10期 予想歴17年
◎コパノリチャード
2着/3人気
○サンカルロ13着/7人
▲サダムパテック11着/12人
今週は雨があまり残りそうにないので先週ほどではないと思うがそれでもタフな馬場だろう。21秒を切ってくればいい方のイメージ。展開は内から恐らくフォーエバーマークがハナを主張、大外枠のコパノリチャードが様子を窺いながらもハナを取り切るイメージでここでペースがハイになるだろうと。ハクサンムーンあたりは馬場が悪いと出負けすることもあるし二の足でどこまでカバーしきれるか。距離もあるのでこの辺りをどうとっていくかだが、ハクサンに関わらず前述２頭がペースを作るならハイペースで良いだろう。
◎コパノリチャードはまあこのメンバーならこの馬しか本命据えたい馬がいないでしょって感じ。今年の阪急杯は説明不要の強さ。かなり時計がかかってたい状況で33.8-35.8とハイペースを刻んで11.1 - 11.2 - 11.8 - 12.8と消耗戦に持ち込む逃げて圧倒的なパフォーマンス。パワー型基礎スピードで後続の脚を使わせて、そこを耐えてきたポテンシャルタイプのレッドオーヴァルや上手く立ち回ったサンカルロらをぶっちぎってるわけだから相当強い。まあ一つ言えばこの時期の阪神は結構内が有利ではあったんだけど、それを差し引いてもあの馬場で1:20.7は破格としか言いようがない。宮記念は逆にちょっとイマイチだったし、1200は短いと思っているからこの条件は良い。前走はダートどうこうよりも超高速盛岡道悪の1200ｍ戦が合わなかっただけだと思うけどね。もうちょっと距離があればダートでもやれると思う。ここ２走の不安はなくはないけど、五分に出てハナを意識できるような競馬になればと問題ないだろうと。ここ２走はそれができなかったわけだし、外枠で３角までそこそこ距離があるからこの条件なら多少出負けしてもリカバー利くはず。スタート上手い豊だし、ペースを引き上げてくれる傾向だから大丈夫だろうと。というより他にいない。
〇サンカルロも適性を重視した。それとスプリンターズＳでも基礎スピード不足で最高峰からの競馬になりながらも一脚を使っては来ているから状態そのものも今年は悪くないと思う。この馬の場合は基本的に消耗戦向きのポテンシャルタイプで、今年の阪急杯で11.1 - 11.2 - 11.8 - 12.8のラップ推移で上手く内内立ち回ったとはいえＬ１でしっかりと伸びて２着を確保しているように、流れてくれた方が断然いい。それに内を上手く立ち回ってというよりはロスがあっても早めの競馬を心がけたいポテンシャルタイプなので外過ぎず適度な外目の枠というのもいいだろう。馬場も歓迎できるし、昨年の阪神Ｃは11.6 - 11.6 - 11.3 - 11.5 - 12.0とＬ３で加速するような競馬になり、内枠から馬群の中で直線入りに前が壁の状況だったことが痛かった。展開不向きでパフォーマンスを落としているわけではないので、まあこの条件でこの面子なら素直に。
▲サダムパテック
まあ、正直今回は適性的に微妙な馬が多くて悩んだけど、この馬でも勝負になるかなというようなイメージで単穴に指定。この馬はまずソフトな馬場の方が良いのは間違いない。マイルでも高速馬場で基礎スピードが要求されると甘くなる。その代り、マイル戦でもソフトな馬場で時計がかかる状態なら４走前のように12.2 - 12.4 - 11.7 - 12.2 - 13.1とハイペースの消耗戦で最後に突き抜けてくる感じ。このポテンシャルは一級品。これまでの傾向からも1400だと基礎スピード面で明らかに苦労しているんだけど、タフな馬場でペースが上がって脚を使わされるって感じでもないのは安田記念の内容的に見ても確かで、このメンバー構成でハイペースのずぶずぶ、Ｌ１バテ差しが嵌るならこいつかなあと。
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