12期 予想歴14年
◎グランプリボス
9着/7人気
○ダノンシャーク3着/1人
▲コパノリチャード4着/6人
△ドナウブルー5着/10人
過去10年の馬券対象馬からの傾向になりますが、これといって消せる材料についてあまりないので、今回は馬券になった例はあるが、好走例が少ないので減点というデータを中心に考えます。
まず、マイルCSにおいては、基本的には秋に1回でも使っていることが最低条件で、中9週以上の休み明けでの好走例がありません。したがって、まず一番に消えるのは安田記念から直行となるカレンブラックヒルは消します。
次は年齢ですが、マイルCSでは基本的には4，5歳馬が好成績です。6歳以上の馬での好走歴は、前年勝ち馬で同年にも安田記念を勝っているダイワメジャー、過去にも2度掲示板に載ってるうえ前走天皇賞秋を勝って臨んだカンパニー、同一GⅠを3連勝して過去にも3着、4着に来ていたサプレザといった、過去のマイルCSで好走例のあり同年にGⅠ勝ちのある馬が6歳以上でも好走してます。
つまり、かなりの実績と適正がないと高齢馬では厳しいということになります。
今年のメンバーからだと、6歳以上で過去のマイルCSで好走例がある馬というのはいないので、ガルボ、スピリタス、ダノンプログラマー、ダークシャドウ、リルダヴァルは消しとなります。
次に、前走の着順とタイム差ですが、前走10着以下または1秒以下に負けていた馬というのは、過去10年のマイルCSで3着に1頭だけしか来てません。
つまり、残る30頭中29頭が前走で9着以内かつ0.9秒以内だったということです。
ここでは、前走10着以下または1秒以上負けているサクラゴスペル、サンレイレーザー、ダノンヨーヨーは消し。
また、マイルCSでは、何故か前走3～4着馬の成績が非常に悪く、過去10年で3着に1頭しか来てません。オカルトっぽいけど、前走3，4着のもクラレント、サダムパテック、トーセンラー、マイネイサベル、レッドオーヴァルは消しとします。
いろいろと書いてますが、消しデータをまとめますと、
・中9週以上の休み明け馬
・マイルCS好走例のないGⅠ未勝利の6歳以上馬
・前走10着以下または1秒以上に負けている馬
・前走3，4着馬
となります。
ここまでで残った馬は、グランプリボス、コパノリチャード、ダイワマッジョーレ、ダノンシャーク、ドナウブルー、リアルインパクトの6頭になります。
ここで、強調材料を書きますと、まずは、いたらとにかく買えば間違いないと言われる前走天皇賞秋からの出走馬。ただし、今年はいないのが残念です。
次の強調材料というと、過去10年において前走1着馬の成績は(5.4.4.19)、前走6～9着馬の成績は(4.4.1.40)と、馬券対象馬30頭中22頭が前走1着または6～9着でした。
今年のメンバーからだと、前走1着だったダノンシャーク、コパノリチャード、前走7着のグランプリボスには強調材料となります。
以上を踏まえた印です。
◎グランプリボス
ここ2走続けて7着と物足りない印象だが、適距離じゃなかったのと、展開が向かなかったと思う。
このメンバーの中では一番のマイル実績だし、京都マイルは、昨年のマイルCS2着、今年のマイラーズC勝ちと文句なしの舞台。
あと、この馬の新馬勝ちを除く5勝中4勝というのが乗り替わりであげた勝利なので、乗り替わがいい方向に働くとみる。
○ダノンシャーク
今年マイル重賞2勝、安田記念3着とやっとこ本格化の印象。
去年と違って相手が手薄というか大して変わってないので、今年の実績からだと昨年6着以上の成績が望めそう。
▲コパノリチャード
スワンSを逃げ切ったように、展開のカギを握ると思うが、他に逃げ馬がいないので、かなり展開的に有利になりそう。
しかも、今開催からCコースになるので、なおさら展開的に有利になりそう。
ただ、3歳馬の成績があまり良くないので、この評価というか3着付けで狙いたいところ。
△ドナウブルー
昨年好走しているし、展開からいうとマークは必要かなと思うが、実は、牝馬で馬券になった馬の共通点というのが、当日5番人気以内だったということ。
今年のメンバーから、この馬が5番人気以内になるのか読みづらいので、当日の人気を見ながらということになりそう。
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