マイルCS2015予想
この時期の馬場操作には十分に注意せよ!

夏影
14期 予想歴32年

◎ヴァンセンヌ
  14着/6人気

○イスラボニータ3着/1人
▲アルマワイオリ11着/18人
×クラリティスカイ
×ケイアイエレガント


マイルCSの傾向は実に簡単なもの。

『極軽のキレVSクラッシック級の体力』

毎年このどちらかで決まるのが常。
過去10年の勝馬で言うならば…

前者は
2014年ダノンシャーク
2011年エイシンアポロン
2010年エーシンフォワード
2008年ブルーメンブラッド
2005年ハットトリック

後者は
2013年トーセンラー
2012年サダムパテック
2009年カンパニー
2007、2008年ダイワメジャー

前者の線で攻めるなら、アルビアーノ、ヴァンセンヌ、ダノンシャーク、フィエロあたり。
後者ならば、イスラボニータ、ロゴタイプとなる。

この2タイプに属していない『極軽系の先行馬は、バッサリ切り捨てられる』という事でもある。

この2タイプのうちのどちらが勝つか?は、実はJRAの馬場操作によるところが大きい。
良くあるパターンは、"エリザベス女王杯の週は芝丈を長めに残して摩擦の高い馬場にしておきながら、マイルCSの週に思いっ切り短く刈って超高速馬場に仕立てる"といったパターンだ(笑)。
『(笑)』と書いたが実は笑い事ではなく、あまりにも極端に馬場が変貌を遂げる例が今までに多々存在する。
レコード決着になるような馬場になると、極軽系のスピード適性が完全に優位に立つのでこの馬場操作には警戒が必要だ。

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芝丈は先週と同じで、野芝10~12㎝、洋芝12~16㎝。
おそらく摩擦の高い場所だが、Cコース開催になり馬場の悪い箇所がカバーされた。
イン側で競馬が進められる馬に有利に働いて来そうだ。
摩擦が高ければ距離短縮組がより有利に働くと読み、天皇賞組を上位に取りたい。

馬券は当然イスラボニータ中心が基本だが、敢えてヴァンセンヌを本命に推してみたい。

◎①ヴァンセンヌ
未だ精神的に集中出来ていない状態が続いているが、前走で救いなのはレース前半で"掛かった"ように、『闘志が健在』である事。
闘志がコントロール出来ていない状態であるならば、それが可能な環境を整えてやれば良いだけの話。
2000→1600㍍の距離短縮のペース激化ステップにより、正に理想の環境になったと言えよう。
加えて最内枠に入り、馬ゴミに入れて集中力を生かす競馬がしやすい環境でもある。

○⑤イスラボニータ
◎と同格の評価で、相手にイスラボニータを推す。当然この馬の単勝もしっかり押さえておきたい。
古馬クラッシック路線からの路線変更で、精神的な新鮮味が他馬とはまるで違う。

▲⑥アルマワイオリ
馬場、レース内容ともにタフな競馬が期待出来る事から、パフォーマンスアップが見込める。
比較的内側の枠を引き集中力を生かせる環境にもある。
前走の内容を無視して評価を上げてみたい。

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土曜日のアンドロメダSは道中スローといえど、オープンの良馬場の2000㍍で、2.00.6は掛かり過ぎ。
読み通り摩擦の高い馬場という評価で良いだろ。


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