天皇賞(春)2014予想
逃げ馬不在

シーバス
09期 予想歴16年

◎ゴールドシップ
  7着/2人気

○ウインバリアシオン2着/3人
▲キズナ4着/1人
△フェノーメノ1着/4人


バンデの賞金不足除外で逃げ馬不在となった今年の天皇賞(春)。

京都記念を奇襲の逃げで勝ったデスペラード。
日経新春杯を途中から逃げて勝ったサトノノブレス。
小倉大賞典を向上面でマクり切って勝ったラストインパクト。
日経賞で先行してまずまず結果の出た無欲のサイレントメロディ。

上記4頭が逃げ馬候補と思っていますが、これらの出方次第ではゴールドシップ、フェノーメノ、アドマイヤフライトがハナという可能性もありそう。

逃げ馬不在でスロー濃厚と思いきや、色気を持った先行馬ガンガン飛ばす展開も考えられ、展開予想は難解。

それでもゴールドシップがまともに先行できれば、3~4角からのロングスパート戦は必至。
京都の高速馬場を考えると機動力の無い追い込み馬はやはり不利だろう。

◎ ゴールドシップ
テン乗りの鞍上でも好スタートからスンナリ先行できた前走を評価。
同馬の機動力を発揮できない高速馬場は道中で後方からマクる競馬スタイルでは不利だが、先行できるならば話は別。
道中2、3番手から京都の坂を利用して後方集団を引き離す仕掛けができれば、持ち前のスタミナで押し切れる。
ただ、スタートで出遅れればそれまでだろう。
先行させて脚を使い切るのが上手い鞍上ウィリアムズに全てを託す。

○ ウインバリアシオン
前走の4角での機動力は目を見張るものがあった。
有馬記念と同様に時計の掛る馬場が味方した側面もあるが、1頭だけ次元の違う強い競馬内容だった。
京都コースとの相性は良いとは言えないが、時計の速い馬場もこなすタイプ。
ただ、やや仕掛けの遅い印象のある鞍上への突然の乗り替わりをマイナスに取りやや評価を下げた。

▲ キズナ
日本での近3走は追い込み一辺倒という内容。
このレーススタイルに変えてから結果が出ているところを見ると、ギリギリまで脚をタメた方が良いタイプなのだろう。
直線坂が無く前の止まらない京都の高速馬場で同様の競馬内容では、有力馬が前に行って力を発揮した場合届かない可能性が高い。
機動力を見せた凱旋門賞では結果は4着。
ディープインパクト産駒の京都コースとの相性を考えると無視はできないが、単勝1倍台になるようなら逆らって妙味。

△ フェノーメノ
前走内容、追い切り内容ともに強調材料に欠くが、展開は4強の中では同馬が一番向きそう。
前の止まらない高速馬場を活かして、昨年同様3、4コーナーから仕掛けていく競馬で後続をねじ伏せたい。
ただ同じポジションにゴールドシップがいるとすると、ロングスパート合戦になった時、体調やスタミナ面で不安が残る分評価は下がる。
ゴールドシップが出遅れた時のために、同馬から○、▲に流す手もあるか。

注 ホッコーブレーヴ
前走は4角を回った時点では絶望的なポジションながら、エンジンが掛ってからの伸びは1頭だけ違っていた。
過去の戦績や前走内容からも明らかに直線が長く広いコース向きで京都の外回りは合いそう。
叩き2戦目で血統的にも距離延長は歓迎。
脚質から前の止まらない京都の高速馬場はマイナス材料だが、手の内に入れた鞍上(田辺)が上手く仕掛ければ、4強の一角を崩せても。


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