オークス2012予想
本当に距離延長どんとこいなのか

サニーのすけ
08期 予想歴16年

◎メイショウスザンナ
  9着/6人気

○キャトルフィーユ14着/7人


ヴィルシーナ
クイーンC出走時から言われる1600mは若干短いという話。果たして本当にそうか。そう言われたのはどうしてなのかな。1800mデビューで2000mのレースを勝っているからなのかな。
距離が短いところに出走すると折り合いはつけやすいけど勝負どころで動きにくくなるはずですが、むしろマイルの方がいいパフォーマンスを出しているような気もする。
血統的にディープインパクトの牝馬は何となくマイルよりの気もするし、母ハルーワスウィートはダート短距離馬。その母ハルーワソングの仔を1口で出資していましたが短距離馬。その出資馬の弟にはフレールジャックがいますがこれもマイルがいいだろう。わたしの薄い血統知識ではどうしてもマイラーなのです。
同世代の中で力上位なのは戦績からは言うまでもありませんが、あまりにも距離伸びて楽しみという声が大きすぎる気がして。消極的押さえ。


ジェンティルドンナ
デビュー以来減り続ける馬体重ですが1週前調教は坂路でビッシビシ追われて好時計。とても2400mのレースを控えている馬とは思えなかったのですけどね。
同厩舎でこの馬の姉ドナウブルーがVマイルで2着をしましたが小柄な馬。これもビシビシ追われる調教をされていましたけど+12キロでの出走。しかし姉には十分なレース間隔があった。
ジェンティルドンナ自身はチューリップ賞前に熱発があって緩めてもマイナス体重。いかにも精神的には強くない感じが。輸送がいいとは。距離も?消極的押さえ。


ミッドサマーフェア
使われ方がどうしても厩舎力のなさが出ていると思う。強さをわかっていればわざわざトライアル前に牝馬を関西に持って行く理由がない。
ただここ数戦のパフォーマンスは高いのが困ったもの。前走は負かした相手が微妙。2着3着で権利を獲った2頭は2000mですらスピード能力が足りない感じをそのレースまでに出していましたからね。前走のパフォーマンスを鵜呑みにして積極的にこの馬の馬券を買うのならば距離延長でスピード不足を補えそうな2,3着馬を押さえたい。超消極的押さえ。


◎メイショウスザンナ
スピード能力ではちょっと足りないんじゃないかなとは思いつつも抜擢。まず桜花賞直後は賞金的にギリギリかな?と思っていましたけど無事に出走できることに安心しています。
桜花賞は回顧でも書いたとおり馬群の列の一番外にいた馬が1~4着。その中で内を追走してから外に出すも前をスッと勝ち馬にカットされながらもしぶとく伸びた内容を評価。
逃げ切り勝ちもあれば差し切り勝ちもあるというレースセンス。関東圏への輸送経験豊富なキャリア。ジョッキーのセンス。すべてがマッチして他が距離延長を苦にすればチャンス十分。


○キャトルフィーユ
別路線組から。去年エリンコートが走ってしまったのでちょっと注目が集まってしまうのが残念なところではありますけどね。
なんといってもアルメリア賞ですかね。単純にマウントシャスタと接戦ということでも高い評価をしなければなりませんが、負かしたタムロトップステイ、ロードアクレイムも500万下を勝利しているから牝馬限定戦ならばG1でも。
馬券になっているレースではすべて前に行ってのもの。ここはみんな距離を気にして我慢させる競馬をしてくるからスッと先行できるはず。ジョッキーにはダイワエルシエーロのような積極的な競馬を期待したい。


単複 ◎
馬単 ◎⇔○
3連複 ◎○2頭軸総流し


tipmonaとは?

オークス2012回顧
これだけ時計が速いと・・・

サニーのすけ
08期 予想歴16年

次走狙い:ダイワズーム
次走狙い:ハナズゴール
次走危険:アイスフォーリス
次走危険:メイショウスザンナ


時計が速すぎます。ペースは速かったというか緩まなかったという感じですけどそれにしても、前に行きすぎた馬と後ろで全くやる気のなかった馬以外はどれもバッタリ止まっている感じではありませんから馬場がちょっとおかしいと思うしかない。当然レースレコードだからといってこの世代が強いとか決めつけることはできない。でもあれだけ差がついてしまうと勝ち馬は抜けて強かったのでしょう。

2着以下はほぼ接戦。酷な距離の中でこれだけ時計が速くなって普通ならばもっと着差が開いて力差がはっきり出るはずなんですけど・・・世代のトップに立つチャンスはどの馬にもあるとは言えないまでも、ここで着順が大きかった馬もそう悲観することもないと思う。なんでここに出ているの?というおかしな感覚になる馬はいなかったようにも思う。


1着 ジェンティルドンナ
圧勝。懸念していたデビューから減り続ける馬体と輸送競馬を難なくこなしてプラスで登場。テン乗りのジョッキーも上手く他の人気馬を見ながら落ち着いて騎乗していてアッパレ。
何というか距離延長に不安は隠せなかったけど結局他よりも抜群に向いていたということなんでしょうか。高速時計の東京2400mで勝ったというとキングカメハメハのダービーを思い出しますけど、キングカメハメハですら最後はバテてヨレる感じになっていましたよね。この馬は全然バテていない。ちょっと信じられないぐらい強かった。
桜花賞馬として当然1番人気だと思ったら3番人気。いかにも距離が長そうというイメージが強すぎたためなのでしょうか。今回はその評価を嘲笑うような勝利になったわけですけど、ちょっとゲンナリするシビアすぎるオッズだったなぁと。


2着 ヴィルシーナ
速いペースと判断して割と後ろ目に。結果的には好判断になったわけですけど結局デビュー3戦目ぐらいまで見せていた反応の悪さが4コーナー付近で出ていた感じは否めないところ。内田騎手としては来週のゴールドシップもちょうどそういう感じの馬なのでいい練習になっているのかもしれないけど・・・何しろ相手が切れすぎた。2着を確保するのはさすが。
黒光りする馬体ですからパドックではどうしても他よりも強そうに見えたわけですけど、時間が経つごとにどんどんテンションが上がっていっているように見えた。まだまだ精神面で成長の余地がありそう。


3着 アイスフォーリス
中団の前目の内を追走。この馬の魅力は先行しての立ち回りと思っていたので戦前に松岡騎手が「中団で溜める競馬を」と言っていたので正直萎えました。数年前のブルーミングアレーを思い出しました。府中は直線が長いから差し有利と単純に考えてしまうのでしょう。馬の魅力が台無しだと思います。
結果的に中団で溜めての3着、いやむしろ前が上手く開いてくれていれば2着まではあったという好走ということになりますが、この馬にその競馬が合っているとは思えず前が緩まなかったことによる捌きの上手さが出ただけと印象。
京都の内回りで行われる秋華賞ではそれがいい武器になるはずですが、この好走で控える競馬が合うと勘違いしなければいいなと思う。


4着 アイムユアーズ
パドックで他有力馬がテンションが上がってきたりしている中で一番どっしりしていた印象。それはちょっと元気がないんじゃないかとも思えるほどに。
その落ち着きはレースでも出ていて、折り合いに苦労するところもなかった。緩まないペースになったのもよかったんでしょうけど、決してラチを頼ってダラダラ走っていたわけではなくて直線では馬場の悪くなっていないところの一番内側というコース取りでウィリアムズ騎手の手腕によるものも大きかったか。
もうこれ以降こういう長い距離のレースを使う必要性がないわけですから(2200なら使う可能性があるけど)どこまでも安定して走ってきそう。ジョッキーが固定されないけどG1ともなれば外国人が乗ってくれるレベルの馬でしょう。


5着 サンキューアスク
出遅れたものの最内に切れ込んで終始ラチピッタリ。持ち前の堅実な脚を使って5着に入ったことは健闘も、今回は展開がハマったというしか・・・


6着 ダイワズーム
キツイローテーションでもよく追い込んできています。今回は後方で構えて展開がハマった感もありますけど、一緒に伸びたハナズゴールを競り落としているから十分。
こうして外に出して追い込んでこれる力と、デイジー賞のように立ち回る競馬が上手くマッチすればいずれ重賞戦線で活躍して行けるでしょう。


7着 ハナズゴール
桜花賞を直前で回避して厳しすぎるローテを敢えて進んできたわけですけど、そもそも馬格がないから結果的には厩舎力が足りていないですよね。
前走のNHKマイルCにしても今回にしてもあまり揉まれずに追走できれば確実に脚は使ってきているからもっと順調に走らせてあげられればまだ仕事することは可能。悲観する内容ではないからもっと体が増えてくれれば。




9着 ◎メイショウスザンナ
力ではちょっと劣ることはわかっていての推奨でした。それはもっと立ち回りが生かせるような競馬になってくれることを想定していたからで、こう時計が速くなってスピード能力を問われると苦しいです。一雨ほしいなと思っていたんですがそう上手く行きませんでしたね。普通に力負け。
ただそれにしてももっと前に行って粘り込みを図ろうという意図が見える競馬をしてほしかったところ。有力馬連中と同じ競馬をしていてはどうやっても掲示板が限界です。武豊騎手がG1を勝てていないのは馬の質の問題もありますが、質が悪くても何か工夫を見せてくれないと。意地が見たい。


14着 ○キャトルフィーユ
前にすら行かず。この馬場と展開ですから前に行ったらどうにかなったとは言いませんがこれもメイショウスザンナと武豊騎手と同様に何か見せ場を作りに行くような競馬をしてくれないと何とも。


18着 ココロチラリ
やる気をチラリとも感じず。1コーナーで「あぁ、ノリがまたやってるな」という以外は何とも。デビューして2カ月でここを勝てというのは酷な話ですが、ついて行くことすらしないし追うこともしないとなれば出走枠がもったいなさすぎる。


追記
書き忘れてました。

13着 ミッドサマーフェア
揉まれずに運んで折り合いも特に問題なし。それでいて伸びないのですから距離に敗因を求めていいのでしょう。展開的には弾けていいはずでしたからね。
調整もどうだったんでしょうか。直前追い切りで美浦坂路一番時計だから調子は悪いはずがないんでしょうけど、逆に言うとオーバーワークということになるんでしょうか。元々調整が上手ではない厩舎だから疑念の目はありましたが…前日、最終的にも1番人気だったことには驚きを隠せません。厩舎力の低さを補って余りある素質と評価されたのか、馬主の力なのか…
パドックにおいてはヴィルシーナ同様徐々にテンションが上がってきていました。あと他の有力馬と比べたら後肢の動きが硬かった感じ。パッと見ですけどね。やっぱりオーバーワークだったのかな。


tipmonaとは?

最新記事一覧

次の予想をみる >