15期 予想歴16年
◎エールブリーズ
4着/15人気
○ダローネガ3着/3人
▲オツウ11着/12人
△レッドアリオン8着/2人
まさに混戦。第3回中京開催の掉尾を飾るマイルGⅢ重賞は、多くの馬にチャンスがある難解な組み合わせとなった。先週の函館記念の予想時に、◎ハギノハイブリッドは前走の新潟大章典で悔しさがあったと述べた通り、穴馬が走る背景には、前走、近走で来てもおかしくない「根拠」があったのに、来れなかった悔しさがあると思っている。その観点から、本レースで最も悔しさが充満しているのは、エールブリーズ。特に2走前の京王杯SCでは前目につけ、見どころ十分なレースをして、前走当然のごとく人気になった。当時、上位人気であったブレイズアトレイルと最僅(0.1秒差)であったのは当馬であったが、より着差が大きいカオスモス(カオスはブレイズとダービー卿CTで0.4秒差)にやられてしまった。そのカオスとエールは実は昨年白秋Sで対戦し、1人気であったのはエールの方であった。こうした隠れたシナリオの絡みから、今回はエールブリーズに文字通り「風が吹く」と信じる。エールは昨年4月のダービー卿CTでカレンブラックヒルと0.1秒差の接戦を演じている。その点からも逆転は可能。ただし、1点、エールは残念ながら脚力が今1つ劣っている。そこが彼の出世を阻んでいる。要はもう少し前にサッとつけられるスピードが欲しい。しかし、差し有利な中京の馬場ならその辺りのところを相殺できないか。なお、7/5のCBC賞で川田JKは同じ鮫島厩舎のマコトナワラタナに乗って、異常走法で大惨敗している。彼には申し訳ない!という気持ちがみなぎっているのではないか(実は私の◎はマコトであった…)。そうしたところからも是非期待してみたい。あ、そうそう、今回人気になるダローネガに、エールは昨年奥多摩Sで圧勝している点もつけ加えておきたい。
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