平安S2014予想
"前走新味を見せた⑨トウショウフリークに好機到来"

ベストアン馬サダー
13期 予想歴22年

◎トウショウフリーク
  10着/3人気

○ソロル2着/7人
▲ナムラビクター5着/1人
△グランドシチー14着/5人


本命に推すのは⑨トウショウフリーク。前走のアンタレスS(GⅢ)では控える競馬で追って味のあるレースを見せてゴール前で急追。惜しくもアタマ差及ばなかったものの、最後の脚は際立っており、収穫の大きな一戦だったと言える。坂路単走での最終追い切りは力強いフットワークで4F53秒8-12秒9。数字は平凡に映るが、雨の影響を考慮すれば前走時と同等の好調教。7歳になってもレベルの高いレースで安定して走っており、先行有利の傾向がハッキリと出ている舞台で、前走のような立ち回りができれば勝機十分。

逆転候補に推奨する⑥ソロルは前走こそ案外だったが、2走前のマーチS(GⅢ)、4走前のポルックスS(OP)では今回上位人気のナムラビクターらを負かしている。この2勝が脚抜きの良い重馬場だったことを踏まえると、本質的には軽いダート向きなのだろう。昨秋の花園S(1600万下)で記録した1分48秒6は、その開催の京都ダ1800mの最速タイム。近2走は中団からの競馬になっているが、無理なく好位のポジションを奪えるセンスがあり、時計勝負も望むところ。適条件のここで恥ずかしい競馬はしないはず。

次位は重賞連勝を狙う③ナムラビクター。重賞初制覇を飾ったアンタレスSは、自分から勝ちに行く競馬で現ダート界屈指の強豪ニホンピロアワーズを捻じ伏せる好内容。故障で出世が遅れていたが、ここにきての本格化は明らかだ。初の57キロと2年ぶりの京都ダートが鍵になるも、好位で競馬が出来て瞬発力勝負にも対応可能。3連勝も狙える器だ。

地力上位の⑧グランドシチーはアンタレスSで、メンバー中最速タイとなる上がり3F36秒3をマークして0秒3差の5着。位置取りがやや後ろ過ぎた印象はあるものの、決め手はさすがで、まだ衰えてはいない。前が止まりにくい京都替わりはプラスにならないが、ムラっぽくなった近走でも56キロでは崩れていない。中間の好時計からも調子落ちは見られず、展開次第で上位争いに加われる。

以下
△⑫ドコフクカゼ
△⑯ワイルドフラッパー

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