多少不満が残るレースだった。
この両者のレースを比較してみると、3~4ハロン目でラップが落ちたか落ちなかったかで、レースレベルに大きな差ができたように感じる。何度も言うようだが、GⅠとGⅢを比べるのはナンセンスな気もするが、そのGⅠで好走した馬が今回出走してくるのだから、逆らうわけにはいかないだろう。ちなみに先週の府中マイル戦のラップを見てみよう。
1000万下:12.6-10.9-11.4-11.7-12.1-11.4-11.4-12.1
500万下:12.4-11.2-11.8-12.1-11.9-11.1-11.6-11.7
条件戦レベルなので、そこまで参考にはならないかもしれないが、3~4ハロン目のラップを見てみると、前述の安田記念と関屋記念、どちらのラップに似ているかと言われたら、やはり安田記念だろう。府中1600Mは3~4ハロン目は緩みにくい。故にある程度のスタミナの裏づけも必要となってくるわけだ。それを踏まえて予想へ。
本命はエイシンドーバー。前述の安田記念3着馬で、その時よりも斤量は1キロ減。実績がありながら斤量減なのだから、たとえ1番人気になったとしても狙わないわけにはいかないだろう。安定して力を出せるようになってきたし、安田記念以来ながら調教もしっかりと積めている。基本的に秋に良く走る馬で(秋成績:4,1,0,2)、休み明けでもここは主役を張って当然の馬。勝って勢いをつけてマイルCSに乗り込んでもらいたいところ。
対抗にはリザーブカードを推したい。2月の東京新聞杯では11着と大敗しているが、それでも勝ち馬からは0,5秒差とそこまで負けていない。むしろ条件戦を勝ち上がったばかりだったことを考えれば評価して良い内容。その後、重賞で揉まれつつ確実に力を付けてきたし、前走はやや不利があっただけにそこまで悲観する内容ではなかった。今までは直線外に持ち出すことが多く、コースロスが響いて届かない印象があったが、今回は内枠を引いたことで、内を突く選択肢も可能。柴山騎手の手綱捌きに注目。
3番手にはフサイチアソート。久しぶりに適条件が巡ってきた感じ。左回り、マイル戦ならこの馬が突っ込んできてもおかしくない。前々走の新潟記念では、多少距離が長かった印象だったがそれでも5着まで突っ込んで来た。血統的にマイルはベストで、復活の狼煙を上げるための条件は整った。
関屋記念のレベルには疑問符も、完全復活で勢いに乗るマルカシェンクは押さえておきたいし、休み明けながら前々走ではカンパニーと0,3秒差の競馬を演じているマイネルポライトも買っておきたい。
◎3・エイシンドーバー
○1・リザーブカード
▲16・フサイチアソート
△7・マルカシェンク
△12・マイネルポライト
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