10期 予想歴15年
◎ジェンティルドンナ
1着/2人気
○サンシャイン10着/8人
▲プレノタート14着/10人
阪神マイル戦は、改修後は逃げ先行馬がかなり不利というイメージが強く、そのせいかペースが上がらずに、切れ味を削がれることなく中距離的な差し馬が通用しているというのが本質だと思っている。だから、以前より遥かにオークスと繋がりやすくなっているし、逆に言えばオークスでも上位に来るような馬を狙わないと桜花賞は当たらないということでいいと思う。序盤のスピードがあまり意味をなさないレースになっている。
◎ジェンティルドンナは前走の負け方がよくて、ハナズゴールが回避した時点で桜花賞の本命と決めていた。岩田は阪神マイルだと持ち味を活かせない騎手ではあるんだけど、流石に前走は最内の中団で最後ジリジリじゃあこの馬の良さを出せていない。ある程度の位置から終いしっかり伸びてくるような馬で、勝負どころで窮屈な競馬を強いられては辛かった。まあ、前走は内枠が響いたと思うし、評価を下げる必要はないかな。シンザン記念はハナズゴールのチューリップ賞がなければここでは時計的に最上位なわけなので、素質面では見劣らないし、ディープの仔なのでペースが落ち込んでも勝負どころで速い足を求められてもL1落ちる阪神外ならしぶとく競馬ができるはず。前走より前・・・少なくともジョワドより前で競馬しないことには話にならないが、この枠なら。
○ サンシャインは完全な別路線組から。エルフィンSでは番手から12.8-11.4-11.5-11.1という加速ラップで突き抜けた。これは相当な切れ味を持っていて、ハーツクライ産駒らしいペースが上がらないほうがいいタイプ。桜花賞だといくらペースが上がりにくいコースと言っても、エルフィンと絶対的に比較すればペースは上がってくるので、この辺が課題。それでもこれまで全てのレースでばてていないうえに、切れ味を見せているというのは間違いなくプラスで、血統的にも姉がワンカラットと父系は全く違うが、スピードを示している部分もある。前がばてれば届くというような馬が桜花賞では馬券圏内に届いているのも事実で、こういう馬は不気味。
△プレノタートも同様にバテ差しタイプ。L1が必然的に落ち込む阪神外1600mなら今までのように位置取りの差で届かないというようなリスクはかなり小さくなる。フィリーズレビューは上がり最速だが、スピード持続力を見せたという点でも正統派のジャンポケ産駒のように思える。こういうタイプは本番でこその馬だし、改修後の桜花賞は抜群の相性であるアンカツの遅仕掛けがここで生きてきそう。軽い馬場でもL1落ち込めば問題無いので、十分勝負になるだろう。
ジョワドはここで買うほどの魅力はなくなったかな。いくら前哨戦だったとはいえ、あそこまで完敗しちゃうとね。今回は後方からになるだろうけど、JF自体は今となれば時計的にそこまで評価できるものでもないし、福永がこういう馬をきっちり勝たせるイメージが全くわかない。
http://blog.livedoor.jp/catassan/
tipmonaとは?