10期 予想歴9年
◎ヴィルシーナ
2着/2人気
○ジェンティルドンナ1着/1人
▲アイムユアーズ6着/3人
△ミッドサマーフェア11着/5人
◎ヴィルシーナ
◯ジェンティルドンナ
▲アイムユアーズ
△ミッドサマーフェア
秋華賞は基本的には堅いレースですが、1番人気よりも2番人気の方が成績が良いことも知られています。
今年は三冠を狙うジェンティルドンナが圧倒的な指示を集めると予想されます。熱発明けのチューリップ賞こそ4着に負けたものの、桜花賞で見事に巻き返し、オークスでは翌週のダービーのタイムを上回る驚異的なオークスレコードで5馬身差の圧勝。秋初戦のローズSも先行して楽々押し切り、本番へ向けてこれと言った死角は見当たりません。
しかしながら、圧倒的に強いはずの馬が勝ち損ねることがあるのが秋華賞。アドマイヤグルーヴが、ウオッカが、ブエナビスタが差し損ねるのが京都2000という舞台なのです。
圧倒的に強いとされるジェンティルドンナにも負ける可能性はあります。競馬に絶対はないのです。十中八九勝ちそうでも、僅かな負ける可能性を考えてそれに賭けるのもありだと私は思います。
……というか、少額馬券師の私にはジェンティルドンナからの馬券を勝っても儲けがないので……
逆転の可能性があるのはヴィルシーナ。
オークスでは完敗でしたが、桜花賞では僅差の2着でした。ローズSは瞬発力勝負をジェンティルドンナの後ろから行って突き放されてしまいました。オークス、ローズSでは追走で手綱が動いたり、勝負所での反応が今ひとつに見えて、京都2000で狙うにはリスクが大きいようにも感じていました。
しかし、枠順を見て考え方は一変しました。
最内枠……包まれるリスクがあることを考えれば「出たなり」などという悠長な競馬はできないでしょう。内田騎手の性格を考えても積極的に先行する競馬をしてくれるはず。それに応えられる抜群のスタートセンスと粘り強さがヴィルシーナにはあります。
明日の馬場状態にもよりますがもし内伸びの傾向が見られたならば、逆転の目も出てくるのではないかと思うのです。
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10/14追記
土曜日の馬場は極端な内伸びではありませんでしたが、フラットな馬場状態で脚質の有利不利は特に見られませんでした。
勝負付けがついたように見えるヴィルシーナの逆転には馬場のアシストが欲しかったというのが本音ですが、それでも僅かな望みに賭けたいと思います。本命はヴィルシーナのままで。
対抗はジェンティルドンナ。
強いですね。特にオークスのパフォーマンスは圧巻でした。
ただ、ローズSを見て「脚質自在で秋華賞にも死角なし」とは思えませんでした。というのも、ローズSは超スローペース。あのペースで先行したことが先行力の証明にはならないと思うのです。
ペースを考えればローズSの競馬も瞬発力に頼った競馬だったと思います。今回もそれほどペースは上がらないと思いますが、ローズSほどの超スローは考えづらく、ポジション取りは中団から後方になると思われます。
そうなれば、差し損ねる可能性も僅かながらにあるのではないかと。
三、四番手にはクイーンS組を。
アイムユアーズは常に世代の上位のパフォーマンスを見せていますし、ミッドサマーフェアはフローラSでアイスフォーリスをぶっちぎっていることから体調さえ万全ならかなりの能力を持っていると思います。
なによりデータ的に「前走条件戦組」が不振なので、重賞で結果を出してきた馬たちに期待したいです。
馬券はヴィルシーナ→ジェンティルドンナの馬単とヴィルシーナ、ジェンティルドンナ軸の3連複を2点で。ジェンティルドンナが順当に勝ってしまっても3連複は当たります。
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