プロキオンS2009予想
今となっては懐かしい、ゴールドティアラとエイシンサンルイス

KUROSHIMA
08期 予想歴14年

◎ファルカタリア
  15着/8人気


 芝ダート兼用のファルカタリア。準オープンは芝で勝っており最近は大分芝馬というイメージが強くなってきたが、全5勝のうち芝の勝ち鞍はこの1勝のみ。残り4勝は全てダートであげており、大崩れしない成績からも適性はどちらかと言えば「ダート>芝」と思われる。

 デビュー戦から現在まで勝ち馬から1秒以上離されて負けたことがないほどで、今回は初の重賞挑戦だが、堅実な点が勝ち負けはともかく強敵に反発できそうなタイプに映り、相手強化はむしろ悪い材料にはなるまい。また、芝だと走破タイムに多少限界があるのか多少ジリッぽさが気になるが、ダートならその辺もうまくカバーできる可能性を残している。

 鞍上の太宰騎手にとっても、プロキオンSはかつて寸でのところで重賞制覇をゴールドティアラに阻止された、おそらく相当苦い思い出の残るレース。「エイシンサンルイス先頭、太宰騎手、重賞制覇は目前だ!だが、残念ながら外からゴ…」の珍実況(ラジオたんぱ?)が今でも強く耳に残っていたりするのだが、挑戦者として追う立場の今回はそんなことも気にはならないだろう。これまた珍しい関東馬とのタッグだが、人馬ともに初重賞制覇のチャンスとみた。


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