皐月賞2009予想
潰し合いマッチレースの漁夫の利を狙え ベストメンバー

編集長おくりばんと
08期 予想歴19年

◎ベストメンバー
  5着/5人気

○リーチザクラウン13着/2人
▲メイショウドンタク17着/17人
×ロジユニヴァース
×ミッキーペトラ


最終的なオッズを見た感じでは、買いたいなあと思ったのは、リクエストソング、メイショウドンタク、イグゼキュティヴだった。非常に難しいなあ。

ロジユニヴァースはそこまで抜けているかなあという感じ。ベストメンバーもけっこう売れてしまったなあという感じ。

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+メイショウドンタク
中京2歳まではまったくよくわからない馬だったが、
若駒Sの内容は文句なかったと思う。
あの時期にアンライバルドより1キロ多く背負わされてそこそこ頑張れたのは評価したい。
道中もグリーンベルトに乗ったり、外れたりしていたが、
恵まれた内容ではなく、地力で来たと思う。
スプリングSは変な競馬だったので、あまり深くは追及しようと思わない。
印象的に、すぱっと切れる瞬発力タイプではないように思うので、
スプリングSよりも今回のほうが流れが向くような感じがする。

+セイウンワンダー
タイトなペースを想定しているので、
それならこの馬も。

-フィフスペトル
非常に怖い馬だが、
小型馬の初斤量と距離がマイナスの可能性。


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今時の強い馬って大概が差し馬。
スローペースで脚を溜めて最後にピュっと来る感じ。
しかし今年は違う。リーチザクラウンとロジユニヴァースは違う。
最初からぐいぐい行って、そのままどこまでも止まらないような馬。
今年は3強対決といったって、そんな馬が2頭混じっているからこそ盛り上がる。
本当に楽しみ。
差し合いじゃない。潰し合い。
そんな日本じゃないようなアメリカのような競馬が見られたら本当にすごいだろうなあ
サンデーサイレンスとイージーゴアーのような。
どちらもサンデーサイレンスの孫なのですが。


そんな競馬ファンとしての願望はさておき、
馬券購入者としてはクールに。
トウショウボーイとテンポイントがやり合って、
漁夫の利を得るグリーングラスのような馬を狙いたい。

◎ベストメンバー
この馬にはハイペースの後方一気という明確な勝ちパターンがある。
こういう風に、やることが決まっている馬というのは強いと思う。
その場の状況を見てとか、自在に動くとか、中途半端なことを言っていては、
強い馬を負かし切ることなどできない。
先週のアンプレショニストのように死んだふりから、
わずかな可能性にかけてほしい。
2度の敗戦は中途半端な競馬をしたときに伸びあぐねたもの。
そんなことをしてもだめだと、
後方一気にかけるしかないというのがそれでわかったであろうから、今回買いたい。
寒竹賞も若葉Sも全く同じような競馬だが、ああいう風にはまったときは強い。
前走の2~4着馬はまあまあ強い馬たち、それを外が伸びない馬場で外から差し切った内容はなかなかの強さ。
中山2000という同じコースで勝ってくれているところも心強い。
前がやり合うようなら、同じような競馬をして突っ込んできてほしい。

-ロジユニヴァース
ここまでスンナリ勝ちすぎてきてしまったように思う。
前走も相手が弱すぎたというのもあるし、
強い馬にしてはえげつないくらい、勝ちに拘ったようなレースをして、
とりあえず5000万円GETというだけのような競馬になった。
つまり、今回への糧ということには全くならなかった。
なんだか心配。
ブエナビスタのような絶対的な感じは受けない。

+ナカヤマフェスタ
フットワークが大きいので、
前走のように中山2000のスローの内内で立ち回るような競馬は窮屈そうに感じた。
それでいてまずまずの内容。
この中では貴重な、57キロを背負いこなしたという経験も光る。
ハイペースの経験がないのはとても気掛かりだが・・


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皐月賞2009回顧
ベストメンバーの積極策に思う 皐月賞はダービートライアルか?

編集長おくりばんと
08期 予想歴19年

次走狙い:リーチザクラウン
次走狙い:シェーンヴァルト
次走危険:トライアンフマーチ


ロジユニヴァース
たしかに危ない人気馬だとは思っていたが、
ここまでの大敗を予想していたわけではない。
あれくらいの位置でも前過ぎたのだとすれば、
今回は展開だけで決まったレースなのだろうか?
そこの考え方いかんによっては、次のレースの考え方がだいぶ変わってくるのだが・・・

リーチザクラウン
常識にかからない馬なので、負けるときは大敗することもあると思ってはいた。
ノーコントロールと、こちらに関しては敗因もはっきり。
なので、今回だめだったからといって次からもだめという馬ではなく、
気分良く走れば大激走もあるだろう。
こういう馬と上手に付き合っていくためには、、
次回人気を落とすようであれば狙いたい。
武豊も単騎で行ければ折り合うと言っているので、
そういうときを狙いたい。

トライアンフマーチ
今までの内容からして厳しいと思っていたが、血統馬だけあって成長を見せたのかもしれません。
あとは少し展開も向いたのでしょう。
キョウエイマーチっぽい体をしているように思うので、
どちらかというとダービーより皐月賞の距離のほうが良かったのではないかと思うので。
特に次回狙いたいとは今のところ思っていない。

シェーンヴァルト
出遅れ、折り合い欠き、外外回って、
よくここまで来たものだと思う。
2400が合うのかどうかはよくわからないが、
いつかどこかで必ず良いところがあると思う。

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ベストメンバー
思わぬ積極策だった。
スタートを決めたし、向こう正面でも出し気味で、早めに仕掛けていっていた。
直線入り口では少し前が詰まって大外に持ち出す少々のロスもあった。
死んだふりしていたトライアンフマーチやセイウンワンダーがすっ飛んできていたところを見たときは、
あああこれをやって欲しかったのに、と少し四位騎手を恨んだ。
相手が強いので、勝つ可能性を少しでも引き出すとしたら、こういう自分で仕掛けていく競馬ではなくて、
展開が向くのを待って、死んだふりをしている乗り方のほうがいいんじゃないかと思っていたからだ。

そこへきてレース直後のコメントで、
ダービーの優先出走権が取れなかったことを悔やんでいたところを見ると、もしかしたら、
「最悪でもダービーの出走権は確保したい」という考えがあったのではないかと、頭をかすめた。
もっとも、ベストメンバーはすでに3勝していて、普通であればダービー出走権はほぼ確実なラインだろう。
それにも関わらず、最初に「出走権云々」ということが口を突いて出たのが、
どうにも変な感じがしたのだ。

死んだふりをすると、展開が向かなかったときにはどうにもならない、
いちかばちかのレースになる。
今回のような中途半端な乗り方をすれば、4着以内の確率を上げることはできただろう。
実際、結果的には権利を惜しくも逃したが、直線入り口でごちゃつかなければ4着はあるレースだった。

戦前にはそんなことまるっきり忘れていたが、
皐月賞・桜花賞というのはGⅠなのに、次の優先出走権がかかるという、非常に特殊なレース。変なレース。
実際のところベストメンバー陣営がどう考えていたかは不明だが、
ダービーを勝つために、皐月賞を回避する陣営だってあるくらいなのだから、
皐月賞はトライアルだと考える陣営があっても全く不思議はないわけである。
そういうことも頭に置いておかなければいけないのかなあと、思った。

そして、本当に皐月賞・桜花賞というレースを盛り上げたいのなら、
優先出走権付与はやめないといけないんじゃないかなあと思った。
GⅠくらいはがちんこじゃないと。
でも、そうすると今度は日本ダービーが盛り上がらなくなる可能性も出てくるからなあ、難しい。


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