七夕賞2014予想
マイネルラクリマの連覇なるか?

予想屋マスター
12期 予想歴25年

◎未定 

○ラブリーデイ6着/2人


今週のメインレースは、夏の名物レースとなっている第50回七夕賞である。

第50回七夕賞は、多頭数のハンデ戦ということもあって、波乱が予想される。

そこで、競馬理論の競馬予想では、第50回七夕賞に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。

エプソムカップ組からは2着のマイネルラクリマ(川田将雅)が第50回七夕賞に出走する。

エプソムカップにおけるマイネルラクリマの2着という結果は、最後の直線でディサイファに差されてしまったが、香港からの遠征帰りという点と1馬身以上の差を3着以下につけた点を考慮すると好内容であった。

つまり、第50回七夕賞の競馬予想においては、先行力があって、また福島のコースが得意なマイネルラクリマに高い評価を与えて当然である。

特に、マイネルラクリマが内枠を引いて、ロスのない競馬ができるようであれば、評価を更に上げるべきである。

そして、目黒記念組からは5着のラブリーデイ(川田将雅)、7着のステラウインド(蛯名正義)、9着のグランデスバル(杉原誠人)、12着のアドマイヤブルー(岩田康誠)、13着のアップルジャック(江田照男)および16着のイケドラゴン(石上深一)が第50回七夕賞に出走する。

目黒記念におけるラブリーデイの5着という結果は、前評判の1番人気を裏切ってしまったが、差し馬が上位を独占する展開に対して先行した結果、粘り込んだものであるため、悲観すべき内容ではないといえる。

よって、第50回七夕賞の競馬予想においては、距離の短縮によって先行力を生かせるラブリーデイにも同様に高い評価を与えるべきである。

一方で、目黒記念におけるステラウインドの7着という結果は、好位のインを追走する展開に恵まれたと判断し、レース内容としての高い評価は不要である。

そのため、第50回七夕賞の競馬予想においては、ステラウインドがラブリーデイを逆転するためには、大幅な展開の助けが必要と判断すべきである。

また、グランデスバル、アドマイヤブルー、アップルジャック及びイケドラゴンは、目黒記念における見所のないレース内容を見る限り、第50回七夕賞の競馬予想において高い評価は不要であると判断できる。

そして、ダービー卿チャレンジトロフィー組からは、12着のダイワファルコン(田辺裕信)が第50回七夕賞に出走する。

ダービー卿チャレンジトロフィーにおけるダイワファルコンの12着という結果は、58キロの斤量ハンデを考慮しても見所がなかった。

すなわち、第50回七夕賞の競馬予想においては、福島記念を連覇していることや福島のコースが得意なことを考慮しても、ピーク時からの衰えが見られるダイワファルコンには押さえ程度の評価が妥当と判断すべきである。

そして、メイステークス組からは3着のダコール(三浦皇成)が第50回七夕賞に出走する。

メイステークスにおけるダコールの3着という結果は、内でコースロスのない競馬をさせた三浦皇成騎手の好騎乗と捉えることもできるが、結果としてスローペースで追い込んだため、レース内容としては悪くない。

つまり、第50回七夕賞の競馬予想においては、今の福島のコースの馬場傾向を考えると、内で脚をためてロスのない競馬ができれば、ダコールにおいても好走可能と判断すべきである。

そして、鳴尾記念組からは10着のロードオブザリング(四位洋文)および13着のメイショウナルト(武豊)が第50回七夕賞に出走する。

鳴尾記念におけるロードオブザリングの10着という結果は見所がなかったため、第50回七夕賞の競馬予想において高い評価は不要である。

またメイショウナルトは、鳴尾記念だけでなく、近4走すべてのレースにおいて2桁着順に沈んでおり、負け過ぎであることが否めない。

つまり、第50回七夕賞の競馬予想においては、メイショウナルトが楽に逃げを打つ展開または好位のインを追走するような、イン有利の馬場を生かせそうな場合にのみ注意を払えば十分であると判断している。

そして、マーメイドステークス組からは2着のコスモバルバラ(岩崎翼)が第50回七夕賞に出走する。

マーメイドステークスにおけるコスモバルバラの2着という結果は、50キロの軽ハンデに恵まれたことは確かであるが、牡馬相手の重賞レースでも好走しているフーラブライドに対して、先着したことは立派であるといえる。

そのことから、第50回七夕賞の競馬予想においては、先行力を生かせる展開になるようであれば、コスモバルバラにも注意が必要である。

以上のように、競馬理論の競馬予想では、第50回七夕賞に出走する有力各馬の能力を分析した。

この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第50回七夕賞の最終的な予想を決断する。

競馬理論のファンの方は、第50回七夕賞の予想をお楽しみに。

以下のURLから2013年以前の七夕賞の関連記事がご覧いただけます。

http://www.keibariron.com/database/tanabatasho

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七夕賞2014回顧
メイショウナルトが鮮やかに逃げ切る

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次走狙い:マイネルラクリマ


第50回七夕賞は、小回りの福島コースらしいレースとなって、メイショウナルト(田辺裕信)の逃げ切りで幕を閉じた。

競馬理論の競馬予想では、近4走で2桁着順が続いていたが、先行力を生かせそうな内枠を引いた点を評価し、メイショウナルトに高い評価を与えてはいたが、1枠1番のミキノバンジョー(田中勝春)と競り合いになる可能性を考慮して、本命にすることはできなかった。

レース中、メイショウナルトは内枠を生かして楽にハナに立つと、3馬身ほどのセーフティーリードを保ちながら直線に向いた。

メイショウナルトは、直線にむいても脚色はまったく衰えず、そのまま第50回七夕賞を逃げ切った。

第50回七夕賞におけるメイショウナルトの勝利という結果は、イン有利で、前が止まりにくい馬場から楽に逃げる展開に恵まれていたが、気難しさを出さなければメイショウナルトには力があることを証明した。

つまり、第50回七夕賞以降の重賞レース戦線においても、メイショウナルトが好走するか否かは気分よく先行できるレース展開になるかどうかにかかっていると判断すべきである。

その一方で、第50回七夕賞では10番人気のニューダイナスティ(吉田豊)が2着に入ったことで、波乱を演出した。

競馬理論の競馬予想では、準OP勝ちのときにメイショウナルトを破ったことのある実績と、コースロスのない競馬が可能な内枠を引いた点の両方を考慮して、ニューダイナスティにも高い評価を与えていた。

レース中、ニューダイナスティは中団のラチ沿いを進み、3~4コーナーでも内目から徐々に上位との差を詰めた。

そして、ニューダイナスティは直線で前がガラッとあいた際に内を突き、混戦の2着争いを制した。

第50回七夕賞におけるニューダイナスティの2着という結果は、終始ロスのない競馬をさせた吉田豊騎手の好騎乗であるため、レース内容としては着順ほどの価値はないと判断できる。

そのことから、今後のサマー2000シリーズの競馬予想においては、ニューダイナスティに第50回七夕賞で2着馬となったような高い評価は不要である。

また、第50回七夕賞で1番人気に推されたマイネルラクリマ(柴田大知)は3着に敗れてしまうという結果だった。

マイネルラクリマは、3番手の外目を追走し、3~4コーナーではメイショウナルトを懸命に追いかけていたが、差はなかなか詰まらず、ゴール寸前には内からニューダイナスティに差されてしまい、3着止まりであった。

第50回七夕賞におけるマイネルラクリマの3着という結果は、58キロの斤量ハンデを背負った上に、イン有利の馬場において外目を回らされたため、出走馬の中で一番強いレース内容であったといえる。

つまり、第50回七夕賞以降の重賞戦線の競馬予想においては、マイネルラクリマに対して常に高い評価を与えるべきである。

以上のように、第50回七夕賞は、メイショウナルトの逃げ切りで幕を閉じたレースだった。

なお、第50回七夕賞は、イン有利の福島の馬場状態が結果に大きな影響を与えたことは明らかであり、第50回七夕賞組は、展開や条件次第で着順が大きく入れ替わるはずである。

競馬理論のファンの方は、今後も続くサマー2000シリーズの予想をお楽しみに。

以下のURLから2013年以前の七夕賞の関連記事がご覧いただけます。

http://www.keibariron.com/database/tanabatasho

七夕賞のコースやレースの特性が知りたい方には大変好評をもらっています。

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