菊花賞2014予想
ワンアンドオンリーの2冠制覇なるか?

予想屋マスター
12期 予想歴25年

◎未定 

○サウンズオブアース2着/4人


第75回菊花賞は、イスラボニータが天皇賞へ目標を変えたことによって、ワンアンドオンリーが断然人気になりそうなレースである。

そこで、競馬理論の競馬予想では、第75回菊花賞に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析していく。

神戸新聞杯組からは、1着のワンアンドオンリー(横山典弘)、2着のサウンドオブアース(蛯名正義)、3着のトーホウジャッカル(酒井学)、4着のサトノアラジン(浜中俊)、5着のヴォルシェーブ(岩田康誠)、6着のハギノハイブリッド(福永祐一)、7着のトーセンスターダム(武豊)11着のシャンパーニュおよび14着のスズカデヴィアス(ペロヴィ)が第75回菊花賞に出走することになっている。

神戸新聞杯におけるワンアンドオンリーの勝利という結果は、人気の割にゴール前で迫られてしまい、危ないレース内容ではあったが、一旦交わされたサウンドオブアースを差し返す底力を見せていた。

そのことから、今回の第75回菊花賞の競馬予想において、日本ダービー馬ワンアンドオンリーに高い評価を与えるべきである。

一方で、神戸新聞杯におけるサウンドオブアースの2着という結果は、外によれながらも一旦は先頭に立つ強いレース内容であった。

よって、第75回菊花賞の競馬予想においては、サウンドオブアースにも相応の高い評価を与える必要がある。

また、神戸新聞杯におけるトーホウジャッカルの3着という結果は、残り200mで前が塞がってしまい、外に立て直す不利を受けていたため、スムーズならば差し切っていた可能性が高いとみている。

つまり、今回の第75回菊花賞の競馬予想においては、トーホウジャッカルにも神戸新聞杯の上位2頭と互角の評価を与えるべきである。

その一方で、サトノアラジン、ヴォルシェーブ、ハギノハイブリッド、トーセンスターダム、シャンパーニュおよびスズカデヴィアスは、神戸新聞杯の内容だけを見る限りでは、上位3頭とは差がありそうとみている。

そして、セントライト記念組からは、2着のトゥザワールド(川田将雅)、3着のタガノグランパ(菱田裕二)、8着のショウナンラグーン(吉田豊)、9着のマイネルフロスト(柴田大知)、10着のワールドインパクト(ブド)および14着のサングラス(古川吉洋)が第75回菊花賞に出走することになっている。

セントライト記念におけるトゥザワールドの2着という結果は、

イスラボニータにこそ力負けではあったが、早め先頭で自ら勝ちに行く積極的な競馬をしたため、レース内容としての価値は悪くないとみている。

このことから、今回の第75回菊花賞の競馬予想においては、前残りのレース展開になるならば、トゥザワールドが器用な先行力を生かして悲願のG1制覇を果たしてもおかしくないといえる。

一方で、セントライト記念におけるタガノグランパの3着という結果は、ゴール前でトゥザワールドに迫っていたことから、日本ダービー4着がフロックでないことを示したといえる。

よって、今回の第75回菊花賞の競馬予想においては、実績の割にいつも人気にならないタガノグランパにも注意を払った方がいいとみている。

また、セントライト記念におけるショウナンラグーンの8着という結果は、大外を追い込んだため、着差ほどの能力差はないと判断できる。

つまり、第75回菊花賞の競馬予想においては、外の差しが届くレース展開になればショウナンラグーンも好走可能といえる。

その一方で、マイネルフロスト、ワールドインパクトおよびサングラスは、セントライト記念での見所のないレース内容を見る限りでは、今回の第75回菊花賞の競馬予想において高い評価は不要である。

一方、支笏湖特別組からは、1着のゴールドアクター(吉田隼人)が第75回菊花賞に出走することになっている。

支笏湖特別におけるゴールドアクターの勝利という結果は、行ったきりのレース展開に恵まれていたが、1馬身以上の差を2着につけていたため、力の違いを見せつけたとも捉えることができる。

つまり、今回の75回菊花賞の競馬予想においては、長距離適性を生かしてのゴールドアクターの先行粘り込みにも注意を払う必要がある。

以上のように、競馬理論の競馬予想では、今回の第75回菊花賞に出走する有力各馬の能力を分析した。

この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第75回菊花賞の最終的な予想を決断する。

競馬理論のファンの方は、第75回菊花賞の予想をお楽しみに。

以下のURLから2014年以前の菊花賞の関連記事がご覧いただけます。

https://www.keibariron.com/database/kikkasho

菊花賞のコースやレースの特性が知りたい方には大変好評をもらっています。

予想屋マスターTwitter https://twitter.com/yosoyamaster

予想屋マスター https://www.keibariron.com/


tipmonaとは?

菊花賞2014回顧
トーホウジャッカルが日本レコードで快勝

予想屋マスター
12期 予想歴25年

次走狙い:サウンズオブアース


第75回菊花賞は、1番人気に推されていた日本ダービー馬ワンアンドオンリー(横山典弘)が9着に敗れる、中波乱の決着となったレースだった。

その波乱の第75回菊花賞を制したのは、3番人気のトーホウジャッカル(酒井学)であった。

競馬理論の競馬予想では、不利を受けることがなければ差し切っていたはずの神戸新聞杯のレース内容と内枠を引いて好位のインを追走できそうなレース展開面を考慮した結果、トーホウジャッカルを本命に予想していた。

レース中、トーホウジャッカルは、スタートを決めて好位のインから競馬を進めると、先行馬がバテたことから、4コーナーでは馬なりのまま先頭に並びかけた。

そして、トーホウジャッカルは、直線に向いた後は、内から迫ってきたサンドオブアースの追い上げを凌ぎ切って、第75回菊花賞を制覇した。

第75回菊花賞におけるトーホウジャッカルの勝利という結果は、内枠を引いてロスのないレース展開に恵まれたため、レコードを1秒7も更新した時計ほどの価値はないとみているが、初勝利から3ヶ月後のG1での勝利と考えると、まだまだ上昇の余地があると判断している。

そのため、第75回菊花賞以降のG1レース戦線の競馬予想においても、トーホウジャッカルに3歳世代では相当高い評価を与えるべきであろう。

そう考えた場合、問題は古馬との比較であるが、イスラボニータが天皇賞・秋でどのような走りをするかによって、3歳世代のレベルを判断した方がよいとみている。

一方で、第75回菊花賞では4番人気のサウンドオブアース(蛯名正義)が2着に差し込んだレースだった。

競馬理論の競馬予想では、外によれながらもワンアンドオンリーに迫った神戸新聞杯のレース内容から、サウンドオブアースにも相当高い評価を与えていた。

レース中、サウンドオブアースは、中団のインで折り合いをつけた。
そして、サウンドオブアースは、2周目の3コーナー過ぎた辺りから、内を突いてポジションを上げ、直線でも最内からトーホウジャッカルに迫ったが、結果として半馬身だけ届かずに、2着止まりであった。

第75回菊花賞におけるサウンドオブアースの2着という結果は、コースロスのないレース展開に恵まれたことも確かであるだが、3着以下を3馬身以上も離していたことから、夏場の成長を改めて証明したレースだったといえる。

つまり、今後の重賞レース戦線においては、サウンドオブアースに第75回菊花賞2着馬として相応の高い評価を与えた方がよいであろう。

また、第75回菊花賞では7番人気のゴールドアクター(吉田隼人)が3着に入ったレースだった。

ゴールドアクターは、先行集団の馬群の中で待機して、2周目の3コーナー過ぎた辺りではトーホウジャッカルを先に行かせてじっくりと脚をためた。

そして、ゴールドアクターは、直線に向くとジリジリと伸びてはいたが、結果的に上位2頭には離されてしまったため、3着を確保するのが精一杯であった。

第75回菊花賞におけるゴールドアクターの3着という結果は、コース取りの差を考えると上位2頭とは着差ほどの能力差はないため、長距離のスタミナ比べでの適性の高さを示したといえる。

よって、今後の重賞レース戦線においては、スタミナと先行力を生かせるようなレース展開であれば、ゴールドアクターにも注意が必要と判断している。

以上のように、第75回菊花賞は、トーホウジャッカルの勝利で幕を閉じたレースだった。

今年の牡馬クラシック戦線は全て勝ち馬が異なったように、3歳牡馬世代はレース展開や条件によって着順が大きく入れ替わる大混戦模様であった。

競馬理論のファンの方は、出走馬の実績だけでなく、レース内容なども冷静に考慮して、3歳牡馬世代の評価を下して頂きたい。

以下のURLから2014年以前の菊花賞の関連記事がご覧いただけます。

http://www.keibariron.com/database/kikkasho

菊花賞のコースやレースの特性が知りたい方には大変好評をもらっています。

予想屋マスターTwitter https://twitter.com/yosoyamaster

予想屋マスター http://www.keibariron.com/


tipmonaとは?

最新記事一覧

次の予想をみる >