報知杯弥生賞2014予想
トゥザワールドが初東上

予想屋マスター
12期 予想歴25年

◎キングズオブザサン
  5着/3人気


今週のメインレースは第51回弥生賞である。
第51回弥生賞は、2014年のクラシック戦線を占う意味でも注目される。
そこで、競馬理論の競馬予想では、第51回弥生賞に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。

若駒ステークス組からは、1着のトゥザワールド(川田将雅)が第51回弥生賞に出走する。

トゥザワールドの若駒ステークスの勝利という結果は、イン有利の馬場において外を回って差し切ってのものであり、着差以上に強い内容であった。

そこで、トゥザワールドにとって問題となるのは、第51回弥生賞のメンバー相手でも通用するか否かだが、2走前の黄菊賞の4着馬のキングズオブザサンが京成杯で2着に好走していることから通用する可能性は高い。
よって、第51回弥生賞の競馬予想においては、トゥザワールドにかなり高い評価を与えて当然である。

一方、京成杯組からは、2着のキングズオブザサン(大野拓弥)、3着のアデイインザライフ(戸崎圭太)、7着のアグネスドリーム及び11着のエアアンセム(後藤浩輝)が第51回弥生賞に出走する。

キングズオブザサンの京成杯の2着という結果は、プレイアンドリアルには力負けであったが、終始外を回らされてのものであり、褒められるべき内容であった。

よって、第51回弥生賞の競馬予想においては、キングズオブザサンに第51回弥生賞組で最も高い評価を与えるべきである。

なお、キングズオブザサンは、黄菊賞において、トゥザワールドに2馬身近く離されてしまったが、インが有利の馬場において終始外を回らされてのものであって、第51回弥生賞の競馬予想においては黄菊賞の着差ほどの能力差はないと判断すべきである。

一方、アデイインザライフの京成杯の3着という結果は、直線だけの競馬で3着まで追い込んでおり、素質の高さをうかがわせた。

よって、第51回弥生賞の競馬予想においては、前潰れの展開や外が伸びる馬場などの条件に恵まれさえすれば、アデイインザライフがキングズオブザサンを逆転可能と判断すべきである。

アグネスドリーム及びエアアンセムは、京成杯の見所のない内容を見る限り、第51回弥生賞の競馬予想において高い評価は不要である。
一方、ラジオNIKKEI杯2歳ステークス組からは、1着のワンアンドオンリー(横山典弘)及び2着のアズマシャトル(松山弘平)が第51回弥生賞に出走する。

ワンアンドオンリーのラジオNIKKEI杯2歳ステークスの勝利という結果は、ルメール騎手の好騎乗に恵まれたものではあるが、強敵相手に1馬身以上の差をつけており、力をつけていることを示した。

よって、第51回弥生賞の競馬予想においては、ワンアンドオンリーにも高い評価を与えるべきである。

一方、アズマシャトルのラジオNIKKEI杯2歳ステークスの2着という結果は、早めに先頭に立つ横綱競馬によるものであり、悪くないレース内容であった。

よって、第51回弥生賞の競馬予想においては、アズマシャトルに押さえ程度の評価は必要である。
そして、きさらぎ賞組からは、3着のエイシンエルヴィン(秋山真一郎)が第51回弥生賞に出走する。

エイシンエルヴィンのきさらぎ賞の3着という結果は、クラシック戦線でも注目されているトーセンスターダム及びバンドワゴンと1馬身差と考えれば立派だが、終始ロスのない競馬に恵まれたと見ることもできる。

また、福寿草特別組からは、1着のサトノロブロイ(松田大作)が第51回弥生賞に出走する。

サトノロブロイの福寿草特別の勝利という結果は、逃げ争いをした2頭から大きく離れた3番手を単騎逃げと同じような状態で気分よく追走してのものであり、レース内容としての価値は高くない。

よって、第51回弥生賞の競馬予想においては、エイシンエルヴィン及びサトノロブロイに押さえ程度の評価を与えれば十分である。

以上のように、競馬理論の競馬予想では、第51回弥生賞に出走する有力各馬の能力を分析した。

この分析結果に、枠順、展開、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第51回弥生賞の最終的な予想を決断する。

競馬理論のファンの方は、第51回弥生賞の予想をお楽しみに。

以下のURLから2013年以前の弥生賞の関連記事がご覧いただけます。

http://www.keibariron.com/database/yayoisho

弥生賞のコースやレースの特性が知りたい方には大変好評をもらっています。

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報知杯弥生賞2014回顧
トゥザワールドが人気に応える

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次走狙い:トゥザワールド


第51回弥生賞は、断然の1番人気のトゥザワールド(川田将雅)が勝利し、4番人気のワンアンドオンリー(横山典弘)が2着に、2番人気のアデイインザライフ(戸崎圭太)が3着に入り、本命サイドで決着した。

競馬理論の競馬予想では、イン有利の馬場において外を回って差し切る着差以上に強い若駒ステークスの内容から、トゥザワールドに人気でも逆らうべきではないと判断し、本命に予想した。

レースでは、トゥザワールドは、中団の外目からレースを進め、向こう正面で行きたがるような素振りを見せたが、なんとか折り合いをつけた。

そして、トゥザワールドは、3コーナー過ぎから徐々にポジションをあげ、直線入り口で早めに先頭に立ってしまったが、ワンアンドオンリーの追い上げを何とか凌ぎ切り、第51回弥生賞を制覇した。

トゥザワールドの第51回弥生賞の勝利という結果は、早め先頭と自ら勝ちに行く競馬で押し切ったものであり、着差以上に強い内容であった。

よって、次走の皐月賞の競馬予想においても、トゥザワールドに高い評価を与えるべきである。

一方、第51回弥生賞では、ラジオNIKKEI杯2歳ステークス馬ワンアンドオンリーが2着に追い込んだ。

競馬理論の競馬予想では、クラシックでの活躍馬を多く輩出しているラジオNIKKEI杯2歳ステークス勝ちの実績を考慮し、ワンアンドオンリーにも高い評価を与えていた。
レースでは、ワンアンドオンリーは、中団の外目でトゥザワールドをマークする位置から競馬を進めた。

そして、ワンアンドオンリーは、3~4コーナーで外からエアアンセムに被されたこともあり、直線までじっと脚をため、直線では大外から強烈な脚で追い込んだが、4センチだけ届かず、2着止まりであった。

ワンアンドオンリーの第51回弥生賞の2着という結果は、仕掛けが遅れてしまったものと見ることもできるが、コーナーワークで脚をためられたものとみることもでき、評価は難しい。

ただし、休み明けでプラス10キロと仕上がり途上ながらも、トゥザワールドに迫ったこと自体は評価すべきである。
よって、次走の皐月賞の競馬予想においては、ワンアンドオンリーにも高い評価を与えて当然である。

一方、第51回弥生賞で2番人気に推されたアデイインザライフ(戸崎圭太)は3着に敗れてしまった。アデイインザライフは、課題だったスタートを決めると、好位の馬群の中からレースを進めた。

そして、アデイインザライフは、直線に向くとジリジリと脚を使ったが、上位2頭とは決めての差がでてしまい、3着を確保するのが精一杯であった。

アデイインザライフの第51回弥生賞の3着という結果は、好位で競馬を進める器用さを身につけたことはプラスだが、現時点では上位2頭に力負けといった内容であった。

よって、次走の皐月賞の競馬予想において、アデイインザライフが好走するためには展開などかなりの助けが必要と判断すべきである。

以上のように、第51回弥生賞は、トゥザワールド及びワンアンドオンリーの2頭の強さだけが目立つ一戦となった。
よって、競馬理論のファンの方は、2014年のクラシック戦線においては第51回弥生賞組ではトゥザワールド及びワンアンドオンリーの走りに注目して頂きたい。

以下のURLから2013年以前の弥生賞の関連記事がご覧いただけます。

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