師走S2011予想
関西馬を中心に

KUROSHIMA
08期 予想歴16年

◎シャア
  9着/8人気

○インバルコ5着/2人
▲プリンセスペスカ11着/10人
×レーザーバレット
×サイレントメロディ


 シャアはベテルギウスSで初めてダート2000Mを経験。途中から仕掛けていったが最後は失速して9着に終わった。距離自体が応えたというよりは、もともと脚の使い処がやや難しい様子。その点、中山ダート1800へのコース替りは歓迎材料になる。メンバーも多頭数で道中でやや動きのありそうな顔ぶれだけに、今回は堅実な差し脚が決まりそうなパターン。冬季のダートよろしく、適度に時計がかかればチャンスも高くなりそうだ。

 トップハンデのインバルコは能力の割に少し勝負所で反応が悪い面もあるのだが、前走で勝ち馬を除いて崩れず2着をキープしている点はさすがに地力の高い馬。昨年の同レース覇者でもあり、中山との相性もOK。

 展開を問わず末脚が渋太いプリンセスペスカは軽量も良いが、脚質的に相手が強くなっても相手なりに走れそうな魅力あり。

 レーザーバレットは前走阪神で圧勝を決めたが、特に乾燥してパワーを要していた阪神ダートへの適性も圧勝をアシストしていた部分もあるだろう。1000万当時の東京ダート戦の成績を見る限り、持ち時計と決め手はメンバー中で抜けているとまでは言い難く前走のインパクトだけで評価するのは危険では。

 サイレントメロディは脚抜きの良い軽いダートでこそ。冬の乾燥したダートだと近走と同じパフォーマンスを出せるかどうか。


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