天皇賞(春)2013予想
今年はきっと順当よね。

やまっくす
12期 予想歴14年

◎ゴールドシップ
  5着/1人気

○カポーティスター15着/9人
▲ムスカテール16着/7人
△フォゲッタブル10着/10人
×フェノーメノ


過去5年の傾向を見ても、10年の3着メイショウドンタクや12年1着のビートブラックのような人気薄で激走した馬がいるため、明確なデータ傾向というのは正直無いところ。
ただ、これらを除いてしまえば、基本的には前走GⅡで3着以内に好走した馬か、前年の天皇賞春で馬券になった馬というのしか来ていないことになる。
つまり、今年は前哨戦である阪神大賞典、日経賞、大阪杯の3つで馬券になった馬からということでいいかもしれない。

今年の前哨戦比較をすると、まず阪神大賞典は、ゴールドシップ1頭が抜けており、なおかつ少頭数で小粒だったことを考えれば、ゴールドシップ以外は買いづらいということになる。
レース内容から見ても、勝ったゴールドシップは、自分から勝ちに行って完勝という内容だったが、2着のデスペラードは彰からに着を拾いに行った印象。また、3着のフォゲッタブルについても、年齢から言って上積みも薄いと思われる。

次に日経賞だが、こちらは逆に昨秋のGⅠ好走馬から、冬のGⅡ勝ち馬などが揃いメンバー的には、明らかにレベルが高いといえる。
その中で勝ったフェノーメノ、2着カポーティスター、3着ムスカテールあたりについては、まずマークが必要かと思う。

大阪杯については、上位馬が揃って回避しているうえ、どちらかというと中距離向きのレース展開だった。仮に出走してきたとしても、あまり重い印はつけれないという感じ。

あとローテ的に買えるというのは、京都記念から直行のトーセンラーではあるが、どうしてもディープインパクト産駒については、3000mがギリギリに思える。さすがに、3200mになってあの末脚が使えるかといえば疑問。

ということで、印と見解をまとめると次の通り。

◎ゴールドシップ
普通に考えても、まず頭が固いだろうし、昨年のオルフェーヴルよりも信頼できる存在。
菊花賞のレースを見ても、自分から動いて行って、最後まで脚が衰えることがなく完勝だし、前走の阪神大賞典でも同じような競馬をして完勝。とにかく、この距離に対して全く不安のない競馬をしている。
中間も反動と疲れを考慮して、坂路調教だけだったら不安だったが、2週前にCW長めを併せ馬でしっかりと時計を出しているし、仕上がり具合に関しても全く不安がないと思う。
とにもかくにも、ジェンティルドンナ、オルフェーヴルと当たるまでは負けられないので、ここは強さを見せて完勝といってほしい。

○カポーティスター
正直、日経新春杯勝った時はハンデに恵まれた印象だったが、前走の日経賞好走で見直した。
牝系からの近親にサクラローレルがいるし、ハーツクライ産駒なので京都の長丁場は向いていると思う。
また、春天では最後の4角で好位にいれる先行馬が穴を開けているので、こういった先行力があり、なおかつ京都の重賞を勝っている馬というのは、非常にこの舞台に向いていると思う。

▲ムスカテール
昨秋から本格化して、重賞未勝利ではあるが、GⅡを好走しており、タイプとしてはマイネルキッツのような感じ。
血統的にも、牝系は欧州のスタミナ血統の塊だし、案外3200mになって大化けする可能性はありそう。

△フォゲッタブル
年齢的に上積みがなさそうだが、前走で見せた先行する競馬に、長距離得意で先行する競馬が上手い和田騎手が乗るというのであれば、復調気配と相まって穴馬で面白いと言えそう。


フェノーメノについては、初の関西輸送が不安なのとベストが2000m前後と思える。やってみないとわからない部分があるが、さすがにゴールドシップを負かしに行く競馬をすると、逆にスタミナがなくなり、人気薄に足元をすくわれそうな気がする。


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