13期 予想歴4年
◎フィロパトール
8着/10人気
○ペイシャフェリス15着/7人
▲ウエスタンメルシー9着/6人
△アルマディヴァン6着/8人
★予想★
天気は良く馬場は軽い状態だろう。逃げ馬が多くハナを何が主張するか。ペイシャフェリスがペースを握るのではと。基礎スピードが高いので、割と厳しいペースを作ると予想して選考していく。
◎フィロパトール
天の川Sを評価。平均速度は60.7km/h。L4からトップスピード持続戦でL2まで高いトップスピードを維持。最高速度は約63.2km/h相当。L1でタイムがかなり落ちているので差し馬有利な展開だったが、先行勢のフィロパトールが0.2秒差をつけての快勝。かなり評価したい。
前走のディセンバーSでは平均速度59.9km/hでやや時計のかかる展開。
2走前の福島記念では平均速度61.0km/hと高速馬場。L4からL1までトップスピード持続戦。L2で64.3km/hとトップスピードの質が問われる展開。綺麗に脚がなくなるようなレース展開ゆえ、先行勢、差し勢は有利不利が大きく出るようなレースではなかったと考える。ただ4Fのトップスピード持続戦だったので、先行はやや苦しい可能性はあった。高速馬場で差しが効きやすかっただろうし。相手も強かったが踏ん張っての4着。
予想通り人気がなさそうなので本命として面白い。
○ペイシャフェリス
ニューイヤーS,市川S,アネモネS。ここらは評価出来るかな。
アネモネSは0.3秒差をつけての快勝だった。L2持続トップスピード戦で持続力はそこまで問われず。L3からL2で急激なギアチェンジが要され、L2では質の高いトップスピードを要求された。瞬発力勝負だったため先行勢が有利の展開。ゆえにここで過大評価は出来ず。
市川Sでは、厳しい流れのポテンシャル戦。質の高いトップスピードが問われるわけでもなく、L1ではかなり落としているため先行勢はかなり不利なレース展開。それでも2着粘り込みと高いポテンシャルを見せた。相手には不満があるという点を考えても、そこそこの評価は与えたいなと。
ニューイヤーSが一番評価したい。そこそこ厳しいペースを強いられポテンシャル戦。L1はかなり大きく落としていて、先行勢は不利の展開。強敵コスモソーンパークには差されてしまったが、タイム差なしの2着。これは大きく評価せざるを得ない。
▲ウエスタンメルシー
初音Sを評価。L3持続トップスピード戦。平均61.1km/h。そこそこ脚を残すレース展開で先行勢有利なレース展開だった。ただし先行勢が全滅だったゆえ、先行勢が弱かったという可能性は大いにある。
高速馬場に対応出来そうで、今回はペースが厳しくなると考えれば、差し勢で勢いのあるウエスタンメルシーを抜擢したい。
人気もそれなりなので中穴候補としては良いだろう。
☆アルマディヴァン
初音Sを評価。レース展開の評価は▲を参考に。ウエスタンメルシーよりも後ろの競馬だったが明確に詰めてきたし、距離延長では怖い一頭。高速馬場にも対応出来ているし、侮ると痛い目を見そう。人気もないので大穴候補といったところだが、今回のメンツなら厳しすぎるというレベルではない。
△スイートサルサ
後方勢では一番スキルが高いと思うが、長期休養、右回りの不安、高速馬場の不安、このあたりがつきまとう。能力的には高く枠も悪くないので押さえたという程度。
△パワースポット
大外枠だが追込脚質なのでそんなに不安はないが、福島牝馬Sの追込勢の不振はちょっと怖い。人気にもなりそうだが、今回はかなりどんぐりの背比べ。これだけ人気を背負うと買いづらい。抑えまで。
近10年(11'新潟開催を除く近9年)の脚質傾向
逃(1-0-1-8)【勝率10.0%】【複勝率20.0%】
先(4-5-5-17)【勝率12.9%】【複勝率45.2%】
差(4-1-2-54)【勝率6.6%】【複勝率11.5%】
追(0-3-1-37)【勝率0.0%】【複勝率9.8%】
近10年,スローペース(14年,9年,5年)の脚質傾向
逃(1-0-1-1)【勝率33.3%】【複勝率66.7%】
先(2-2-1-4)【勝率22.4%】【複勝率55.6%】
差(0-0-0-18)【勝率0.0%】【複勝率0.0%】
追(0-1-1-16)【勝率0.0%】【複勝率11.1%】
近10年,ミドルペース(10年,8年,6年)の脚質傾向
逃(0-0-0-4)【勝率0.0%】【複勝率0.0%】
先(1-2-2-7)【勝率8.3%】【複勝率41.7%】
差(2-0-1-17)【勝率10.0%】【複勝率15.0%】
追(0-1-0-11)【勝率0.0%】【複勝率8.3%】
近10年,ハイペース(13年,12年,7年)の脚質傾向
逃(0-0-0-3)【勝率0.0%】【複勝率0.0%】
先(1-1-2-6)【勝率10.0%】【複勝率40.0%】
差(2-1-1-19)【勝率8.7%】【複勝率17.4%】
追(0-1-0-10)【勝率0.0%】【複勝率9.1%】
上記から脚質傾向だが、先行勢が圧倒的有利。決まったペースに限らず複勝率は40%を超える。
逃げ馬はスローペースで刻めた時だけ非常に優秀だが、少しでも厳しい流れになると全滅傾向。ペースの見極めが大事になるだろう。
追込勢は決まったペースに限らず馬券圏内に絡む事はあるも、白星を得るのは難しい傾向にある。
先行勢で能力の高い馬を軸に考えていく必要があるだろう。
アルマディヴァン(4/20)
「適正距離は1600mのように見えるが」
http://rankeiba.jp/suzume/blog/2015/04/s-2015-1600m.html
幕張S
12.7-11.1-11.5-11.4-11.5-11.8-12.0-12.1
ハイペース戦に近いミドルペースで、トップスピードは一切問われずのポテンシャル特化戦。
馬場はかなり軽め。
1600万クラスで相手も物足りない感じはするが、3角4角で大外を回すも末脚秀逸で白星を得た。後3Fは11.8-12-0-12.1と格段に落ちているわけではないし、長く良い脚を使って差しきったということになるたろう。このレースからポテンシャル勝負のロンスパ戦のような形で良さを出した感じである。トップスピード持続力はそれなりのものだろう。
上がり馬の一頭だが、幕張Sではフロックではない勝ち方から重賞クラスでもそれなりにやれそうで、今は充実期と見て良いだろう。
馬場は軽い方が良く、ポテンシャルが問われたレースが合うだろう。似たような馬にパワースポットという骨のある馬がいるので、どこまでやれるか興味深い。
ウエスタンメルシー(4/20)
「初の1800m,2連勝と勢いに乗っているが」
http://rankeiba.jp/suzume/blog/2015/04/s-2015-1800m2.html
初音S
12.6-11.1-12.0-12.0-12.2-11.3-11.3-11.7
3F-5Fまでやや緩んでL3勝負といったところ。
馬場はやや軽めといったところか。
1600万クラスで相手は物足りない感じだが、大外を回して伸びてきた横綱競馬。
トップスピードの質、持続力、といった総合力が問われる展開で、緩みがある分、基礎スピードに関しては考慮の必要がないかな。緩みや加速が際立つ分、ギアチェンジという器用さが必要なレースではあっただろう。
上がり馬の一頭。初音Sは後半の総合力が問われたレースで強さを発揮。トップスピードの質と総合力がバランス良く高かった。基礎スピードは未知の部分があるのだが、基本的にはポテンシャル勝負にはならない方が良いだろう。重賞クラスで通用するかは相手と展開次第。
馬場は軽い方が良く、ポテンシャルの問われない、トップスピードの質と持続力を活かした展開になれば面白い。
スイートサルサ(4/20)
「能力上位もサウスポーの可能性」
http://rankeiba.jp/suzume/blog/2015/04/s-2015-47.html
愛知杯(D+)
12.7-11.5-13.1-13.0-12.8-12.7-12.5-11.9-11.9-12.3
雨が降っての重馬場。時計のかかるラップとなった。
7Fまではゆったりとしたペースで、L3勝負というラップ。重馬場の割にはL3が11.9-11.9-12.3と優秀なラップで、重馬場巧者が揃ったかなという感じもする。
道悪適正とスタミナが問われたレースで片付けた方が良さそう。
8枠の大外枠となり、無理せずに後方からの競馬。馬場の影響だろうが内にこだわらず外目のポジションで展開した。L1でしっかり差を詰めるも大外を回すロスなどが重なり3着止まりではあったが見せ場は作った。道悪適正は良いね。道悪かつロスの大きいレースをしながらも、あれだけ差を詰めたのだからスタミナは申し分ないね。
ユートピアS
12.3-10.7-11.2-11.3-11.7-11.8-11.2-11.9
5F-6Fはやや緩んでいるが、それでも11.7-と11.8。ミドルペース。
馬場はかなり軽い。
7枠15番と外を回す展開で、3角4角はコースロスが大きかった。
最速地点のL2では差をしっかりと縮め抜け出した。トップスピードの質の高さを見せた。上がり最速33.5秒のケイティバローズを凌ぎ、持続力でも良さを見せた。高速馬場で止まらなかったという考慮は必要かもしれないが。
愛知杯がベストバウトだと思うが、馬場は軽くても重くても問題ないタイプだろう。長期休養というのがややネックかなと。
ユートピアSでは高速馬場だったものの、トップスピードの質の高さや持続力はそこそこ評価しても良さそうだし、愛知杯は真逆で道悪からのスタミナも申し分なかった。特にロスが大きく苦戦する展開であったにも拘らずディアデラマドレを強襲したのは大きな評価だ。スイートサルサ的には重馬場になって他馬のパフォーマンスが落ちた隙を狙いたいところはあるが、あいにく天気は良さそうで。
このメンバーの中なら能力は最上位候補だと思いたい。
不安な点を挙げるならば、生粋のサウスポーの可能性。長期休養。大外枠に入ってしまった時の追込脚質。といったところかな。
パワースポット(4/20)
「中山牝馬Sは良い走り」
http://rankeiba.jp/suzume/blog/2015/04/s-2016.html
中山牝馬S(C+)
12.6-12.0-11.5-11.5-11.6-11.9-12.4-11.8-12.2
6Fまで12秒を切る息が入りにくい厳しい流れのミドルペースで、縦長の展開となった。
3角4角のL3でペースが緩むも全体的に見るとかなりポテンシャルが問われており、トップスピードの質は問われないレースとなった。
馬場はかなり軽めだったかなと。
一番大外枠と条件は良くなかった。スタートは無理せずに最後方につけていった。L3でペースが緩んだところで詰めていくものの、かなり大外を回すコースロスがあった。ポジションの差もあり仕方のない3着だったかなという感じはあるが、強い競馬だったと思う。
そこそこ厳しい流れでの追走力、さらに大外を回すロスがあっても、良さは削がれていなかったはずで、ポテンシャル面ではかなり良いものを見せたかなと。距離は適正だろうし、もう少し長くても問題ないだろう。
京都牝馬S(C)
12.4-11.3-11.7-12.4-11.9-11.7-11.0-11.5
3F-6Fでとそこそこ緩みが発生。L2最速のトップスピードの質が問われたレース。
馬場はそこそこ軽かったかなと。
1枠で内をロスなく走れたが、コーナーでの動きは悪かった。最速のL2でもキレはなく、トップスピードの質で良さを見せなかったかな。
一方、持続力ではそこそこ良いものがありL1では格段に詰めてきた。4着マコトブリジャールに強襲されていたことから、持続力というよりはスピード面の質に課題があると考えた方が無難。
近走はそこそこ走れていると思うし、今回のG3クラスなら状態面だけで言えば問題ないだろう。
京都牝馬Sよりは中山牝馬Sの方が評価は高い。
馬場は軽い方が良く、ポテンシャルの問われたレースが合うだろう。
追込脚質がネックになりそうで、内枠を引いてロスのない競馬が出来るかが鍵。
ブランネージュ(4/20)
「秋華賞4着の実績あるもスランプで」
http://rankeiba.jp/suzume/blog/2015/04/s-2015-4-1.html
秋華賞(B)
12.0-10.7-11.8-11.8-11.7-12.2-11.5-11.7-11.8-11.8
6F以外は全て11秒代と完全にポテンシャル特化戦となった。ペースはミドル。
馬場は並み~軽めだったのかな。
1枠1番でロスのない競馬が出来て、トップとは0.2秒差の4着だった。2着のヌーヴォレコルトにこの着差なら、まぁまぁかなとも思うがそれ以外の面子がやはり一線級とは言いづらく、ちょっと評価しにくいG1ではある。相手関係はやや不満があるものの、レースレベル的には低くないと思うけどね。
ポテンシャル面の良さが出た秋華賞だったが、前走の中山牝馬Sでは、そこそこポテンシャルが問われたが成す統べなく負けてしまったし、エリザベス女王杯でも完敗だ。状態面は明らかにスランプ気味で買いづらい。
オツウ
オメガハートロック
グレイスフラワー
ケイティバローズ
シャイニーガール
ハピネスダンサー
バーバラ
フィロパトール
ブリュネット
ペイシャフェリス
マイネグレヴィル
ミナレット
メイショウスザンナ
リメインサイレント
リラヴァティ
tipmonaとは?