14期 予想歴16年
◎アジアエクスプレス
12着/1人気
アジアエクスプレスがダート路線に専念するみたいです。
『手塚調教師「時計が速くなっても大丈夫だし、何より皐月賞よりもメンバーは落ちるから」と指揮官は自信満々。さらに「もう芝は使わない」とまで言い切った。』
ネット競馬より引用。
アジアエクスプレスで驚愕したのは、二連勝とはいえダートしか走ってないのに、芝初挑戦が朝日杯フューチャリティ(GⅠ)で勝利したことです。
展開が向いたとはいえ、これは並の馬には絶対にできない芸当です。
この朝日杯フューチャリティを終えた後も半信半疑だったのですが、スプリングSでもいい内容でした。皐月賞はレースを見る限り芝のレースではしなかった二番手からの競馬と距離が2000mでスタミナが切れたと見ます。
さて、芝での実力ばかりが目立っていましたが、元々ダート二連勝で圧勝していた本馬です。
で、オキザリス賞のラップを見てみましょう。
12.3 - 11.0 - 11.7 - 12.1 - 13.0 - 12.4 - 12.2 - 13.2
前半600m 35.0 後半600m 37.8
これだけ見ると前半が速いのですが、この二歳500万下の前半ラップとは0.2秒ほど速く、全体のラップを見てもすごい優秀とはいえないです。まあ、この条件戦に比べると速いのは間違いないのですが・・・・・・・。
本当はオキザリス賞の過去のラップと比較したかったのですが、オキザリス賞の過去のレースがあまりなく、それ以外に該当するレースも見当たらなかったので、タイム比較よりもここでは出走メンバーのレベルについて少し見てみましょう。
オキザリス賞
1着 アジアエクスプレス その後は芝クラシック路線
2着 ペアン 500万下1着→青竜(OP)3着
3着 トーセンマイティ 500万下2着三回
4着 グラスプリマ 500万下2着
5着 レイヨンヴェール その後出走なし
去年ぐらいから若駒のダート戦を見ているのですが、オキザリス賞で今後もOPを戦っていけるのはアジアエクスプレスは別格としてペアンぐらいだと思います。
トーセンマイティは500万下で2着が三回もあるのですが、その三戦ともにメンバーのレベルが低い。
グラスプリマは自分の力だけで500万下を勝ち切れるかも疑問。
レイヨンヴェールはその後の出走なしでコメントなし。
オキザリス賞組のその後の戦績、レース映像、ラップを見ると、とてもレベルが高いメンバー、時計とはいえないです。
アジアエクスレスはスタートが悪かったですが二番手からの競馬、ペアンは逃げて二着。
この二頭は能力の時計で押し切ったといえるでしょう。
ペアンは青竜Sでもいいレースをしました(青竜S3着)。このレースは500万下を完勝したノースショアビーチ(青竜S1着)アナザーバージョン(青竜S2着)が出走メンバーにおりレベルが高かったと思います。
ペアンを物差しに考えて、アジアエクスプレスの成長も考慮すると、やはりアジアエクスプレスが本命候補になります。
ただ、敢えて危険性をいうとずっと芝のレースを使っていたアジアエクスプレスが、スタートしてすぐが芝でその後がダートになる東京ダート1600mでは馬が戸惑うかもしれません。
ユニコーンSの現時点の出走予定馬をみると、先行馬が多くこの流れもアジアエクスプレスに有利に働きそうですね。問題は相手探しですが、そこまで書ける時間があるかはわかりません(^^;)
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