14期 予想歴32年
◎キズナ
3着/2人気
○ハープスター5着/1人
△スズカデヴィアス2着/4人
登録の時点で12頭、当然レース当日はそれ以下の頭数で行われる事になる。
少頭数でこの距離という事になれば、おそらく道中ダラ～っとした流れになる。
昨年のジャパンカップの予想で、ハープスターの弱点を暴いてみせた。
内容的にはこんな話である。
ハープスターはレース終盤で他馬に速い脚を使われると脆い。
意外とゴールドシップに似た条件を好む馬なので、当然ハープスターが勝った札幌記念ではゴールドシップも２着に食い込んで来た。
ジャパンカップは勝負所で故障馬の煽りを食らったのは確かだ。
『食らったのは仕方ない、実力負けではない』などという言葉で終わらせてしまっては予想の進歩は見出だせない。
私的にはあの不利を食らわなくともジャパンカップは負けていたし、あのタイミングでゴチャつけば似たような不利を必然的に食らう事を述べておこう。
本来なら外を回って差して来れば問題ないのだが、『それが出来ない』から不利を食らうのである。
スローの流れになると全馬余力を残しているので、早い段階からスパートが掛かる。
すると自らがスパートしたところでポジションを上げる事も出来ないし、外に持ち出そうものなら単にコースロスにしかならない。
だから不利を食らってしまったのだ。
今回は流石に少頭数のレースであのような不利は食らわないとは思うが、ジャパンカップ以上にダラ～っとした競馬になる事だろう。
全馬が余力を残す競馬になる以上、ハープスターのアドバンテージを見出だす事は難しい。
しかしながら気の良さがあり、ゆったりとしたペースでじっと構えられる能力には長けた馬である事も確か。
展開的なアドバンテージは望めないが、不利を受けずに能力を十分発揮出来る環境にあるのも確か。切り捨てるのではなく、２番手評価が妥当だろう。
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