ききょうS2015予想
現時点(9/26 9:00)での予想

スカイポット
14期 予想歴18年

◎エスティタート
  2着/1人気

○シャドウアプローチ1着/2人
▲ヒルトンヘッド
△マテラアリオン4着/4人


 このレースは指数の高いシャドウアプローチ、マテラアリオンと、水準以上の指数に加え、余力のあったキャリア1戦馬であるエスティタート、ヒルトンヘッドの合計4頭の争いになりそう。

 まず、物差し馬となってきたマテラアリオンについて。マンハッタンカフェ産駒の阪神芝の複勝回収率(※)(76%)を計算してみたところ、芝全体(77%)及び最高指数を記録した新潟芝(100%)や前走条件の中山芝(87%)に比べていずれも低くなっており、若干のパフォーマンスの下落は想定しておく。

※独自の計算方法による。これ以降、全て同じ抽出条件の複勝回収率のデータを紹介している。

 また、シャドウアプローチは函館1200m戦以来で指数変動リスクが大きいが、ジャングルポケット産駒の芝全体の複勝回収率(78%)、函館芝(67%)、1200m(69%)に比べ、阪神芝(89%)、1400m(97%)はいずれも条件良化とも考えられること、ルメール騎手への乗り替わり及び調教時計の良さから、狙いは立ちそう。

 ヒルトンヘッドの前走内容はスピードに任せた逃げを打ち、残り250mくらいで仕掛けて後続を振り切ると、最後は手綱を緩める楽勝だった。追えばまた伸びるという感じはしないが、1400mならまだスピードで押し切れる条件だろう。父ダイワメジャーの芝全体の複勝回収率は79%、新潟芝(85%)と比べ、阪神芝(94%)は若干条件良化と考えられるし、栗坂52.5-11.8(馬なり)という調教は特筆もので、デムーロ騎手であれば無様なレースはしないだろう。

 エスティタートの前走内容は、インで逃げ馬の直後を追走し、手応えが楽なままで直線に入ると、進路がなかなか取れなかったものの、鞍上の武豊騎手に慌てた感じはなく、残り200mでようやく進路を確保し、追い出すときっちりと逃げ馬を捕えた。このレースには、ブンブンブラウ、エキドナ、タンギモウジア、クールマギー、ティノといった、未勝利戦を突破あるいは馬券に複数絡んでいる馬がおり、それなりの水準だったと思われ、そのメンバーに上がり最速で楽勝している点は評価できる。ドリームジャーニー産駒の傾向はまだわからないが、ステイゴールド産駒の芝全体の回収率(87%)、中京芝(62%)、阪神芝(88%)を並べて見れば悪くはないはず。調教内容もまずまず良い。

 指数の低い1200mからの臨戦馬であるグロースハック、ゼットフーリ、タンギモウジア、マイネルボールド、スズカプリズム(上積みリスクはあるがプリサイスエンドはダートのほうに良績)及び札幌1500mで逃げてそれほど楽に勝てなかった初期指数も低いウインムート、キングライオンは割り切って軽視する。


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