ヴィクトリアM2009予想
背水の陣で予想

たまごたろう
08期 予想歴12年

◎ウオッカ
  1着/1人気

○レジネッタ16着/5人
▲リトルアマポーラ6着/3人
×ジョリーダンス


「結果の出ている条件だし牝馬限定戦。負けられない気持ち」

今日付けの東スポでの武豊騎手のコメント。今年の武豊騎手は1~2月にかけては好調だったものの、その後重賞では見せ場すら作れなくなってしまい、不甲斐ないレースが続いていた。武豊騎手から乗り替わった馬が重賞を制覇したりと、何か歯車が噛み合っていない感じだ。

その辺りは武豊騎手自身が1番理解しているだろうし、そんな現状を打破するためにもここで負けるわけにはいかないという背水の陣の気持ちからのコメントではないだろうか。

ウオッカ自身、府中コースは(3,2,1,1)とほとんど大崩れしていなく、唯一馬券圏外の4着に敗れたレースは一昨年のジャパンカップで、あの当時は順調さを欠いていただけに参考外と見て良いだろう。とにかく府中では安定した強さを見せてくれる馬で、昨年の天皇賞・秋でのダイワスカーレットとの死闘は記憶に新しい。

若干折り合いに難がある馬で、その分ある程度速い流れになるであろうマイル戦は歓迎。昨年はスローペースを後方から行って届かなかったが、今年は前に行きたい馬が揃ったので、スローペースになる確率は低いだろうし、最近では好位差しで結果を出しているだけに、ある程度展開への融通も利く。昨年のように極端に後方からの競馬にならなければ勝ち負け必死だろう。

武豊騎手もここは背水の陣、ウオッカもこのメンバーで恥ずかしい競馬はできないという背水の陣。名手と名牝の意地を見たい。

対抗にはレジネッタ。前走は5ヶ月の休み明け、57キロの酷量ながら最後差を詰めて5着と健闘。昨秋は休まず使っていた影響か着順を下げていったが、しっかり休養を入れたことで立て直しに成功した。1度使われての上積みは当然あるし、ある程度馬場が渋れば父・フレンチデピュティの血が騒ぐ。マイルはベストの条件で、差し脚ハマれば頭まで。

3番手にはリトルアマポーラ。未だに昨年のクイーンCでの強さが印象に残っており、その時と同じ条件の今回は願ってもない。休み明けを叩かれて上昇気配。ウオッカを倒して真の女王を目指す。終い確実な馬で、毎回敗れたとしても着順ほど負けていないのがほとんど。直線が長い府中コースなら終い確実に伸びてくる。

ここに来て安定感が増して本格化気配のザレマ、マイルの舞台には疑問符が付くが、このメンバーなら主役級のカワカミプリンセスまで押さえ。ただ、カワカミは迷走している感じがするんですよねぇ。先行させてみたり追い込ませてみたり…。3歳時のあの強さを見ていた側からすると、もうあの頃の無敵のような強さは戻ってこないのかなぁ…なんて思ってしまいます。

消しはジョリーダンス。この馬のベスト舞台は阪神1400M。マイルでは若干長い気がするし、年齢的にも厳しいのでは。

◎6・ウオッカ
○17・レジネッタ
▲13・リトルアマポーラ
△5・ザレマ
△14・カワカミプリンセス


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ヴィクトリアM2009回顧
こんな競馬されちゃどうしようもないよ。

たまごたろう
08期 予想歴12年

次走狙い:ウオッカ


12.2-10.8-11.7-12.0-11.9-11.2-10.8-11.8

勝ったウオッカは道中は4~5番手、4コーナーでは抜群の手応えで直線へ。武豊騎手が追い出すと素晴らしい反応を見せて後は後続を突き放すだけ。2着のブラボーデイジーに7馬身差をつける圧勝劇を見せてくれた。

逃げたショウナンラノビアが作ったペースは3ハロン目から一気にペースが落ち着く、マイル戦にしてはそこまで速くない流れ。更に前が残りやすい馬場、内有利な馬場の影響か、上位に来たのは皆内枠の先行馬。上位馬は展開・馬場の利があったのかな…といった印象。

しかし、やはりウオッカの強さは別格だった。先行して上がりはメンバー中最速の33,4秒。先行して上がり33秒台の脚を使われては後続は届くわけもなく…。前述のように、馬場や展開に助けられた面もあるが、それだけでここまでの圧勝劇はできないだろう。昨年の安田記念にしろ、この馬のベスト距離はマイルなのかもしれませんね。マイルではパフォーマンスが違います。

今後は安田記念を目標にするそうですが、そこでも特に問題はないでしょう。次は牡馬の強豪も相手となりますが、今日のように先行してあれだけの上がりを使える展開になれば敵はいません。後は極端なスローペースになった時に掛かってしまう心配がありますが(今日も道中少し掛かっていたので)、GⅠしかもマイル戦でそんなことになることはほとんど無いでしょうから、やっぱり安田記念でも逆らうのは危険ですかね。

ただ、やはり府中意外ではパフォーマンスを落としているのもまた事実。府中では絶対的信頼が置けますが、それ以外だと消してこその馬ではないでしょうか。

2着以下での注目馬ですが、2,3着馬は展開と馬場が向いた印象でこのレースだけでは評価できません。4着のザレマは中団から良く差して来たと思います。やはり今がピークなのでしょう。今後も目が離せない存在になってきそうです。5着のジョリーダンスは年齢的に大きな上積みはないでしょうが、今後も牝馬限定戦なら出番があるかもしれません…が、今後牝馬限定戦の短距離重賞がありませんねorz

人気どころも簡単に。6着のリトルアマポーラは先行できたにも関わらず追って案外。この馬、追える騎手がいいのかもしれませんね。福永騎手の場合折り合いをつけること、長距離でのペース判断は抜群に上手いと思いますが、腕っ節は強くないと思うだけに、この馬は合わないのかもしれません。リトルアマポーラは以前は能力の高さで勝っていた(クイーンC等)でしょうが、GⅠクラスになるとそれだけでは足りませんからねぇ…。エリザベス女王杯の時のように追える外国人騎手や地方騎手を配して来た時は狙い目でしょうね。

カワカミプリンセスは8着。3~4コーナーにかけて早めに進出して抜け出しを図りますが、こちらも追って案外。参るの速い流れだと脚を溜められないのかもしれませんね。距離を伸ばして巻き返しに期待したのですが、予想でも書いたように、以前のような強さを感じられなくなっているのが気がかり。ピークは過ぎたんでしょうかね…。

レジネッタは全く見せ場無し。今年の4歳牝馬はどうしたんでしょうか。


以上、簡単な回顧でした(^O^)/ しかしウオッカの強さにはしびれましたね。「府中でしか勝てない」とか「安定感が無い」とか某掲示板などで言われてますが、ウオッカはファンを惹きつける「何か」を持ってますよね。まだまだ活躍してもらって、競馬界を盛り上げて行ってもらいたいもんですね。

ウオッカは強かったですが、突き放された2着以下の評価は微妙なところ。2着以下は次走で判断したいですね。


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