12期 予想歴24年
◎未定
○オルフェーヴル1着/1人
今週のメインレースは、第57回産経大阪杯である。
第57回産経大阪杯は、3冠馬オルフェーヴルの復帰戦ということもあり例年以上の注目を集める。
そこで、競馬理論の競馬予想では、第57回産経大阪杯に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
2012年のジャパンカップ組からは、2着のオルフェーヴル(池添謙一)が出走する。
オルフェーヴルのジャパンカップ2着という結果は、インが有利な馬場において終始外を回らされるコース取りの差によるものであって、勝ったジェンティルドンナよりもかなり強いレース内容であった。
つまり、オルフェーヴルが現役最強であることは疑いの余地がないレースであった。
よって第57回産経大阪杯の競馬予想においては、オルフェーヴルに本命級の高い評価を与えて当然である。
有馬記念組からは、4着のエイシンフラッシュ(デムーロ)、6着のダークシャドウ(戸崎圭太)及び12着のローズキングダム(川田将雅)が第57回産経大阪杯に出走する。
エイシンフラッシュの有馬記念の4着という結果は、インが若干有利な馬場において内をつく、ロスのない競馬によるものであり、上位3頭には力負けといったレース内容であった。
よって、産経大阪の競馬予想においては、エイシンフラッシュに、オルフェーヴルの2着候補の1頭といった評価を与えれば十分である。
なおエイシンフラッシュは、超スローの日本ダービーを制したようにスローの瞬発力勝負が得意である。
そのため、第57回産経大阪杯がスローの瞬発力勝負となるようであれば、エイシンフラッシュの評価を上げるべきである。
一方、ダークシャドウの有馬記念の6着という結果は、中団で終始外目を回らされてのものであり、0秒1の着差を考慮すると、レース内容としてはエイシンフラッシュを上回る。
よって、第57回産経大阪杯の競馬予想においては、ダークシャドウに、エイシンフラッシュと互角又はそれ以上の評価を与えるべきである。
ローズキングダムの有馬記念の12着という結果は、インの3番手の絶好位を走ってのものであり、まったく見所のないレース内容であった。
よって第57回産経大阪杯の競馬予想においては、ローズキングダムに高い評価は不要である。
京都記念組からは、3着のショウナンマイテイ(浜中俊)が第57回産経大阪杯に出走する。
ショウナンマイティの京都記念の3着という結果は、向こう正面で折り合いを欠いたまま先頭に立ってしまったものであり、負けて強しのレース内容であった。
またショウナンマイティは、去年の宝塚記念において、オルフェーヴルに敗れはしたものの、エイシンフラッシュには大きく先着しており、末脚を生かす競馬ならばG1でも通用する能力を証明した。
よって第57回産経大阪杯の競馬予想においては、ショウナンマイティに、オルフェーヴルの相手候補筆頭級の高い評価を与えるべきである。
エリザベス女王杯組からは、2着のヴィルシーナ(内田博幸)が第57回産経大阪杯に出走する。
ヴィルシーナのエリザベス女王杯の2着という結果は、
道悪適性の差が出ただけであり、牝馬限定の弱いメンバー構成を考慮しても悲観すべき内容ではない。
ヴィルシーナは、秋華賞においてジェンティルドンナとハナ差の競馬をしており、単純な比較ではオルフェーヴルと互角と見ることもできる。
しかしヴィルシーナの秋華賞の2着という結果は、イン有利の馬場において1枠を生かしてマイペースで先行してのものであり、レース内容としてはジェンティルドンナと着差以上の大きな差があった。
よって第57回産経大阪杯の競馬予想においては、ヴィルシーナに、先行馬有利の展開になった場合の、オルフェーヴルの2着候補程度の評価を与えることが妥当である。
以上のように競馬理論の競馬予想では、第57回産経大阪杯に出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、枠順、展開、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第57回産経大阪杯の最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第57回産経大阪杯の予想をお楽しみに。
以下のURLから2013年以前の第57回産経大阪杯の関連記事がご覧いただけます。
http://www.keibariron.com/database/sankeioosakahai
第57回産経大阪杯のコースやレースの特性が知りたい方には大変好評をもらっています。
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