10期 予想歴17年
◎ブライトエンブレム
7着/2人気
○クラリティスカイ3着/3人
▲アルマワイオリ2着/14人
土曜は完全に馬場を読み違えた形で、雨が本降りだったしかなり重くなった印象。日曜は雨は降らないだろうが時期的にも一気の回復はないだろう。タフな馬場を想定しておきたい。
展開はセカンドテーブルが前走同様ある程度は出して行くだろうが、今回はアクティブミノルが武豊だしハナを主張するんじゃないかと。また土曜メインのリゲルSのように序盤様子を見ながら途中で一気にハナを取り切る形もありえる。いずれにせよ武豊が刻めばそれなりにはペースが上がるだろうし、極端なスローはないだろう。アルマワイオリやコスモナインボールがこの直後を狙い、クラリティスカイや内のネオルミエール辺りもポジションをそれなりには取ってきてこの辺が2列目~好位を形成しそう。馬場がかなり重いので探り探りにはなるだろうが、土曜を見る限りはリゲルSで平均ペースで36秒を超えてくるわけだし、1分で平均的な流れと考えるとやっぱり結果的に速い流れになる可能性の方が高いかな。阪神外回りだし最速地点で11秒半ばぐらいのラップは要求されるだろうがそれでもL1かなり落ち込むだろうし消耗戦への対応力を持つ馬、ペースが早い中から一脚を使ってきている馬を狙いたい。
◎ブライトエンブレムはここ2走からもタフな馬場でのポテンシャル勝負で出色の競馬を見せてきている。新馬戦では開催終盤の府中マイル戦で稍重とタフな馬場状態。ややスローぐらいから13.0 - 12.7 - 12.2 - 12.2 - 12.2のラップ推移で後方大外からジリジリと伸びてL1で抜け出してという競馬。スパッとは切れないが最後まで全くばてない競馬。札幌2歳Sでも同様に完全な平均ペースから12.4 - 12.2 - 12.1 - 12.2 - 12.3と12秒前半を連続させる単調なポテンシャル勝負で大外をぶん回しながらL1まで全く脚色衰えないという怪物的な競馬を魅せた。速いラップを要求されて良さが出る感じではなく、消耗戦で最後までばてないポテンシャルが魅力だし、パワー型血統らしくタフな洋芝でパフォーマンスを上げてきている。正直マイルよりは2000mの方が良いとは思っているが、この馬場状態なら積極的に追走すればそんなに悪くない位置を確保できそうだし、何より最後まで絶対に伸びてくるポテンシャルは今のL112秒台後半に突っ込む馬場状態なら活きてくる。この条件なら積極的に狙うべきかなと。
〇ダノンプラチナはやっぱり前走が強かったからなあ。前走はJC週で時計が掛かっていた状態。その中でペースは平均的に流れていて、それを離れた3列目で追走しながら11.4 - 12.2 - 11.7 - 11.6 - 12.5のラップ推移で突き抜けちゃってるからね。この時期でこの馬場で1:34.3ってのはそれだけでも優秀だけど、しっかりとペースにそれなりについて行ってペースアップして、そこから長く最後まで脚を使って後続を引き離す。かなり強い競馬だったはず。ただ新馬戦で内で包まれながらの競馬がイマイチだったので、その点を嫌って本命にはしなかった。ここでペースが結果的に上がったとしてもついていく基礎スピード、そこからペースを引き上げられても対応できて長く脚を維持できる。この競馬なら今の阪神の馬場でも積極的に狙いたい。
▲アルマワイオリ
大穴でこの馬を狙った。まず前走は結果的にかなりスローになってしまって中途半端な競馬で終始かかってしまった。2列目ポケットで競馬をしていたが3角の下りでブレーキを踏んでも前のスペースを詰めてしまう。12.8 - 12.3 - 11.4 - 11.2 - 11.4と4角で加速する流れでも置かれなかったがそこから最速地点で脚を引き出せなかった感じ。ギアチェンジがある馬で新馬戦が12.7 - 12.5 - 12.0 - 11.3 - 11.5と2F勝負でスッと引き離しての圧勝だし、個人的にはある程度ポジションをとって2列目ぐらいから積極的に競馬をしてほしいが、陣営は2走前が良いと言っているので控える可能性もある。ただ2走前も12.0 - 11.8 - 11.2 - 11.4のラップ推移で2F戦で鋭く伸びてL1も余力を持っていた。3走前はタフな馬場の平均ペースで直線序盤までは見せ場があったし、基本的には加速戦で良さが出ている馬。本音は2列目ぐらいで積極的な競馬をしてほしいが、前走で折り合いを怖がっての糞騎乗だけはやめてほしいかな。鞍上は不安だが馬の素質は高いはずだしタフな馬場でもやれるはず。一発を警戒したい。
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