NHKマイルC2012予想
矢作厩舎の連覇に期待。

KUROSHIMA
08期 予想歴17年

◎レオンビスティー
  11着/17人気

○モンストール16着/8人
▲ブライトライン10着/5人
△アルフレード2着/3人
×マウントシャスタ
×カレンブラックヒル


 ファルコンS2着のレオンビスティーに注目。当時は決め手の差でブライトラインの後塵を拝したものの、直線で一旦先頭へ抜け出す好内容。後続との差を考えると勝ちに等しいレース内容だった。新装・中京の芝コースはもはやローカルで片付けられない、非常にタフなコース設定。当日はさらに重馬場となり距離以上のパワーとスタミナを要するコンディションだった。マイルは適性からギリギリに映るが、ファルコンS好走の背景から1ハロンを克服できる底力があっていい。大外枠からうまく立ち回れるようなら。

 モンストールは本質的に直線が平坦なコース向きだろうが、新潟2歳Sでジャスタウェイを振り切った決め手を再考。

 ブライトラインは3歳ですでに5戦を消化しているローテが気になるが、ファルコンSとNZTの内容から末脚が常識にかかってきた。スローペースにならなければ。

 スプリングSで黒星がついたアルフレードは、道悪うんぬん以上にやはり軽い良馬場でこそ。2戦目の上がり3ハロン32秒台の決め手も、東京向きの瞬発力に映る。ただし、前走の内容から大幅な巻き返しは?

 マウントシャスタは優秀な成績に反して、走破タイムと上がり時計に際立ったものが正直見当たらない。しかも、デビューから1800Mだけを使われているのも、キャリア・経験という点で柔軟性を欠きそうな予感が。

 3連勝は伊達じゃないカレンブラックヒルも、そのレース内容が東京向きに思える要素は皆無。NZTは完勝だったが、東京の長い直線で追い比べになった場合、他馬より速い上がりを使えるかというと、果たして。


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