12期 予想歴25年
◎未定
○アドマイヤフライト2着/1人
今週のメインレースは、第61回日経新春杯である。
第61回日経新春杯は、一線級不在のハンデ戦ということもあり混戦が予想される。
そこで、競馬理論の競馬予想では、第61回日経新春杯に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
有馬記念組からは、4着のラブイズブーシェ(武豊)及び9着のテイエムイナズマ(デムーロ)が第61回日経新春杯に出走する。
ラブイズブーシェの有馬記念の4着という結果は、オルフェーヴルが大楽勝したことによる前潰れの展開に恵まれたものであり、レース内容としては着順ほどの価値はない。
よって、第61回日経新春杯の競馬予想においては、ラブイズブーシェに有馬記念4着馬ほどの評価を与える必要はない。特に、第61回日経新春杯が行われる京都競馬場の芝コースがイン有利の馬場状態のままであれば、ラブイズブーシェの評価を更に下げるべきである。
一方、テイエムイナズマは有馬記念の見所のないレース内容を見る限り、第61回日経新春杯の競馬予想において高い評価は不要である。
一方、菊花賞組からは、2着のサトノノブレス(岩田康誠)が第61回日経新春杯に出走する。
サトノノブレスの菊花賞の2着という結果は、インが極端に有利な馬場において終始ロスのない競馬に恵まれたものであり、レース内容としては着順ほどの価値はない。
よって、第61回日経新春杯の競馬予想においては、サトノノブレスを人気ほど信用すべきでない。
一方、オリオンステークス組からは、1着のアドマイヤフライト(福永祐一)が第61回日経新春杯に出走する。
アドマイヤフライトのオリオンステークスの勝利という結果は、スローペースの好位のインを追走する展開に恵まれたものではあるが、着差以上に余裕のある内容であった。
よって、第61回日経新春杯の競馬予想においては、アドマイヤフライトにそれなりの高い評価を与えるべきである。ただし、第61回日経新春杯は急激なメンバー強化になるのも確かなので、アドマイヤフライトが勝ちきるためには好位のインを追走するなど展開の助けも必要と判断している。
一方、朝日チャレンジカップ組からは、2着のカワキタフウジン(ルメール)、10着のラウンドワールドが第61回日経新春杯に出走する。
カワキタフウジンの朝日チャレンジカップの2着という結果は、外の差しが届きやすい展開に恵まれた感もあるが、展開さえハマれば重賞でもまだまだ通用する能力を示した
よって、第61回日経新春杯の競馬予想においては、カワキタフウジンを無視はできないが、今のイン有利の馬場では脚を余す可能性のほうが高いと判断すべきである。
一方、ラウンドワールドの朝日チャレンジカップの10着という結果は、まったく見所のない内容であった。
しかしながら、ラウンドワールドは、札幌2歳ステークスにおいてコディーノと互角以上の競馬をした実績があり、能力的にはひけをとらない。
よって、第61回日経新春杯の競馬予想においては、ラウンドワールドの巻き返しにも注意を払うべきである。
一方、愛知杯組からは、1着のフーラブライド(酒井学)が第61回日経新春杯に出走する。
フーラブライドの愛知杯の勝利という結果は、牝馬限定の弱いメンバー構成と50キロのハンデに恵まれたものであり過大評価は禁物である。
よって、第61回日経新春杯の競馬予想においては、3連勝中の勢いを考慮しても、フーラブライドに押さえ程度の評価を与えれば十分である。
一方、クリスマスカップ組からは、2着のステラウインド(北村宏)が第61回日経新春杯に出走する。
ステラウインドのクリスマスカップの2着という結果は勝ったマイネルオーチャードには力負けであったが、海外からの遠征帰りを考慮すると悪くない内容であった。
よって、第61回日経新春杯の競馬予想においては、ステラウインドが楽に先行できるようであれば展開利を生かしての粘り込みに注意を払うべきである。
以上のように、競馬理論の競馬予想では第61回日経新春杯に出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、枠順、展開、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第61回日経新春杯の最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第61回日経新春杯の予想をお楽しみに。
以下のURLから2013年以前の日経新春杯の関連記事がご覧いただけます。http://www.keibariron.com/database/nikkeishinshunhai 日経新春杯のコースやレースの特性が知りたい方には大変好評をもらっています。予想屋マスターhttp://www.keibariron.com/
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