15期 予想歴10年
◎ショウナンパンドラ
1着/4人気
○アドマイヤデウス16着/10人
▲ヒットザターゲット13着/14人
△ラブリーデイ3着/1人
×サウンズオブアース
展開としては、良い意味でも悪い意味でも"アテ"にできないゴールドシップがいるので非常に読みづらいものの、
例年のジャパンカップの傾向から順当に考えれば、スローからのロングスパートに張るのが妥当かなと。
逃げたい馬がこれといって不在、近年の重賞の傾向からも、実質的なペースはそれほど上がりそうもない。
ゴールドシップだが、先行するにせよ後ろからにせよコーナーで仕掛ける展開が理想だろうし、そうなればこの展開にも拍車が掛かる。
府中の直線をフルに生かした、超ロングスパートを想定して馬券を買いたい。
◎ショウナンパンドラ
ラブリーデイ程ではないにせよ、この秋の充実度は目を見張るものがある。
宝塚記念時からはここ二走でパフォーマンスをグンと上げてきているし、ロングスパートの展開は大得意。
特に前走はラブリーデイが展開的にも嵌った中で、上位を飲み込まんとする伸びは脅威。ラストが落ちてくればこの馬の出番であろう。
ここは上位に不安の多い馬が多い中、この馬が適正的には最も信頼できるという意味で軸。
○アドマイヤデウス
穴からは二頭。まずこの馬だが、前走天皇賞秋はあまりにも不憫だった。
大外枠で、直線は更に馬群から2頭分くらい外。
ここから仕掛けの遅い競馬で、まともに追い始めた頃には体勢は決していたが、
最後までジリジリと伸びて片鱗は見せていた。内枠が理想だったがジャパンカップでは前走ほど気にはならない舞台だし、内に切り込む意識が強い岩田(そろそろ復活しないかな)。ここは期待したい。
▲ヒットザターゲット
もう一頭はこの馬。GIではいつも足りない馬の印象なんだけど、前走は驚きのパフォーマンス。
本来は高速馬場巧者だったが、歳を重ねて幅が広がってきた。これならGIでも、と思わせる内容であった。
仕掛けの早い競馬は大歓迎で、想定する展開ではショウナンパンドラに次いで脅威となる。
内に入り込んで、ズドンを期待しての単穴評価。
△ラブリーデイ
ただしコーナーで早々にペースが上がった場合、甘くなる懸念は払拭できない。
今回はゴールドシップがそういう競馬を敢行してきそうな限り、宝塚記念のようにはいかないだろうなと。
枠は絶好でこれならロスなく運んで上手く出し抜けそうであるが、その点を憂慮しての連下評価とする。
以下押さえとしては、
イラプト
ミッキークィーン
ゴールドシップ
ラストインパクト
を。
△ミッキークイーン
前走のようにハイペースに対応でき、スローでもロングスパートで最後は落としてくる展開なら差してくるという渋とさが身上。
ラブリーデイとは適正の差でこちらを上にとりたいということで、連下評価とする。
△ゴールドシップ
展開のカギを握るのは、なんといってもこの馬。
早め先頭が適えば府中でも走ってもとは思うが、そのためには条件が付く。
①まず序盤のポジションだが、二の足がお世辞にも速くないこの馬にとっては出遅れ癖がネックになる。
出遅れて内枠では確実に位置は取れないし、中途半端に出たとしても包まれるリスクはある。
②次にペース。序盤のポジションは中盤以降に取り戻すことになるが、何処かで緩みがなければ当然取り付くことが出来ない。
ペースが緩んだ時点で捲くるという騎手の手腕が問われる難儀な馬である。馬場も渋った方が取り付くタイミングを取りやすいだろう。
③仕掛けのタイミングだが、瞬発力の無さを補い、無尽蔵なスタミナを生かすためには早ければ早い方がよい。
他の馬がバテてもこの馬だけはワンペースで走り続けられることがこの馬の強みであるので、出来れば直線前に先頭に立つくらいが望ましい。
④最後に、①③に関連して枠順。この馬は絶対に外枠の方がよく、理由は前述の通り、包まれては捲くってレースを動かすこともできないから。
従ってこの馬を買う条件は、外枠、高速馬場でないこと、そしてペースに淀みができること。
今回はこの枠では押さえざるを得ないかな。馬券としては府中だからといって外すことはできないと思っている。
tipmonaとは?