08期 予想歴14年
◎ホウライアキコ
7着/2人気
○マジックタイム6着/6人
▲トーセンシルエット15着/12人
△レーヴデトワール9着/3人
◎ホウライアキコ
デイリー杯2歳S勝ちの牝馬ということでレーヴディソールを思い出しますが、内容は大きく違います。
『45.7-47.5』という前傾ラップを先行して押し切る牡馬のような競馬、レーヴディソールは後傾ラップを切れ味よく差し切り快勝でした。
これは大物だと思いましたが、いえ今も信じていますが、デイリー杯をハイペースで先行して好走した馬のその後がどうもよろしくない。
ホーマンウイナーとか、ライラプスとか、ホッコータキオンとか、そもそもダートにいっちゃったゲンテンとか。
ピークトラムに0.5秒の差を付けたのはハープスターと同じなので、地力で劣ってはいないはず。
あとは適性の問題でしょう。
ハープスターは新馬戦のラスト4Fが『12.5-11.5-11.9-12.0』、新潟2歳Sが『12.8-11.5-10.9-11.4』と、4Fから3Fにかけて急加速してそのまま維持できる馬。
和田騎手が阪神の坂にビビって緩めてしまえば、満を持して脚を溜めたハープスターに置き去りにされるでしょう。
しかし、淡々とした流れで瞬発力勝負をさせなければ、この馬が完封できると思っています。
戦法的に主導権を握っているのはこちらで、ならば本命にしたい。
そして久しぶりに和田騎手のシャーが聞きたい。オペから十余年、着実に腕を上げて来たと思う。
○マジックタイム
新潟で派手な勝ち方をした点でハープスターと重なりますが、内容は結構違います。
今回の場合は未勝利戦を評価したくて、ペースが『12.3-11.0-12.2-12.6-12.1-11.8-11.0-12.0』と、一度12.6と緩んでいますが、新潟2歳Sと違うロングスパート戦でした。
このペースでは、未勝利レベルの馬では脚が溜められず、上位は先行勢が独占か、というところ、上がり2位の馬より1.6秒も早い上がりで差し切り勝ち。
これは濃い内容、2着馬が気の毒になるレベル。
2着馬、3着馬共にその後勝ち上がっており、ある程度のレースレベルもあったでしょう。稍重ということを考えれば、新潟2歳Sとそう見劣る時計でもないです。
型にはまったらハープスターはそれは強いかもしれませんが、総合力ではこちらの方が、とも思えます。
前走のように中弛みするペースでも差して来るので、スローペースになった時のことを考えてこっそりハープスターとの馬連を押さえるつもりです。
▲トーセンシルエット
京王杯2歳Sは前が行った行ったという競馬でした。
この馬は5番手の追走で、3コーナーから4コーナーにかけて先行勢が後続を突き放すところで置いて行かれて、そのまま追いつけなかったですね。
阪神外回りは丸っこい東京と違ってコーナーがゆったりしていますから、前走のようなことにはならないかと。
スローな東京1400と、ハイペースになったタフな馬場の函館で好走している経験が生きてくるのでは。
距離は全く心配していません。
札幌2歳Sは馬場が特殊過ぎて参考外。
トーセンダンス産駒は勝ち星の半分以上が2000以上ですし、勝ち星の殆どが1200なルールオブロー産駒の兄も中距離志向の馬。
むしろオークスを楽しみにしたいぐらいの血統です。
△レーヴデトワール
白菊賞は中弛みすることのない淀みない流れで、ホウライアキコが作る流れでその経験が生きるかと。
二頭出しの人気薄、とは使い古された格言ですが、どうもイガグリ師のハープスターの吹きっぷりが胡散臭く感じる。
前走で減った馬体重と中一週が少々気になるのでこの印まで。
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