13期 予想歴22年
◎ハープスター
2着/1人気
○ヌーヴォレコルト1着/2人
▲バウンスシャッセ3着/3人
△マジックタイム13着/6人
一本かぶりになるが⑩ハープスターには逆らえない。桜花賞の勝ち時計である1分33秒3はレースレコード・タイで、上がり3Fの32秒9は阪神コースが改装された2007年以降の桜花賞史上最速タイム。これを4角最後方からのごぼう抜きで演じて見せた。ウオッカやブエナビスタら歴代の名牝と比べても遜色ないスケールがあり、インパクトではそれらを凌駕。1勝1敗のレッドリヴェールを翌週のダービーに向かわせたことが、この馬の能力を物語っている。マイラー体型や内伸び馬場が懸念材料になってくるが、規格外の瞬発力がこの舞台に合うのことは間違いなく、祖母がオークス馬で父がディープインパクトなら距離適性にもケチのつけようがない。ここは素直に相手探しの一戦だろう。
わずかに逆転の可能性を秘めるのは⑨ヌーヴォレコルト。ハープスターに対して重賞初挑戦のチューリップ賞(GⅢ)で0秒4差の2着。そして桜花賞で0秒1差の3着と着実に迫ってきた。折り合いには不安がないタイプで、父は長距離歓迎のハーツクライ。さらに、今回は勝ち鞍のある左回り替わりに、輸送の負担が少ない関東圏での競馬と、強調材料は有り余るほど。前が止まらない今の馬場を考えれば、脚質に幅がある点も大きな強味。1週前の猛烈デモにも調子の良さがハッキリと出ており、勝負気配なのは間違いない。
早くからオークスに照準を合わせている⑤バウンスシャッセも軽視できない存在。牡馬相手の皐月賞(GⅠ)では11着だったが、着差はわずかに0秒7差。3走前の寒竹賞(500万下)で2分0秒8の好時計勝ち、2走前のフラワーC(GⅢ)では直線で前が詰まるロスがありながらも2馬身差の完勝。牝馬同士の一戦なら力は十分に足りている。好枠から立ち回りの上手さを生かせば上位進出も可能だろう。
フローラS(GⅡ)6着から巻き返しを図る⑮マジックタイムは血統背景からも長距離適性の高さが伺える。その前走は直前に騎手が替わるアクシデントに激しいイレ込み。情状酌量の余地はある。左回りコースで見せる決め手は魅力で、脚質的にも勝負師・横山典弘の手に合いそう。ひと叩きした今回は大きく前進してくるはず。
以下
△⑰フォーエバーモア
△①ベッラレジーナ
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