スプリンターズS2013予想
捕まえる場所が鍵!

クライスト教授
10期 予想歴34年

◎ロードカナロア
  1着/1人気

○サクラゴスペル11着/4人
▲ドリームバレンチノ6着/5人
△ハクサンムーン2着/2人
×グランプリボス
×フォーエバーマーク


自信度S…
セントウルSでは捕まえ切れなかったものの、よほどの事がない限り今度はロードカナロアがハクサンムーンを捕らえられないなどあり得ないだろう。何しろ休み明けで斤量差にも関わらずクビ差だったのは同馬の実力の表れであり、騎手でも他馬を上回っているからには今度は交わして当然だからだ。
したがって、問題は2着争いとなり、その鍵もロードカナロアがハクサンムーンをどの位置で捕らえるかに懸かっており、相手も相応の位置取りのできる馬、あるいは末脚のハマる馬でなければならないはずで、それは「相手も絞れる」という裏付けになるため自信度Sで勝負する。

◎…ロードカナロア
実力も上、騎手も上、コース対応力もあり、斤量差なし…負けるとすればレース中の故障、あるいはまさかのスタート失敗くらいしかない。
思うに、「王者」とは大レースにおいて(好調)一過性の馬などに遅れを取らない完全な強さを持っているものだけが許される称号であり、岩田康によって本当の意味で強さを開花した同馬はその称号を担うに相応しい馬と言える。
「負ける事は許されない」ではなく、「勝つべくして勝つ馬」と言えるからには不動の1着馬とせざるを得ない!

○…サクラゴスペル
ロードカナロアがハクサンムーンを捕まえるとすれば問題なのはその場所であり、坂下で並びかけて一気に交わしてしまうレースになるとさすがのロードカナロアも早仕掛けの可能性があるのでそこまではハクサンムーンもまだ先頭でいられる可能性は高いだろう。
そうなれば、いくら差し有利の展開であっても直線勝負型の後方待機馬たちではさすがに届かない可能性も高くなるはず。
したがって、抜け出したロードカナロアと一緒にハクサンムーンを交わせる位置にいられるだけの馬が今回の相手筆頭と推察できることになり、それならサクラゴスペルが最もそれに近いと判断できるため今回は対抗に抜擢する。

▲…ドリームバレンチノ
昨年の2着馬だけに巻返しの期待はあるものの、前走で3馬身半差つけられた内容から推察すると例えハクサンムーンがタレてきたとしても同馬を捕らえきれるかまでが今回の限界と推察する。
したがって、ハクサンムーンのタレ込み度合が問題となる訳だが、この鍵はフォーエバーマークの絡み方とロードカナロアの仕掛け位置が握っているおり、セントウルSと同じペースでレースが流れるようなら3着目も危なくなるが、今回は少なくともロードカナロアがハクサンムーンを捕まえきるはずなので、単純にロードカナロアマークの競馬さえできれば前走の着差は中山の坂で十分に補えると判断して回は単穴とする。

△…ハクサンムーン
ロードカナロアの仕掛けが前走と同じであれば残り目の可能性は高いと思われるが、ロードカナロアの鞍上が名手であるからにはそんな同じ失敗をするとは思えない。
したがって、イヤでも早目に捕まえられると推察できるからには高松宮記念のゴール前の再現、もしくはより早目に潰される可能性が高いはず。
それでもフォーエバーマークの絡みくらいでは屈するとは思えず、例え後続に捕まったとしても掲示板を逸するとは思えないため今回は複穴とする。

X…グランプリボス
過去のG1実績があるからにはここでも伏兵視されて当然なのだが、同馬は根本的にはポン駆けするタイプではなく、マイラーズCのレベルならまだしもトップスプリントレースで過去の実績頼みの馬を狙うのはかなり厳しいと判断できるため今回は消し馬とする。

X…フォーエバーマーク
サマースプリントでは安定度の高い結果を残したが、如何せん村田鞍上でG1まで好走したら「それこそヤラセ」となることはロゴタイプの秋戦線離脱からも十二分に分かること。
競馬学校の対面を考えてもこんな騎手が好走させてもらえるとは思えないからには例え天地がひっくり返っても狙えないため消し馬とする。

※是非とも油断ない騎乗を!
岩田康が「楽に勝たそう」として先行馬を可愛がり過ぎればセントウルSの再現が起こってしまうかもしれない。
しかしながら、岩田康がそんなミスを犯すとは考え難く、逆に今回こそは王者の威厳を示すためにも万全の騎乗を心掛けるはず。
万全の心掛けで臨戦する岩田康に今回の騎手達が優れる者などいないことは自明の理であるからにはどう考えてもロードカナロアが負けることなど考えられない。
【私的に見たいのは、中山を熟知している横山典の期待通りの好走!…勝てとは言わないが変なレースだけはしないで欲しい…(強願)】


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スプリンターズS2013回顧
3・4着逆順に見る騎手のお粗末さ

クライスト教授
10期 予想歴34年

次走狙い:ロードカナロア
次走危険:サクラゴスペル


「5」…王者優勝は当然も2着も人気のハクサンムーンが入ったのはレースが実力どおりに収まったということ。ならば最高レベルの国内スプリント戦であると判断できるため最高の5とすべき。

■…ロードカナロア
名馬は名手と共にある…引退まで負けないレースを続けるであろうと判断できるので次走も期待馬。

□…サクラゴスペル
ギリギリの仕上げ、外枠ながら展開面も理想的に流れた中での伸びずにタレたからには、同馬の高松宮記念4着・安田記念5着は最好走の結果と判断でき、これ以上の伸びしろがあるとは考えられない。
もしかすると外人ジョッキーが乗ればもっと凄い競馬を見せてくれるかもしれないが、それこそ未知数であるからには横山典でオープン複勝馬に留まる可能性大と思わざるを得ず、次走以降も危険馬とせざるを得ない。

※着順逆の結果に苦笑もの…
今年の3・4着馬が鞍上的に逆順だったのが最大の苦笑もの。
なぜマヤノリュウジンが15人気だったのか…どう見ても「マジンプロスパーに福永が乗っているから」がその要因であり、良い馬が回ってきたと池添は本当にラッキーだったとさぞほくそえんでいることだろう。3冠馬降ろされジョッキーという前代未聞の醜態を晒した騎手のくせにだ。
どんな理由があれどもマジンプロスパーが3着になるのが道理であり、走らせるべきが本当に技量のある騎手であるはず。それが自分が乗っていた馬に足元を掬われて馬券から外れるのだから、これが福永の持っている騎手としてのポテンシャルの限界であることを晒したことに私は大いに苦笑させられた。
なぜ池添が3冠ジョッキーになれて福永がエピファネイアまで牡馬クラシックを勝てないのか…この逆順こそが物語っていると思わざるを得ない。

何度もバカでも勝てる馬に乗りながら、バカのように同じことの繰り返ししかできないのに、口だけはやれ親父に並んだだとか、乗りこなせましただとか語っているのだからこのバカにはつける薬はもうないのかもしれない。
ダービーで負けた時の発言(「馬じゃなく自分が足りなかった」)が薄れてしまう「やっと乗りこなせました」発言にはホトホトこいつは本当のバカ息子だと思わざるを得ない。
今一番の不安は、このバカ息子がエピファネイアまで菊花賞負けさせちゃうんじゃないかとヒヤヒヤ感があること。
おそらく負ける訳はない(地方騎手さえ何もしなければバカでも勝てる馬だから)が、彼が勝つことで他騎手が遠慮させられて割を食ってどんどん覇気がなくなってしまうのが何よりの弊害であることに主催者込みでいい加減に自覚して欲しいと言わざるを得ないだろう。
あと数年立つとこんな騎手が2000勝するというのだから、騎手界はお先真っ暗。
じきにミルコ・デムーロが日本に転入するが、もしもこんな状況が続くのであればスミヨンも転入させてイヤでも自分が上手くないこと、馬を勝たせる意識に欠けていること、父の足元どころか小指の1本にも達していないことを字が読めるのならいい加減に自覚しると言っておく。

今週は、日本生産界の夢(凱旋門賞制覇)が果たされるかもしれない状況だが、それだけに騎手界が福永祐一や三浦皇成を抱えていることで生涯世界に通用する騎手が生まれない弊害になっていることを主催者も考えるべき。
学力と縁故で騎手を選別してるから本当の騎手が生まれてこないことにいい加減気付いて欲しい。国家公務員なら頭は良いのだから!
競馬とは国家の裕福度を示すもの。それだけ平和な国であることは重々ありがたいとは思うが、そのために未熟者を優遇することは結果的には競馬の衰退につながるかもしれないことにいい加減気付いて欲しいものである!


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