三木特別2014予想
通用しないと話にならない。

アキ
14期 予想歴18年

◎シャドウダンサー
  6着/2人気

○トーセンギャラリー8着/5人
▲ヒロノプリンス7着/4人
△イリュミナンス4着/3人
×エイシンヒカリ
×ウインミーティア


◎シャドウダンサーはここでこのハンデだとまず逆らえないかなあと思っています。京都新聞杯も僅かに届かなかっただけだし、エイシンヒカリが引っ張る流れだとスローには考えづらくこの馬が普通に能力を発揮できる条件になると思っているので。不安があるとしたら阪神外回りで、脚の持続力は並。縦長の展開が読めたなら評価は少し下げるかも。
○トーセンギャラリーは前走は出負けもあったし、瞬発力が問われた新潟では少し厳しかったかなあと。その前の2走で見る限りは前半に多少消耗戦の流れがあった方が歓迎だし、ここは先行馬がそこそこ強いし天候・馬場を考えると加速・瞬発力の比重は下がるかなと。そうなればこの馬は狙いどころ。
▲ヒロノプリンスは但馬Sの惨敗が気になるところだけど、坂のある中央競馬では1800mの方が無理なく走れるのかなという印象。現級勝ちのある馬だけどその前後安定している時はむしろ時計の掛かるそこそこの消耗戦で走れていたし中間の雨は歓迎のはず。向正面スタートでゆったり入れるこのコースも良いかなと。
△イリュミナンスはこの馬もこの雨予報はそこそこ悪くないしテンがそこそこ速くなるこのメンバーは個人的にはマイナスにはならないと見る。けど、ハンデがちょっと見込まれているのはマイナス。このクラスでこの斤量で走ってはいるけど、今回は何よりシャドウダンサーに対して男女アドバンテージ合わせて5キロ差は厳しい。差し届かないリスクも考えて押さえまで。
×エイシンヒカリはやはり高速馬場の京都でここ2戦の圧倒的なパフォーマンスを見せてきただけに、今回は様子見が妥当かなと。単複を試しで買う以外は消しで考えておいたほうがいい。逃げ先行の岩田というのもあまり信頼性はないので。
×ウインミーティアは開幕週だけど雨でパワーを若干は要求される馬場がまず問題。加えて前走のように要所の出し抜きで嵌ってのタイプだし、同型がどう緩めてくれないここは狙いづらい。消しで。


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三木特別2014回顧
[岩田康誠]弱点克服のチャンス?

アキ
14期 予想歴18年

次走狙い:シャドウダンサー
次走危険:エイシンヒカリ


レースとしては完全に展開の読み違い。ここまでスローペースだとそれはこういう結果になるよなあと。あまりあてにはできないレースですね。
さて、タイトルの意味ですけど、まず僕の今の岩田康誠に対する評価としては、
「今のままだと絶対に日本トップにはなれない」
というものですね。アンチ意見来そうですけど(笑)
でもこれは素直な意見です。
理由としては、岩田は「レースを支配できない」という点です。前にも言いましたが。
岩田の勝ちバターンとしては、まず流れに乗ってかつインに近いコースで温存する。そして隊列が崩れた時に一気に抜け出すイメージかなあと。この、「温存する技術」と「走路を開ける判断」が優れているので、特に締まった流れになる上位レースで強みを見せているのかなあと思っています。
逆に負けパターンは意外と多く、まずスローペース。どの馬にも余力が残って加速の速い状態になると長所の温存の高さが削がれて並になってしまう。後藤浩輝の落馬のケースは2件ともそれで、スローで抜けきれずにモタモタしているところで進路妨害になってしまう形でした。アドマイヤデウスの一連のレースはさらにわかりやすくて、前が勝手に潰れた若葉Sでは4コーナーで抜群の進路取りを見せたけど、コーナーや直線序盤でスピードの問われた皐月賞・日本ダービーではここで置かれている。馬というよりは岩田の弱点が出た形です。
それともう1つ。岩田で「逃げ」のレースって皆さん意外にイメージないのでは?岩田は流れを作るのをどうも苦手にしていて、逃げの選択肢を好んで選ぶタイプではないです。仕方なく逃げや積極策に出たハリケーンでも訳のわからない折り合い難やペースで人気を裏切ったのは記憶に新しいし、基本は番手で流れを作るのは他に任せたい騎手。エイシンヒカリの今回のレースでも、この馬の逃げならここまでスローにする必要もなかったし、本人は仕方なく逃げになってしまったというイメージでいいでしょう。あまり評価できないです。
後者に関しては結構致命的な問題で、このレースを支配するような能力があったから武豊は長年リーディングに居座ったし、騎手として劣る福永祐一もここまで岩田と接近していた。今の各騎手が持ち味をフルに発揮している時代では、岩田はこの欠点をカバーしない限り絶対に天下はとれない。日本一なんて図に乗った話だなあと片腹痛く思ってます。ディスってすいません(笑)
まあ、岩田にとって痛かったのはディープブリランテの引退で、あれだけスピードの絶対値・爆発力があって頭使って先行しないといけない馬と共に歩むのは岩田にとって先行競馬をマスターする最大のチャンスだったし、あの馬の引退で岩田は完全に番手競馬にこだわる騎手になってしまったかなあと。
とはいえ今回エイシンヒカリがこういう勝ち方をした事で、岩田としてはチャンスでしょう。この馬のスピードをいかにコントロールして、またいかにペースを作って最後まで使い切るか、宿題は多いですけど日本一になるには当たり前にこなさなくてはいけない事だし、この馬をうまく飛躍できるかは結構至上命題だなあと、個人的に思っています。


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