10期 予想歴19年
◎ロワジャルダン
5着/2人気
○クリソライト4着/4人
▲トップディーヴォ8着/8人
阪神は水曜日に降ったというのもあって金曜までには稍重まで回復。明日も天気は良いので普通に両馬で回復するだろう。流石に多少は水分も含んでいるだろうからパサパサまでは行かないが良馬場で。
さて、今回めちゃくちゃ展開面で悩まされることになった。結果的にはハイで決め打つことにしたんだが、この枠の並びだとどう転ぶかは一歩目だけでもガラッと変わってくるかもしれない。ゲート自体、二の足共にそこまで速くはないクリソライトが最内、そしてゲート、二の足が速いショウナンアポロンが大外8枠。普通ならクリソライトにとっては苦しい条件なんだが、幸いというべきかすぐ外は追込みのサージェントバッジ、更に2枠の2頭はどちらもある程度流れてほしい馬なので、この2頭はクリソライトにレースを作ってもらって内のスペースを活かせる方が良いし、そこまで出が速くもない。 3枠は追込み2頭、4枠も追込み馬で5枠がアウォーディーなわけで、マイネルクロップも近年は行けていない。先行できそうなのがせいぜいローマンとソロルの6枠まで外に入るわけで、しかもローマンもソロルも速いわけではないし外からショウナンの切込みを受けながらとなる。それにショウナン自体恐らく前回はスローの逃げに持ち込めたので良かったがハイペースで飛ばしていいとも思っていないので、ここまで外枠だと番手競馬もあり得る。この条件を考えると多少出負けしてもクリソライト川田が行く気さえあればこれがハナを主張できるとみる。そうであればペースが必要以上に落ち着くこともないだろう。49秒台には入ってくる可能性は考えつつも一応48.5-12-50で1:50.5前後辺りを想定しておく。基礎スピード戦になる可能性が高いかなと。
◎ロワジャルダンは単純に昨年のチャンピオンズS、今年のフェブラリーSの内容からも現時点ではダートのマイル~中距離路線では最上位の一頭に入ってくるとみるべきかなと。それとフェブラリーSでは高速ダートではあったが46.1-47.9とハイペースの中で12.0 - 12.3 - 11.9 - 11.6 - 12.1と中弛み気味になった3角でブレーキ、4角で外目に誘導しつつもすぐには前を向けずに直線に入ったが加速の段階でしっかりとスムーズに動けていた。L2の最速地点では流石にもう一段階脚を使ってきたモーニンに離されたがここで2番手に上がったし、L1出は外差し強襲の餌食にはなったが僅差。相手もノンコやベストウォーリア、ここにいる高速巧者のアスカノロマンといったところだった。マイルで包まれてもしっかりと反応して動けた辺り総合的な力をつけてきたというのと、これなら内で我慢する形でも極端でなければ対応可能だろうと。外のショウナンがトウショウフリークを行かせての番手で切り込んでスロー気味という展開も考えたのは考えたけど、前述のとおりで流石にクリソライトがこの枠の並びならハナを取り切る公算が高いだろうと。相手関係を見ても流れた時に内からしっかりと立ち回ってしぶとくポテンシャルで突っ込んでくるタイプ。チャンピオンズCの相手もノンコやサウンドトゥルーと最上位勢。アウォーディーと比較して基礎スピード面の不安がないのも大きいのでここは素直に。
〇クリソライトは枠だけ見た時に不安に思ったが枠の並びを見るとハナを切りたいショウナンアポロンが一番外に入ったので、これだけ内外の差が合って5枠までは先行できそうな馬がいないという並びなら素直にハナを取り切れそうかなと。この馬の場合日本テレビ盃でもそうだが47.2-50.3とハイペースの流れを作ってもやれる馬だし、帝王賞でも59.9-62.8とかなりのハイペースから12.1 - 12.0 - 12.1 - 12.8 - 12.5 - 13.4とポテンシャル戦で結果を残してきた。厳しい流れでこそなのは間違いないしJBCクラシックみたいに内で置かれる形になると厳しい。この条件でハナを切れれば主導権は確実、基礎スピード的にもこのメンバー構成なら最上位。上手く主導権を取って最低でも48秒台の流れに持ち込めればというところ。逃げられるかどうか、逃げられないにしても外に出せるかが焦点だったが、これなら大丈夫だろう。
▲トップディーヴォ
この馬は二桁人気の穴馬だが今回は噛み合いそうな条件。一度京都1800のハイペースで崩れているのだが、この時は16番枠から前半の1~2角から終始大外を回される最悪の展開だったし、淀みない中で大外を回ってばてていなかったというだけでも評価に値する。ただ、この馬は3走前に準OPを勝ち上がった時に、阪神1800で49.5-49.7と平均ペースから12.3 - 11.9 - 11.7 - 12.3 - 12.7 - 13.0とロンスパの流れの中で中団の最内から追走しながらもしっかりと置かれずについてきて直線でもしぶとく伸びて強敵を撃破できている。阪神は4角が結構急なので内で置かれることが多いがここでついていけてかつ前に馬を置いてキックバックにも対応できていたのは大きい。内内で立ち回りながらも前掲ラップならしっかりとついていけているわけなので、今回の条件で内に目標にできそうな馬が多数いる、内の2頭は追込み馬でかつ外差し・捲りタイプなのでこの2頭は恐らくいなくなるだろうから早い段階で2枠の2頭の直後あたりを狙えればチャンスは出てくるだろうと。時計的にも4走前は道悪だがそれでも基礎スピード面をクリアしながら外から動いて勝ち切った。後半勝負よりも前半ある程度脚を使う競馬に対応できていて時計的にもこのメンバー構成ならチャンスはある。
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