11期 予想歴3年
◎マジェスティバイオ
1着/1人気
○キングジョイ10着/7人
▲ディアマイホース11着/10人
×クランエンブレム
<前段>
昨年7月、私が競馬ナンデで予想を始めて、最初のレースがこの中山GJでした。
皐月賞が盛り上がっているところで一人?アウトローかもしれませんが、書いていきたいと思います。
障害戦は、特に馬の持つ力量の差が表れるレースだと思っています。そして真剣味があります。なので個人的に障害戦は好きです。
なお、大変過酷で危険なレースだと思います。このレースで昨年は2頭の馬が亡くなりました。自身最初の書き込みで、特に、レース中で目の当たりにした、メジロラフィキの即死は、私にとって衝撃が大きすぎました; 全馬ともそんな悲しいことの無いように、強く祈るばかりです。
<ポイント>
①コース内容を押えておく
国内最長距離4250m。9障害を計12回越え、バンケット(坂路)を5回下って上ります。
JRAのHPに、コース紹介が出ています。バーチャル体験を見るとわかりやすいと思います。
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2012/0414_1/course.html
②飛越の巧い馬であること
障害越え機会が12回。内2回は、大障害(大竹柵と大生垣)を飛ばなければなりません。
飛越の巧い馬とは、ざっくり言って障害レースで常に上位にいる馬と考えます。当然、落馬が少ないのが良い。
③コース実績
平地以上に、障害はコース実績が重要。中山障害で好成績、少なくとも経験があると良い。
④障害戦キャリア
障害戦はキャリアを重ねた馬が巧くて強いと思っています。
経験の薄い馬 < 経験の多い馬
今回のような大障害かつ大距離のレースではなおさら。
⑤スタミナのある馬であること
JRAで最長距離のレースであり、優勝タイムは5分以内くらい。スタミナ必須。
平地でスピードがあるだけでは苦しい。
<当日の状況>
中山は雨模様。不良馬場。馬場に水分がかなり含んだ状態でしょう。
あまり考えたいとは思いませんが、ハプニングのあることが十分に考えられます。
<展開など>
長丁場であり、猛烈に飛ばす馬はいません。不良馬場、雨天であり、慎重にレースを進める馬が大勢。ペースはスローからミドル。勝負は後半になってから。後半ペースが上がったところで、経験の少ない馬は徐々に不利になっていくのでは。最後までしっかり跳べて走れる馬にチャンスがあると思います。
<予想>
経験値の活きるレース。勇んで早めに前々を進む馬は、後半あせりが出てくるのでは。道中は自分のペースを守り、飛越をしっかりこなせる馬が最後まで生き残るでしょう。人馬ともにあせりは禁物。過酷なサバイバルレースになること必至。
◎マジェスティバイオ(差し)
とにかく充実しています。キャリア1年にもかかわらず、破格の強さ。
昨年は中山大障害に勝利。コース、スタミナともに不安無し。
前走は休み明けで1頭だけ63kgで圧倒的な勝利。そして今回は叩き2戦目。逆らいようがありません。敵は思わぬハプニングくらいか。
○キングジョイ(差し~追い)
メンバー1番のキャリア(6年)。古豪10歳、中山大障害2勝、当レース2着の経験を誇ります。
今回は骨折明けを一叩きした状態。完全復活とはいかないのでしょうけど、状態はかなり良くなっているようです。
経験豊富なこの馬の地力を評価して2番手に。
▲ディアマイホース(差し)
この馬は残念ながらスピード不足。順位以上にタイムで他馬に差をつけられています。3000m程度のレースではかなり厳しい印象。
ただし今回は、雨、不良馬場、長丁場ということで、この馬にチャンス到来と踏んでいます。まあ、重が得意ということではないでしょうけど。
中山は9戦、メンバー中1番多いです。また昨年は大障害を経験。スタミナはありそうです。ちなみにキャリアは2年半。
決定力不足のこの馬ですが、長丁場であり、こつこつと粘ってついて行けば最後にチャンスがあると思うのです。食い込みで馬券圏内も。
△バシケーン(差し)
こちらも実績派。一昨年の中山大障害の勝ち馬。
脚部不安で長期休養明け。一叩きして馬体は良くなっているようです。
この馬は主戦の簑島騎手の負傷があり、今回は五十嵐雄祐騎手に乗り替わりになりました。障害に経験のある騎手と思いますが、個人的には気になっています。主戦の乗り替わりは多少マイナスでは。あとは、昨年のメジロラフィキの鞍上がこの五十嵐Jだったことを、勝手ですけど気にしています。何事もありませんように祈っています。
△バアゼルリバー(差し)
こちらは上がり馬。キャリア4ヶ月も何のその、未勝利から3連勝中。特に前走は重賞の阪神SJでV。
中山と63kgは初ですけど、今の勢いは無視しにくいです。私は経験重視なので△の評価。ただし今後はもっと強くなる馬。
△アグネスラナップ(先行)
こちらも上がり馬。キャリア半年。前走はバアゼルリバーの2着。上がりはバアゼルリバーと同タイム。
こちらも中山と63kgは初。バアゼルリバーとは遜色無い実力か。経験重視なので△。
△メルシーモンサン(差し~追い)
一昨年の当レースV。
その後は屈腱炎で約2年のブランク、3月に復帰し平地で一叩き。一変は?
直前まで眼中に無かったのですが、どうも意外性を感じます。気になり始めて△。
×クランエンブレム(逃げ~先行)
キャリア2年。経験レース最長3300m。
昨年9月の阪神JSの勝ち馬。当時はこの馬を押えず外している私です; ただし最後の障害はなんとか飛越で、かなり危なかった印象。
当時は初コースで勝利。センス良し。
今回は初の大障害。スタミナは? 飛越の方はどうか?
平地で良い脚を使うタイプであり、重馬場は良くないようです。
ここは不向き、切ることにしました。
¥馬券¥
3連複
軸9、相手1・4・5・7・11・12。15通り、各100円ずつ。
3連単
5-9-11のBOX。6通り、各100円ずつ。
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昨年の中山大障害の覇者マジェスティバイオが断然人気。かなり強いでしょうし、逆らいにくいですが・・・。
注目馬
○ドングラシアス
障害キャリア3年。最長レース距離4100m。
今回は休み明け、思うように叩けないところでのぶっつけ本番。
でもこの馬、昨年7月は休み明けで小倉サマージャンプ(J・GⅢ)に勝利。
昨年の中山GJでは、休み明けのメルシーエイタイムが2着。
また、中山での勝ち星はありませんが、前走の中山大障害で3着。
走り込み不足?が懸念されますが、密かに勝ちを狙っている馬ではないでしょうか。
人気も落ちそうですし、気になるところです。
穴馬候補
▲ディアマイホース
障害キャリア2年半。最長レース距離4100m。
一昨年の覇者メルシーモンサンと経過が似ていますね。
メルシーモンサンは、中山大障害5着(勝ち馬キングジョイと1.6秒差)、ペガサスJS6着ときて、本番の当レースで1着。
ディアマイホースは、中山大障害6着(勝ち馬マジェスティバイオと1.6秒差)、(間に2レース使って)ペガサスJS6着ときて、今回の本番。
スタミナはあると思います。そして、障害を巧くこなし上手く立ち回ることができれば、もしかしたら、本番で大駆けするかもしれません。
※印は仮です。また、予想内容について、変更する場合があります。ご了承ください。
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