阪急杯2009予想
阪急杯 勢いとコース実績。

軍神マルス
08期 予想歴11年

◎ファリダット
  7着/1人気

○ドラゴンファング3着/2人
▲ビービーガルダン1着/7人


★傾向分析★
2006年 タイム 1'22"5 (不良) 1FAve=11.79 3FAve=35.36
テン34.6-11.7-上がり36.2 『前傾』
1着ブルーショットガン・・・サクラバクシンオー×スーパークリーク=プリンスリーギフト×ニジンスキー 7-6
2着コスモシンドラー・・・Green Desert×Gone West=ダンチヒ×ミスプロ 11-11
3着オレハマッテルゼ・・・サンデーサイレンス×ジャッジアンジェルーチ=サンデーサイレンス×ボールドルーラー 5-2

2007年 タイム 1'20"5 (良) 1FAve=11.50 3FAve=34.50
テン34.3-11.4-上がり34.8 『前傾・一貫』
1着プリサイスマシーン・・・マヤノトップガン×サンデーサイレンス=ロベルト×サンデーサイレンス 5-6
1着エイシンドーバー・・・Victory Gallop×Kris S.=ミスプロ×ロベルト 5-4
3着スズカフェニックス・・・サンデーサイレンス×Fairy King=サンデーサイレンス×ノーザンダンサー 12-13

2008年 タイム 1'20"7 (良) 1FAve=11.53 3FAve=34.59
テン34.7-11.4-上がり34.6 『一貫』
1着ローレルゲレイロ・・・キングヘイロー×テンビー=リファール×ニジンスキー 1-1
2着スズカフェニックス・・・サンデーサイレンス×Fairy King=サンデーサイレンス×ノーザンダンサー 8-8
3着ローブデコルテ・・・Cozzene×Seeking the Gold=グレイソヴリン×ミスプロ 5-5

流れの基本は『前傾』や『一貫』の厳しい流れ。ただし開幕週ということもあり、好走馬は先行位置にて展開するような馬(=5番手前後)に向く傾向が読み取れる。

先行してなだれ込むような流れから、血統の傾向はミスプロ系やニジンスキー系に向く流れと考える。
サンデーサイレンス系は、母系がノーザンダンサー系やボールドルーラー系といった欧州スタミナ型のタイプに向くようです。

また前走東京新聞杯で好走した馬が、3年連続して3着以内に好走しています(=06年3着オレハマッテルゼ、07年3着スズカフェニックス、08年1着ローレルゲレイロ)。好走馬のステップとして評価して良いと考えます。

またこのコースは好走馬がまた好走する傾向にあるようです(プリサイスマシーン:06年阪神C2着→07年阪急杯1着、スズカフェニックス:07年阪急杯3着→07年阪神C1着→08年阪神C1着、ジョリーダンス:07年阪神牝馬S1着→07年阪神C2着、など)。

★予想★
◎ファリダット・・・Kingmambo×Sunday Silence=ミスプロ×サンデーサイレンス
前走京都金杯3着(=京都芝1600m)。Kingmambo産駒は、成長力に富み本格化すると手がつけられなくなるくらいまで成長する。雨の日はキングマンボというくらい道悪も巧く、馬場が渋ればプラスの好走条件となる。母父Sunday Silenceで母はBelieveなので晩成型と思うので、重賞3連続好走中の今が本格化の兆し(=阪神C2着もありコース実績もある)と考えて好走に期待する。ここで突き抜けて次走に活かして欲しい。

○ドラゴンファング・・・タイキシャトル×ダンスオブライフ=ヘイロー×ニジンスキー
前走雲雀S1着(=東京芝1400m)。芝1400mは5戦全連対(2-3-0-0)で、重賞初挑戦で鮮度が高く勢いのある馬。タイキシャトル産駒で、タイキシャトルは勢いのある充実期には連続好走し、勢いがなくなるとスランプへと入っていく特性がある。この特性と内枠・先行脚質に期待して評価する。

▲ビービーガルダン・・・チーフベアハート×Westminister=ダンチヒ×ターントゥ
前走京阪杯6着(=阪神芝1200m)。チーフベアハート産駒は、スピードの持続性能が高くロングスパート型のレースに強い。ダート質な流れで先行して踏ん張る展開は向くはず。開幕週と内枠を活かして先行するのを希望する。また距離延長での巻き返しが多いのもチーフベアハートの特徴で、掲示板外から反撃するのが得意。その特性に期待して評価する。


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阪急杯2009回顧
阪急杯 ニジンスキー系との相性。

軍神マルス
08期 予想歴11年

次走狙い:ドラゴンファング
次走狙い:ファリダット
次走危険:ビービーガルダン
次走危険:ローレルゲレイロ


2009年 タイム 1'21"1 (良) 1FAve=11.59 3FAve=34.76

ラップ
①12.2-②10.6-③11.3-④11.6-⑤11.7-⑥11.6-⑦12.1
1FAveとの誤差
①+0.6 ②-1.0 ③-0.3 ④±0 ⑤+0.1 ⑥±0 ⑦+0.5
テン34.1-11.6-上がり35.4 『前傾』

『前傾』・・・逃げ× 先行△ 差し○ 追込◎

1着ビービーガルダン・・・チーフベアハート×Westminster=ダンチヒ×ターントゥ 2-2
2着ローレルゲレイロ・・・キングヘイロー×テンビー=リファール×ニジンスキー 1-1
3着ドラゴンファング・・・タイキシャトル×ダンスオブライフ=ヘイロー×ニジンスキー 3-3

今年はテン-上がりのラップ差から『前傾』の流れ。07年~09年の馬場改修後の流れを考えると、『前傾』や『一貫』といった前につける馬に厳しい流れと考えるが、今年は前残りの結果に。開幕週の影響が大だったと考える。

1着ビービーガルダンは、前走京阪杯6着(=京都芝1200m:0.3秒差)からの休み明けでの好走。チーフベアハート産駒で、チーフベアハートは距離延長が得意で惨敗からも巻き返す特性がある。ダンチヒ系ということもあり交互に好走することも多いが(=ダンチヒ系は1戦燃焼型が多い)、比較的連続好走もしやすく堅実型。今回は休み明けの上、前走からの距離延長という条件があり、スプリンターズS3着の実績からも力上位であり、好走する下地は十分だったと考える。
次走高松宮記念なら、サンデーサイレンス系が強いレースであることや前述のダンチヒ系の特性から好走は難しいかも。

2着ローレルゲレイロは、前走東京新聞杯13着(=東京芝1600m:1.8秒差)からの好走。東京新聞杯はこのレースと相性が良く、例年好走馬がここでも好走することが多いが今年は出走馬は本馬だけ。しかも惨敗後からの巻き返しから、ステップとしての優位性があると考える。キングヘイロー産駒で、溜めると不発で強気に前で勝負や積極的に動いてこそのダンシングブレーヴ系。母父テンビーはニジンスキー系で、スピード持続型のレース向き。以前に好走した条件で何度も穴をあけ、古馬でもゆったりと成長する。本馬は08年1着馬でもあり、コース実績があった馬でもある。
マイル路線へと向かうなら衰えの少ない父系×母父からも好走可能と考えるが、高松宮記念ならビービーガルダン同様非サンデーサイレンス系ということもあり好走は難しいかも。

3着ドラゴンファングは、前走雲雀S1着(=東京芝1400m)からの好走。タイキシャトル産駒で、タイキシャトルは気力が充実した好調期に連続好走しやすく、勢いと鮮度が大切なポイント。重賞初挑戦3着ならば勢いはまだ持続中と考える。母父ダンスオブライフはニジンスキー系で、2着ローレルゲレイロと同じからこのレースにニジンスキー系は向くと考える。
タイキシャトルはヘイロー系で、サンデーサイレンスと同じ大系統ターントゥ系。高松宮記念には好走馬の中では一番向くと考える。鮮度と勢いからも期待する。

ファリダットは、今回7着に負けてしまいましたが3着ドラゴンファングとは0.2秒差。今回は外枠で後方からの内容から、次走高松宮記念では母父サンデーサイレンスから適性は向くと考えて好走可能では?と考える。


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