12期 予想歴25年
◎未定
○ハープスター2着/1人
今週のメインレースは、第75回オークス(優駿牝馬)である。
第75回オークス(優駿牝馬)は、桜花賞2着馬レッドリヴェールが日本ダービーへ矛先を向けたことにより、ハープスターが断然の人気になりそうである。
そこで競馬理論の競馬予想では、オークス(優駿牝馬)に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
桜花賞組からは1着のハープスター(川田将雅)、3着のヌーヴォレコルト(岩田康成)、5着のレーヴデトワール(福永祐一)、7着のマーブルカテドラル(田辺裕信)、8着のフォーエバーモア(蛯名正義)及び11着のペイシャフェリス(内田博幸)が第75回オークス(優駿牝馬)に出走する。
ハープスターの桜花賞の勝利という結果は、かなり外を回らされながらも上がり32秒9の脚で差し切ってのものであったため、着差以上に強い内容であったのは間違いない。
そのことから、第75回オークス(優駿牝馬)の競馬予想においては、凱旋門賞制覇を目指すハープスターに本命級の高い評価を与えて当然である。
その一方でヌーヴォレコルトの桜花賞の3着という結果は、ハープスター及びレッドリヴェールにこそ力負けではあったものの、4着以下を1馬身以上離しており、成長を示す内容であった。
その点を考慮して、第75回オークス(優駿牝馬)の競馬予想においては、ヌーヴォレコルトにハープスターの相手の最有力候補の一頭といった評価を与えるべきである。
またレーヴデトワール、マーブルカテドラル、フォーエバーモア及びペイシャフェリスは、桜花賞の内容を見る限り、ハープスター及びヌーヴォレコルトを逆転することは難しそうであるため、第75回オークス(優駿牝馬)の競馬予想において高い評価は不要とみている。
ただし、フォーエバーモアは休み明けで挑んだ桜花賞こそ惨敗してしまったが、阪神ジュベナイルフィリーズでハープスターと僅差の競馬をしている。
そのことから、第75回オークス(優駿牝馬)の競馬予想においては、フォーエバーモアの巻き返しには注意が必要である。
そしてフローラステークス組からは、1着のサングレアル(戸崎圭太)、2着のブランネージュ(秋山真一郎)、3着のマイネオーラム(松岡正海)、6着のマジックタイム(横山典弘)、7着のクリスマス(三浦皇成)、8着のマイネグレヴィル(柴田大知)及び10着のハピネスダンサー(吉田豊)が第75回オークス(優駿牝馬)に出走する。
サングレアルのフローラステークスの勝利という結果は、直線で前が塞がって仕掛けが送れてしまったことを克服してのものであったため、レース内容としては着差以上に強い内容であった。
その点を考慮して、第75回オークス(優駿牝馬)の競馬予想においては、サングレアルにフローラステークス組で最も高い評価を与えるべきである。
ただし、今年は桜花賞組のレベルが非常に高いので、第75回オークス(優駿牝馬)の競馬予想においてはサングレアルにはハープスターの相手候補の一頭の評価を与えれば十分である。
その一方でブランネージュのフローラステークスの2着という結果は、開幕週の馬場で好位のインを追走する展開に恵まれたものであったため、レース内容としての価値は低い。
そのことから、第75回オークス(優駿牝馬)の競馬予想において、ブランネージュに高い評価は不要である。
またマイネオーラム、マジックタイム、クリスマス、マイネグレヴィル及びハピネスダンサーは、フローラステークスの見所のない内容を見る限り、第75回オークス(優駿牝馬)の競馬予想において高い評価は不要とみている。
ただしマジックタイムは、仕掛けが遅れながらもフォーエバーモアに迫ったクイーンカップの内容が強いので、第75回オークス(優駿牝馬)の競馬予想において、マジックタイムの巻き返しには注意を払うべきである。
そして、皐月賞組からは11着のバウンシャッセ(北村宏司)が第75回オークス(優駿牝馬)に出走する。
バウンシャッセの皐月賞の11着という結果は、見所こそなかったものの、牡馬の一線級相手の割には大きく負けていなかった。
そのことから、第75回オークス(優駿牝馬)の競馬予想においては、中長距離に照準を絞ってきたバウンシャッセにもハープスターの相手候補の評価は与えるべきである。
そして、バウンシャッセが制したフラワーカップ組からは、2着のパシフィックギャル(ウィリアムズ)が第75回オークス(優駿牝馬)に出走する。
パシフィックギャルのフラワーカップの2着という結果は、コース取りの差を考慮すると、バウンシャッセと2馬身の着差ほどの能力差はない。
その点を考慮して、第75回オークス(優駿牝馬)の競馬予想においては、パシフィックギャルにバウンシャッセと互角程度の評価を与えるべきである。
そして、スイートピーステークス組からは1着のシャイニーガール(田中勝春)、2着のベッラレジーナ(藤岡康太)が第75回オークス(優駿牝馬)に出走する。
スイートピーステークス組は桜花賞で13着のシャイニーガールが1馬身以上の差で勝利をおさめていることからもわかるように、別路線組と比較するとレースのレベルが一枚落ちている感は否めない。
そのことから、第75回オークス(優駿牝馬)の競馬予想においては、スイートピーステークス組のシャイニーガール及びベッラレジーナに高い評価は不要と判断している。
そして矢車賞組からは、1着のアドマイヤシーマが第75回オークス(優駿牝馬)に出走する。
アドマイヤシーマの矢車賞の勝利という結果は、 コーナーワークでうまく内に潜りこませた藤岡康太騎手の好騎乗によるものではあるが、2着の2馬身以上の差をつけており、素質が開花してきた。
つまり第75回オークス(優駿牝馬)の競馬予想においては、出走さえ叶えば、アドマイヤシーマにそれなりの評価を与えるべきでる。
以上のように競馬理論の競馬予想では、第75回オークス(優駿牝馬)に出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第75回オークス(優駿牝馬)の最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第75回オークス(優駿牝馬)の最終的な予想をお楽しみに。
以下のURLから2013年以前のオークス(優駿牝馬)の関連記事がご覧いただけます。
http://www.keibariron.com/database/oaksyushunhinba
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