10期 予想歴16年
◎サンレイレーザー
14着/2人気
今回はブリッツェンの単騎逃げが想定されるメンバー構成。外から番手のガルボ、ブレイズアトレイルがすっとつけていって隊列がすぐに決まりそう。 ペースが落ち着いてスローからのトップスピード勝負、またギアチェンジが要求される可能性も高いだろう。
◎サンレイレーザーはマイラーズＣは脚を溜めて後方から大外追走ではあったが、脚を使わず11.7 - 11.5 - 12.1 - 11.5 - 11.7の流れでコーナーの途中で少し緩んでいる分外から押し上げるのがそれほどしんどくはなかった。むしろここで押し上げていた分、直線でトップスピードに乗せやすい展開ではあり、ダノンシャークには先着したがパフォーマンス的には若干見劣るとみる。ただ、本来はもう少し前で競馬ができる馬で、持ち味はトップスピードとギアチェンジにある。エプソムＣではスローの競馬をクラレントの直後につけて12.1-12.0-11.2-11.5の流れで直線序盤からしっかり反応してギアチェンジ馬のクラレントに食らいついての３着。ジャスタウェイには内を突かれて甘くなったがこれは評価できる材料。六甲Ｓでも12.3-11.3-10.7-12.0、タフな馬場でＬ２最速10.7とトップスピードの質が問われた直線序盤で一気に２列目から突き抜けた。トップスピードの質やペースアップにも置かれないという点が魅力で、基礎スピード面でもマイラーズＣで目途を立てた。それでもスローで後半の総合力が問われる競馬は合っていると思うしここは期待していいだろう。マイラーズの時から対ダノンでは1kg軽くなるのもいい。
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